木屋原農園


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農園TOP

城主前垣?

(20171031)



寒い。氷点下にはならなかったが霜が降る一歩手前だ。

霧が立ち込めていたので放射冷却を免れたようだ。

稲刈りが残っているが今日で10月が終わる。

我が家では前代未聞。町内でも数例しかない。

田んぼは数時間おきに排水ポンプを回しているがコンバインが入れる

状態になるのは当分先だ。

稲穂は籾に包まれているので氷点下でも大丈夫だが

刈り遅れになっているのは間違いない。

雑草の種のように自然に枯れて土に落ち来年の春を待つわけにはいかない。

収穫しないと一円にもならない。

来月前半は天気は良さそうだ。田んぼも硬くなるだろう。

週末東京見物に行く。その前に稲刈りは済ませたいが

遅れついでに帰ってからするのもありかと思う。

刈り遅れがどんなことになるのか町内誰も興味深々だ。

平静を装って東京見物に行くのもいいだろう。


写真の山は伐採が済んで業者が引き上げた。禿山が残ってオーナーは持っている価値がないので

隣地の僕に買わないかと打診があった。

値段は言わないが高額な話ではあった。

山の木がどのぐらい価値があるのか計算する術はないし持ち合わせもないのでお断りした。

買った人に儲かったでしょうと話したらまんざらでもなかったようである。

右側の僕の山も面積は少ないが何十年先にはそれなりの価値が出るかと思えば少し元気が出る。

禿山の実測面積は5ha、昔ここに城があったという。

価格もタダ同然で城主になれると思えば安い買い物か。

植林して100年後の子孫に木を残すか。

今時植林をするという話は聞いたことがない。そんなもんイランと声が聞こえてきそうだ。


異常気象

(20171030)



今朝も雨が降っていた。例年の倍の雨量があったという。

こんな状態が続くのは異常気象でなく異常なことが通常気象になったということか。

秋晴れが1週間続いても田んぼは乾きそうにないので排水ポンプの出番となった。

排水してもコンバインが快適に稲を刈れる状況にはとてもならないが

何もしないよりはましということで今から田んぼにポンプを浸ける。

最後の最後クローラを酷使することになるのでシーズン終了後は

クローラーを張って遊びの調整をしないといけないだろう。

来年からは9月の初旬から稲が刈れるよう品種や田植えの時期を

検討する必要がありそうだ。


瀬戸内コラトゥーラ(魚醤)

(20171029)



タンクは大きな荷物だが中身がないので楽々走れた。

取りに行ったのは魚醤を溜めておくタンクだった。

説明を聞いたのだがどの過程で使うのかはよく理解できなかった。

使っていると劣化して割れると大変な損失になるので

ある程度経年したら取り換えるため不要になるのだそうだ。

オーナーといろいろ話したが「海と山」今後も交流していこうということになった。


魚醤という高級品をお土産にもらった。

原液を舐めさせていただいたが超濃厚な味だった。

楽天もアマゾンでも販売している。

僕らがたまに食べるアカエイも魚醤になっていた。

これも超高級品だった。

https://colatura.jimdo.com/


原液がどんなに高額なものか想像を絶する。

製品名は「瀬戸内コラトゥーラ」会社名はオーナーの名前の宇佐川株式会社。

本業は猟師と醤油屋さん。猟師にも興味があるそうだ。


僕らが行くことのない高級な所で使われるという。

お返しに何がいいかと考えたが海端だがお米は身近にあるという。

海端にないものはリンゴかなと思う。


魚醤の搾りかすは肥料になるという。

トマトなどに使うと糖度が増すらしい。

米にも海の塩で食味が良くなるというのは聞いたことがある。

山には牡蠣殻や海水などの海のものを入れると作物が良く育つし

美味しくなるのは過去の経験で知っている。

搾りかすは肥料として再利用させていただくようお願いすることにした。


残り3枚

(20171028)



昨日で他の集落の稲刈りは済ませた。

残り3枚(0.95Ha)が残ったが天候が悪く当分稲刈りになりそうにない。

倒れていないので気分は楽だがここまで来てシャキッと立っているということは

収量は期待できないのが悩ましい。

畔草を刈って久しい。このままではコンバインの周囲刈りが難しいので

久しぶりに草刈り機を出して畔草の草を片付ける。

今時草刈り機を使うのは珍しいに違いない。

右側は国道なので注目の的になるだろう。


ネットで大きな水タンクを落札した。

天気が悪い間に山口まで取りに行くことにした。


雲海

(20171027)



昨日は最大の難所の稲刈りをした。

倒れて穂が水没したところなので藁が腐り穂は発芽している。

全部がダメではないので挑戦したが何度もトラブルになってコンバインがかわいそうだった。

農機具屋さんが見かねたのか新人の稲刈り研修という名目でデモ用コンバインで

条件の良いところだけは稲刈りを済ませてくれて大助かりだった。

今日手前の田んぼを1枚を済ませて僕の家の田んぼに帰る。

ここを含めて残りの田んぼは4枚、面積は1.2Haになった。

幸いなことに僕の田んぼの稲は倒れていない。

一点の明るいニュースだ。

順調に行けば稲刈りは3日で済む日程だが思うようにいかないのが百姓の悪いところだ。


朝寒くなったので霧が出るようになった。

新聞にも載っていたが雲海の見ごろの季節がやってきたようである。

吾妻山から見下ろせば比和の里も瀬戸内海のように見える。

写真は撮ったことはないがあの感動は忘れることはない。


この時期まで稲刈りをしているのは人生初のことである。

楽しんでやりたいが反省することばかりだ。


天気は明日から下り坂。明日は乾燥機にため込んでいる酒米の籾摺りをする。

天気が回復する来週は稲刈りの最終コーナーが見えてくる。


刈り取り部オープン

(20171026)



噛みこんだ藁を鎌で短く切って一本々ラジオペンチで抜いていく。

隙間ができるとごっそり取れるようになる。

奥歯のものがとれたような感じで気持ちいいい。

最近のコンバインは刈り取り部がオープンになるので作業はしやすくなった。

台風が来る前に濡れた稲を刈ったので選別胴の中ははしかが張り付いて

とても稲を刈る状態ではなかった。

台風でシートがめくれて雨を被ったのが追い打ちをかけた。

どうにもならないので農機具屋さんの応援を受けて

ようやく昼過ぎから稲を刈り始めることができたが

稲が倒れていて下敷きの藁が腐り通常の作業効率の

半分もコンバインの能力は出せなかった。

今日も同じような田んぼが続く。

早く倒れたところは刈り取り放棄しなければならないだろう。

会社で言えば不良債権処理、損切というところか。


順調に行って残り4日。また台風が来るという。

来年もやる気満々だが酒米の倒れない品種を選定しないといけないだろう。


プロ野球には興味はなくなったがドラフトは気になるところだ。

作業の合間にネットを覗いてみようと思う。


カサが開いたナメコ

(20171025)




神辺に肉を持っていく前にナメコのところに行って見た。

取り遅れになっているが食べれないことは無いので持っていくことにした。

収穫祭まで保存はきかないので洗って水分を切り冷凍するようアドバイスした。

冷凍のまま入れれば使えるはずだと思う。


ここの榾木は20本近く植菌したが5本程度しか成功しなかった。

全部まともなら販売すればいいほど収穫できるが数年ごとに少しづつ更新していけば

毎年切れることなくいただけることになる。

スーパーに行けばいくらでも手に入ることだが僕は自家栽培にこだわっている。


今日から稲刈りを再開したいが排水がうまくいかない。

一度田んぼの中をコンバインが走ると著しく排水が悪くなる。

田んぼの土が締まって排水が悪くなるといわれている。

稲刈り途中の田んぼは後回しにして新しい田んぼに入ることになりそうだ。

当分秋晴れは期待できないが無理をしないよう今日から稲刈りを再開する。


台風被害

(20171024)




休暇村に着いたら屋根の上に何か乗っているなと思ったら

台風被害で北側の屋根がめくれていた。

建てて40年、こんなことになったのは初めてのことだと聞いた。

差し向きは鉄筋構造の屋根なので支障はないが

業者が復旧方法を検討していた。

コンバインのシートも北側からめくれた。

今回の台風は北からの風が一番強かったようだ。

道路は倒木などもなく支障なく走れた。


紅葉は今一で大規模林道からの眺めは沿線の立木が大きくなって

昔のような感動はなかった。

来たことのない年寄りは多くそれなりの遠足気分は味わってもらえたようだ。

吾妻山の山頂付近の紅葉を撮ったが雲があってこれも今一。

紅葉シーズンは始まったばかり、当分楽しめそうだ。




神辺から11月の収穫祭に使うイノシシの肉を頼まれている。

今日も稲刈りにはならないので持って行こうかと思う。

帰る途中温泉もあるので骨休めをして明日からの稲刈りに備える。


台風一過

(20171023)




今朝コンバインを見に行ったらビニールがめくれていた。ビニールのハトメをロープで

縛っていたが北寄りの風をはらんでハトメがちぎれたのだろうと思う。

ハウス農家は強風でかなりの被害が出たようだ。

僕のコンバインは中が錆びる前に使えば問題ないので

雨ではしかが落ちてさっぱりした感じになった。

川も増水しているが雨が止んだのでこれ以上のことにはならないだろう。


今日は敬老行事。吾妻山の紅葉を見に行く。

少し早いように思うが高い山なので想像以上に紅葉が進んでいるかも知れない。




もう寝る

(20171022)




想定以上の激しい」雨が降っている。

米作りの途中であれば恵みの雨になるはずだが収穫前では

大変な惨事になる。

さっさと過ぎ去ってほしいが明日の朝まで厳しい状況が続くだろう。


明日は敬老行事で吾妻山登る。紅葉はまだ早いがお年寄りは紅葉より食欲だろう?

僕もご相伴にあづかる。

田んぼのことを考えると滅入る。選挙結果はどうでもよくなったのでもう寝ます。

(実は農業政策も年金も何処が勝とうがどう変わるのかさっぱりわからないのが現状だ)


画像は何としても欲しかったカープ優勝のビールかけのTシャツ。

サイズがXLしか手に入らなかった。

重ね着の上に着れば飲み会の余興にはなるだろう。

みんな持ている訳ではない。どこかの飲み会に着ていけば喜ばれるだろう。


更新は夕方

(20171022)


今日は投票日のため更新は夕方します。

今回の選挙は激戦なのか比和では選挙カーは見かけなかった。

都市部で勝負が決まるからだろうと思う。

どこが勝つか興味深々だ。


工作

(20171021)




籾運搬コンテナはスイッチや安全装置の基盤が壊れただけなので

モーターに電源を直結にすれば使える。

ただしオーバーフローとかのトラブルにはいちいちコンセントを抜くことになる。

これではいけないと思いネットでスイッチを買った。

スイッチの入口までコードが丁度良いようになるのには試行錯誤したが

最後は奇麗に収まった。素人にしては上出来だろうと思う。

これで籾の出具合を見ながら排出作業ができることになった。


今朝は寒い。カープは負けたので余計に寒い。

稲は大丈夫かと思うが心配しても始まらない。

明日は選挙、月曜は敬老行事、火曜日は晴れ予報だが稲刈りにはならない。

当分休憩と割り切って雑用を済ますことにした。


コンバイントラブル

(20171020)




藁をくわえ込んだままシートをかぶせていたコンバイン。

奥にある藁は完全に固着していてビクともしない。ペンチや鎌を持ってきて

藁一本から外さないと動かない。

今日は曇りの予報なのでコンバインの復旧から始める。


昨日は何もしないで買い物をしたりぶらぶらした。昼寝もしたし優雅な暮らしだった。

なまけ癖がつくようで心配になった。

乗用車は一か月に一度は30分以上動かすようにとのことなので

車の維持管理には丁度よかったのかもしれない。


夕方からはきっちり食卓に座り杯を片手にカープを応援したが残念だった。

今日あたり重ぐるしい空気を一新してもらいたい。


残り田んぼ10枚

(20171019)




昨日は午前11時から5時まで休憩もせずに頑張ったが結局写っている範囲しか

稲刈りが終わらなかった。

日が差したのは朝の一瞬だけで一日中曇っていた。

稲が乾かず倒れているのでコンバイントラブルの連続だった。

ところどころ藁の山があるのはトラブルのたびにコンバインを止めた跡である。

倒れて籾が水没したところは発芽してしまい

それを刈り取らないよう操作するので余計にトラブルになった。

挙句ライスセンターではコンテナが故障した。

コンテナから籾が出ないので泣きっ面に蜂だった。

籾が濡れているのでモーターに負荷がかかったからだろうスイッチ類の基盤が壊れた。

コンテナは鉄の箱なので修理はきくが基盤となれば

部品は遠の昔製造中止で在庫はない。

一般人ではどうにもならない部品だ。

三相モーターは生きていたので電源直結で籾を排出して何とかしのいだ。

稲刈りは快晴の時するものだと改めて思った。

ということがあってカープの試合は観戦したが勝利確定まで起きていられなかった。

得点場面だけは見ていたので今朝も雨が降っているが気持ちは晴れやかだ。


台風が過ぎて水が落ちるまで当分稲刈りにはならない。

山に登りたいがそんな元気なし。

焦ってもどうにもならない。

自宅保管のコシヒカリの色選別をすることが残ている。

今は米を通路に積んでいるが

選別を済ませてようやく冷蔵庫に保管ができる。

入庫までは一日かかるだろうが時間は十分ある。

晴れるまで雑用を済ませてぶらぶら過ごすのも楽しい時間だ。


ナメコづくし

(20171018)




あきさかりの出荷検査は出荷する人が少なくて10時までには済んでしまった。

どの農家も先週で後片付けをして出荷を済ませたのだろうと思う。

稲刈りを残しているのは町内で5人くらいになった。

出荷が終わってゆっくりしようと思ったが時間があったので色選を打診してみた。

2人手伝うので昼からやろうということになった。

100袋を午後2時から始めて終わったのは7時になった。

色選をする能力は奇麗な米なら時間当たり30袋以上処理するが

品質が悪かったので供給量を下げて処理した結果時間がかかってしまった。

僕は米袋をパレットに積む係をしたので

リフターが補助はしてくれるが3トンは持ち上げたことになる。

良い運動になったことは間違いない。


天気が芳しくない。台風も来るようだ。今日は晴れ間があるようであれば

少しでも稲を刈りたい。


朝ナメコの榾木に行って見た。順調に大きくなっている。

明日あたりが採りごろか。

家の前にも行って見たがハタケシメジは終わって、ナメコはもう一回楽しめそうだ。

当分ナメコづくしが続きそうだ。


復活

(20171017)




ハタケシメジのシーズンは一か月前に終わったはずだが最近の寒暖でまた生えてきた。

ついでに近くのナメコも復活した。

ナメコは去年から何度もこれが最後かと思っていたので復活も最後になるかも知れない。

近年植えたナメコが気になるので行ってみたら2か所は雑菌が回ってダメになっていた。

一度ナメコの菌が回ると雑菌には勝つはずだがどうしたのかはわからない。

一か所は小さな芽がたくさんあったので今週末あたりから当分楽しめるだろう。


今日はあきさかりの出荷日。稲刈りは10日に済ませたので籾摺りをが済むまで一週間かけた。

出来高は8俵半、目標は9俵だったので

出雲弁でいう「チョンボし」少なかったがコシヒカリの半作に比べれば

今シーズンの大功労者になった。

これからトラックにパレットごとフォークで積んで集荷場に行く。着けばフォークで下ろしてくれる。

昔は一袋ずつトラックに積んで集荷場に着いたら下ろして検査していた。

数量は少なかったが半日仕事で他人のも手伝うので若かったが

疲労が半端でなかったことを思い出す。

今では米の出荷検査が一番楽な作業になった。


今日は晴れ間が出るようだがこの天気では当分酒米の稲刈りはできない。

頼まれている色選の作業をしようかと考えているが

いきなり持ってくるように言っても迷惑だろう。

やっぱり今日は昔で言う半ドン(昔の役所の土曜日)にしようと思う。




代掻きグランド

(20171016)




会場の背後は一昨日載せた福田頭。雲がかかって頂上付近は見えない。

手前は駐車場。

これを写したのは終了間近だったがほぼお客さんはいない。

左に止まっている関係STAFの車のほうが断然多い。

出演者にはキャンセルはきかないが代掻き状態のイベントは避けるべきだろう。

机・椅子を収めたところでテント類の撤収は後日となった。

貸し出したトラックは泥だらけ。今朝早く持って帰り泥が乾くまでに水洗いした。

昨日は先日の疲れで籾摺りをする元気がなくイベントの手伝い以外は何もしなかった。

昨日は少し充電できたので今日はあきさかりの籾摺りを済ませ酒米の受け入れ準備をする。

残り2Ha余り、稲刈りの最終段階に入った。


イベントポスター

(20171015)




昨日はあきさかりを片付けようと頑張ったが

80袋を済ませたあたりから限界が来た。

火曜日出荷だから無理は禁物と籾摺りは止めたが今朝は起きられなかった。

イベントは小雨が降っているが始まっているだろう。

昼前からイベントの手伝いの割り当てがあるのでぼちぼち会場に出向く。

テントは濡れていれば収納できない。片づけは明日以降になると思う。

手伝いが終われば帰って籾摺りをすることにしよう。


福田頭

(20171014)




昨日昼からイベント会場のテント張りに行ってきた。

明日は降水確率70%だが昨日は曇りだったので準備は出来た。

実行委員会は雨が降ってもイベントは開催する腹積もりのようだ。

悲惨な後片付けを覚悟せねばなるまい。

今日は降水確率50%。少しでも稲を刈りたいところだがどの田んぼにも水が溜まっている。

籾コンテナも下ろしてトラックは貸し出している。

コンテナを乗せ換えて慌ただしく無理な稲刈りをしても刈る量は知れている。

あっさりこの秋雨前線がなくなってからバリバリやることにした。


火曜日「あきさかり」の出荷検査がある。

籾摺りが3分の1済んだが出来が良いのか悪いのかまだ結果が見えない。

暗算をしながら籾摺りをしているが結果は次第に悪い方に向かっているように感じる。

あきさかりの田んぼは6枚あって畝出来はあの一枚だけだから仕方のないことだろう。

今日一日かかって結果がわかる。


イベント会場から福田頭を撮った。吾妻山の隣にある高い山だ。

国定公園でないので米軍の戦闘機がこの山を目指してきて回避行動を

とることもある。

とても大きな音がして写真を撮ろうとしても過ぎ去っている。

近くを通ると機種までわかる時がある。

いつかははっきりとした画像を撮ろうと思う。


山頂はこの写真では見えないが紅葉が始まっている。

山の左裾に大規模林道が通ている。

今年の敬老行事は23日、道路終点までドライブしてから吾妻山に行くことにしている。

見ごろを予定しての日程だったが後一週間ある。

見ごろになっていなくても年寄りはあの場所にはいったことはないだろうと思うので

われながら良い企画だったと思う。


敬老行事までには稲刈りは終わらせ一息つきたい。


色選数値

(20171013)




昨日から「あきさかり」の籾摺りを始めた。

不良米も少なく奇麗な米だった。

写真はコシヒカリの時の色選数(毎秒/粒)だ。倒れていたので50を超える時もあった。

あきさかりは立っていたので半分以下で小米(くず米)も少ない。

値段は安いが収量が良いので来年も植える予定だ。

米の品質の良い年は色選数値が10以下になる。

面積が増えるたびに不良米数値があがってくるのは

こまめな管理ができなくなっている証拠、来年こそはうまくやりたい。


ヨット工房の池川さんが太平洋を横断して4か月になった。

カナダのバンクーバーに着いて今ではサンフランシスコに居る。

毎日HPの更新を見ているがそこでカルフォニア州の火事を知った。

今では大惨事になって日本でも報道をされている。

国も大きければ災害の規模も桁外れということを実感されているだろう。

一時帰国されるがみなさん土産話を持っていることだと思う。


今日は日曜日のイベントの準備があるが降水確率は高い。

イベント会場はグランドなので雨が降っては最悪だ。

僕には仕事があるので中止になってくれればありがたい。


残り2.5Ha

(20171012)




昨日は道路から左2枚の田んぼを済ませた。(左端オレンジのシートがコンバイン)

借りている田んぼは右側6枚となった。

僕の田んぼは残り3枚。合計で約2.5Ha残っていることになる。

ここにきてようやく秋作業が軌道に乗って先が見えた感じがする。


昨日はイノシシ被害と倒伏の田んぼを刈ったので

昼ご飯を先に食べて昼前から借り出したが夕方までかかった。

良い条件の田んぼのことを思えば倍時間がかかったことになった。

刈り取った籾はライスセンターへ。

非常に楽だが後で飛び上がるほどの請求書が来るので

この雨を利用して自前処理ができるよう体制を整える。


イノシシは右の山から来ると思われがちだが意外と左の川からやってくる。

くくり罠にかかったのも左の田んぼの川土手だった。


酒米を刈り取って収量的には通年通り8俵手前の感じだったが朗報があった。

田植えが遅いのでまだ刈り遅れになっていないことである。

刈り取りを焦る必要がなくなったので一安心。

日曜日まで天気は良くならないのであきさかりの籾摺りはゆっくりできる。

最後の追い込みは来週からということで一気に気分が楽になった。


今日から日曜までトラックは町の秋イベント用に貸し出して

自治会として二日間テントの設営や撤収を手伝う。

お客さんも少ないし僕らの物販はないのでそろそろ○○にしたらと思うが

ひんしゅくを買いそうなので言いださないでいる。

当分このまま続きそうだが自治会長を辞めた時点で手伝いは

解放してもらおうと思っている。


畝出来(せでき)

(20171011)




ここの田んぼのオーナーは僕の親父と同級生で80歳を超えても元気な人だ。

今でも広い庭の手入れや別の畑の世話をしている。

この田んぼを畑で耕作していたがいささか10eの畑はきつくなったということで

田んぼに戻してくれということだった。

ここにコシヒカリは無理なので「あきさかり」という広島県奨励品種を植えた。

ここだけでは一日の作業面積が少ないので他の田んぼと合わせて1f植えた。

案の定10年以上畑だったので無肥料でも大変よくできた。

他の田んぼの稲は枯れたようになっているがここはまだ葉が青くコンバインが通常の

速度で作業するとうなりを上げてしんどがるほど米ができている。

いわゆる畝出来である。

畝(1e=10m×10m)で1俵、1反(10e)で10俵(600s)出来たということになる。

他の田んぼが足を引っ張ったのでまだ籾摺りの結果は出ないが

平均して9俵近くではないかと思う。

僕のコシヒカリと比較して抜群の収量であることは間違いない。

ほれぼれするような稲姿である。コシヒカリもこんな姿で出来たら大豊作間違いないのだが

世の中うまくできている。

コシヒカリであれば倒れてしまって品質も悪くなり泣き泣き稲を刈ることになる。

昨日はこの田んぼを済ませて酒米の稲刈りの準備のための掃除をしたら日が暮れた。


とても前日刈ったあきさかりの籾摺りをする元気は残っていなかったのでその時点で

昨日の作業は終えた。


今日は籾コンテナを掃除して酒米の稲刈りを始める。

刈った稲は籾コンテナでライスセンターに持っていく。

自前で処理したいが我が家のライスセンターはあきさかりの籾で一杯だ。

週末から天気が悪くなる。施設の利用料金は高いが稲刈りペースの確保と

体の負担軽減を考えれば安いものだ。


雨が降れば「あきさかり」の籾摺りを始める。

どんな結果が出るか楽しみだ。


胡桃の木

(20171010)




昨日は倒伏したコシヒカリの乾燥調製(籾摺り)を頼まれたので午前中に済ませて

午後稲刈りをした。広島の長男が手伝ってくれたので少し楽をした。


写真は田んぼの影をする木を切ろうと思ったら実がついていた。

秋になると真っ黒な固い実が落ちている。

クルミだと思い割ったら中にはほんの少し実が詰まっていた。

とても食べれるほどのものではないが拾って金槌で割って見ると結構面白い。

中の小さな実を取り出して食べてみたらちゃんとクルミの味がした。

アニメを見たりゲームをするよりこんな遊びもいい経験になると思う。


多忙な日が続いているが今日は超多忙の日だ。

午前中米の出荷、午後稲刈り、夜にはやれるだけ籾摺りをする。

明日までにうるち米の籾摺りを済ませて次からは酒米の稲刈りになるので

コンバインから運搬車、乾燥調製プラント一式を清掃する。

一日ではできないので木曜日降水確率50%が的中してくれることを願っている。




提灯交換

(20171009)




秋の例祭準備をしていて

僕の先祖の5代前の献灯(提灯)があるのに気が付いた。

今まで文字の部分が見えなかたが電球を換えていて発覚した。

ずらっと並んでいるなかで古ぼけているので今回変えることにした。

特別なものなので高額になるかとも思ったがそうでもないらしい。

総代の任期はもう一年、年数回のお祭りがあるが新しい提灯になればお参りの時の

気持ちも違ってくるだろう。

お宮の直来(なおらい)の乾杯は酒に決まっている。冷酒は堪えるが

原料生産者としては大助かりだ。

昨日は消費拡大に大いに貢献した。後遺症はあるが今日からまた農作業にまい進する。




八幡神社例大祭

(20171008)


今日は木屋原八幡神社の祭り。

準備の昨日から農作業はできないでいる。

昔は曜日関係なしで11月10日だった。

なんで早くなったかは僕が前回の総代だった20数年前に決まった。

その頃も僕は米作りをしていたが当時は農繁期は終わっていて

天気の悪くなる11月は止めて10月にしようということだった。

今日時時点で田んぼに稲が残っているのは僕だけになっている。

残り3f、マラソンで言えば折り返しを少し過ぎたあたりだが

ここからは楽しんで作業するぐらいにしないと体が持たない。

昔はやればやるほど体力がついたが今はその反対。

来年はもっと厳しくなると思えばため息が出る。

痩せればいいがどこかのCMで脂肪も歳を取るは実感している。

昔はお祭りと言えば大イベントだった。今日は時代を感じる一日になりそうだ。




動物被害

(20171007)




作業は順調だがコシヒカリの出荷をしないと米の置き場所がなくなった。

雨だけを避けて屋根の下に置いておくと盗難の恐れもあるし

動物の被害が深刻になる。


昼間作業小屋のシャッターを開けておくとカラスが来て米袋に穴をあける。

僕が居ない隙をどこで見ているのか少しの時間でも油断すると写真のようになる。

破られた袋はすでに10枚くらいになった。

シャッターを半分おろしておくと警戒してこなくなるかt知恵比べも面白い。

夜はタヌキがやってくる。シャッターがない方は乾燥機の廃塵ホースや

ドアを取っ払っているのでそこから侵入してくる。

入れないようにするにはメンドクサイことになるので来そうなところにトラップをかけたら

全く寄り付かなくなった。

暗くなって作業小屋から帰るとき山でガサゴソ音がするので近くには来ているのだろうと思う。

考えてみるとそろそろ柿が落ちてくる。

米より柿のほうがうまいに違いない。

去年フラフラなタヌキを見た。

熟した柿を食って酔っていたのかと思ったりする。

今年は柿も栗も豊作だ。人間が収穫しない分全部動物の餌になる。

里山は食料の宝庫でクマまでやってくる。

一番恐ろしいのは人間だが数が少なくなった分動物の被害が多くなった。




配達V

(20171006)




新しい「あきさかり」という品種の稲刈りをしていたら

ヨットのおじさんが山から下りてきた。

持ち帰れないほど大きなシロ(群生地)があったら稲刈りをやめて

手伝いに行く手はずだったが連絡はなかった。

ヨットのおじさんはナバが採れれば自家用にもするが近所に配って歩くのが趣味なので

僕も恩恵にあずかっている。

今回は子供の頭ほどあるものを頂いた。

前回はこの欄で紹介しているが10月1日にもらった。

ここまで大きくなると痛んでしまうのだが

時たま食べられるまま大きくなることがある。

僕が稲刈りをしている惣瀬の裏山は僕の家の裏山から続いている。

そこをナバ採りのホームグランドにしていた人は数人いたが誰も高齢化のため引退している。

元気のよい若い者は興味を持たない。

僕が引き継げばよいのだが百姓が忙しい。

本当に好きなら夜明け前から出かけるのだそうだが

僕はそんな気にはなれない。

好きな虫がいないということだろう。

そろそろ「おおはぎ」(ホンシメジ)の時期になる。

これだけは何とか行く暇を作りたい。




コシヒカリ終了

(20171005)




コシヒカリ最後の田んぼは予想以上にイノシシの被害がひどかった。

道路からは遠いのでコンバインに乗ってここまで来てみないと被害の実態はわからなかった。

稲が立っているところはイノシシが食んで穂がついていない。

踏み込んでいるところには穂がついているが水没して収穫に成らない。

こんなところは放棄してしまえばいいのだが

普段見かけない人までここを通り見物されるので一応刈ったことをしておく。

刈り跡は右側のようになるので道路からは普通の稲刈りに見える。


こんな被害の田んぼはここが最後、残りの酒米の田んぼは被害が少ないので

気分はずいぶん上向きになる。


今日から「あきさかり」という品種を刈り取る。食味がいいということだが

収量が多いので価格は安い。

僕は収穫期がズレるので今年から栽培した。成績がいいようならコシヒカリを減らして

この品種を増やそうと思う。


イノシシの食んだ稲を拡大してみた。

来年はこんなことにならないよう頑張るしかない。







コシヒカリ終盤

(20171004)




コシヒカリの稲刈りは正面とその下の田んぼだけになった。

今朝行ってみると下の田んぼには先日の雨が溜まったままだ。

ザル田で水持ちが悪いと思っていたが予想に反しているので困惑している。

次の稲刈りからは品種が変わるのでこの田んぼを残すことにはならない。

田面は固いと思うので超湿地クローラーを信じて突入することにした。


川向こうの国道の工事現場は斜面のコンクリートが剥がされ

山肌が現れた。

良質の真砂土のようで残土で捨てるのであれば欲しいところだが

道路工事などで再利用されるようなので断られた。

購入すれば1立方b3千円するので早く現場監督と話をしとけばよかったと思う。

天気の良いのも今日まで。

疲れてはいるが頑張ることにしよう。




比和の穀倉地帯

(20171003)




雨が止んだので今朝は稲が残っている田んぼを見て回った。

かなり降ったのでどの田んぼも水が溜まっている。

倒れたコシヒカリは更に倒れた。

次の雨が降っては商品にならないがコシヒカリは後二日刈れば済むので一安心だ。

今日も昼までは雨の予報で稲を刈る予定はしていなかったが

見回り中に日が差した。

水が引けば昼から刈れるところはあるので昨日残った籾摺りを済ませて準備にかかろうと思う。


見えている範囲と僕の家の周りの稲刈りが5ヘクタール残っている。

僕は今から稲刈り本番ということだが町内はほぼ80%が済んだ感じだ。

ライスセンターを利用する人も少なくなって予約はしていないが

僕の籾も処理してくれることになった。

体がもたないので時々はライスセンターを利用することにした。


町内でこんなに連続している田んぼを管理している者はいない。

他人から見ればこの上ない条件だが実は田んぼは石だらけ。

イノシシはどこからともなく侵入してくる。

来年以降のテーマとして田んぼの石拾いは少しづつ進めるとして

イノシシ対策は下流からの侵入阻止を狙って道路を除いてところどころ隔壁をするのが

いいかなと思っている。




香茸U

(20171002)




雨上がり二日後に採られた香茸の配達があった。

黒い部分は少し痛みかけているが香りは雨前のよりずっと強いように思った。

採った場所は大きなシロ(生える場所)ではないがいつも実績のあるところだそうだ。

一度連れて行ってもらったが一人で行ってはたどり着かないだろう。

今回の料理は香茸ご飯。赤飯より黒くなるが醤油と絡んで美味しいことこの上ない。

写真では味は伝わらない。残念。


今日はコシヒカリの初出荷の日だが雨が降っている。

トラックの籾コンテナを下ろして雨の合間をぬって積み込み作業したいが

降雨確立90%ではどうにもならない。

運搬中にシートはかけるが濡らしては元も子もない。

今日の出荷はキャンセルして昨日まで刈り取りをしたコシヒカリの籾摺りをしたら

後はのんびりして今後に備えることにした。




香茸(コウタケ)

(20171001)




僕らのところで最高級のナバといわれているコウタケをいただいた。

(僕らのところではマツタケは余り取れない)

左は自家製のトキシラズなめこ。

ナバ取りが好きな人ならいたたまれないだろうが僕は百姓が忙しいので

平常心のままでいられる。

さっそくなめこは味噌汁にコウタケは酢漬けでいただいた。

普通コウタケはもう少し黒いが好天続きで乾燥したときに取っているので

白っぽい色をしている。

雨の後のコウタケはどんなだろと配達を待っている。

あちらこちらでナバの話が出ている。10月になって最盛期になったんだと思う。

朝は寒くなった。ストーブの出番のようだ。




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