木屋原農園


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農園TOP

後半代掻き

(20170531)




後半の田植の準備を始めた。

田んぼに水を入れ代を掻くが水口から遠いところは水が漏ってなかなか代が掻けない。(左の田んぼ)

仕方なく水があるところだけを掻いて次の田んぼに行ってまた戻るというような作業になる。

空いた時間で農薬をまきたいが今日と明日大気が不安定になる。

こんなとき農薬をまくと捨てたようなことになるので天気が安定する金曜日まで

荒代を掻くことにする。

ヨットのおじさんも手伝ってくれるはずだ。


今夜は自治振興区の歓送迎会。

飲み会が続く。望むところだが飲み会の後は熱中症になりやすい。

昨日の農作業でたっぷり汗をかいてスポーツドリンクを飲んだ。

いくら飲んでも細胞に水分が行かない感じがした。歳をとたんだなと思う。


神辺箱田では先日の「まこも」を植えるとメールが来た。

馳せ参じたいが目の前のハエを追う。




水不足

(20170530)




やっぱり過ぎた。グランドホテルのレストランは僕らだけで

お客さんはほとんどなしで貸しきり状態だった。

メンバーの中で渡邉さんと僕だけが大酒飲みで迷惑をかけた。

明日は自治振興区の人事異動があり歓送迎会がある。

今日の晩酌は休むことにした。


自然栽培のメンバーは雲南市のマコモダケの苗(種)?を分けてもらいに行ったらしい。

キノコと思っていたが調べてみるとこの植物はイネ科だ。

無農薬・無肥料の栽培に向いているので新しい取り組みになるだろう。

神辺箱田のレンコン田の近くに植えるということだった。


溜池稲作の人は雨が降らないので水不足になっていると聞いた。

僕の自然栽培の田んぼは画像のとおりかろうじて水がある。

水の心配はないが水深(水圧)が無いので雑草が一斉に芽を吹いた。

困ったことになった。


僕の他の田んぼはほとんど比和川の恩恵を受けるのでまったく影響がないが好天が続きすぎる。

僕らの地域は昔は冷害を恐れたものだが地球環境が変わったことを感じる。

変な年にならないかと心配になっている。




防鳥網

(20170529)




鳥の大群がやってくるので防鳥網を張った。

もしどこか隙間を開けて入ったら磯釣りで使うたも網で追いかけられるので鳥にとっては地獄、

今朝入っている鳥はいない。人間の勝だ。

ネズミはどんな対策をしてもやってくる。猫が一番だが飼う予定はない。

一定の苗箱を荒らすので許容範囲ということで何もしないことにした。


今日からシルバーさんが草刈にやってくる。

草刈のプロと言っていい。

お手並み拝見だ。

僕は昨日鋤の試運転ができなかった。今日はトラクター作業から始める。


今夜は神辺自然栽培のメンバーと庄原グランドホテルで飲み会を予定している。

雲南市へ桜の苗木を取りに行く途中とのこと、会長さんとは忘年会以来のことになる。

渡邉さんという豪傑もいる。飲み過ぎに注意が必要だ。


昨日マムシを初ゲットした。

この花の名前を始めて知った。




(20170529)




ハンマーナイフ

(20170528)




昨日パトロールしていないので今朝は暗いうちからパトロールに出た。

水のない田んぼには水を充て午前9時ごろ止めて回る。

道路は乾いているのでイノシシが田んぼから上がって山に帰ったのがわかる。

今日はヨットのおじさんと柵の修理をすることにしている。

これで当分姿を見せないだろう。


昨日から草刈を始めた。画像はトラクターにつけるハンマーナイフというロータリー(草刈機)。

短い刃が高速で回転して草を微塵切りにしてくれる。

田んぼの苗はようやく土に活きついたころだが草だけはどんどん伸びる。

周りの農家は一回目の草刈を済ませている。

僕の田んぼの周りだけ草ぼうぼうなので特に目立つ。

田んぼの面積が多い分草刈の面積も膨大だ。幅の広いところはトラクターで刈るが

田んぼの畦は人力で刈ることになる。

借りている田んぼは草を刈らないと荒らしていることになるので

明日からシルバーさんに来てもらう。

面積が増え、年3回は依頼することになるので作業完了に何人役かかるか気になるところだ。

僕も空いた時間があれば必死で草刈をすることになる。


トラクターの鋤の調整ができた。

試運転をしてみるがどんなことになるか楽しみにしている。




寒い

(20170527)




昨日の夕方から急に寒くなった。

今朝も寒い。ストーブはまだ収めていなかったので再点火となった。

今朝は何もやる気なし、パトロールにも行っていない。

今日は草刈を少々して機械の調子を見てのんびりしようと思う。


鋤の試運転をしたら取り付けの角度が悪く、鋤が田んぼに食い込んで作業にならなかった。

問い合わせたら前の鋤と後ろの鋤がレベルになるよう装着するのだそうだ。

馬力に任せて田んぼの甲羅(耕作土と地盤の境目の層)を荒らしてしまった。

今日は装着しなおして再度試みる。




新兵器

(20170526)




去年共同で購入していた鋤を初めて装着した。

展示会で田んぼを起こしているのを見て大規模に耕作している作本君と意気投合して

共同で購入することになった。

僕の負担は少なくて超お買い得品だった。

この機械の特徴は幅は1700と狭いが速度が出せて作業能力が高い。

鉄の塊で構造が単純、馬力さえ合えばどんなトラクターでも装着できるメリットもある。

欠点もある。縦に長いので田んぼの四隅が残る。

田んぼの底の大きな石を掘り出す。小さな田んぼでは能力を発揮できないし

装着に時間がかかるなどがある。


作本君はもうわしゃーええで(もう使わない)といった。


僕の荒起こしは残り1ha。使い心地やどのくらいの時間で終わらせることができるか

興味のあるところではある。


前半戦の片づけがまだたくさん残っているが早く終わらせて運転をしてみたい。




酒米緑化

(20170525)




緑化を始めた。というより覆っていた保温シートをめっくただけの話。

曇っていても苗はどんどんみどりが濃くなる。

今日一日柔らかく曇りの日差しを浴びたら明日からの本格的なお天道様にあたる

準備が整うだろう。

やっかいなスズメもネズミも来ている。天使の分け前と諦める。


コシヒカリの田植の片付けは余った苗を捨てることから始めた。

一箱一俵とすると何十袋になると思うともったいないが頭を持ち上げる。

どこかに苗を失敗して困っている人に差し上げることも考えるがすでに田植をどこにも済ませている。

田植をしているとちょっとした機械の調整で箱数が大きく違う。

去年は不足してはまずいと植える本数を少なくしたら100箱近く捨てる羽目になった。

今年は耕作面積が倍近くになったのに去年の半分以下にできたのはたいしたものだと思う。

今日は自然栽培の田植に使った田植機を洗って収める。

今年はたいしたトラブルはなかった。来年も活躍してくれるだろう。




前半終了

(20170524)




昨日自然栽培コシヒカリの田植をして前半戦を終了した。

夕方から酒米の苗をハウス全面にひら置きした。

作業が完了したのは午後8時を過ぎて真っ暗になって家に帰った。

お疲れはピークだが前半がひときり付いて一安心した。

晩酌できないほど疲れていても安心感があれば疲れをあまり感じない。

一番重労働で苦になっていた苗箱のひら置きが済んだのも大きい。


肉体より精神的なものの方がストレスになるとは人間不思議な生き物だと思う。




通常余裕を持ってひろげると540枚が置けるハウスだが今回660枚ひろげている。

トロッコが通る場所を確保してぎりぎりひろげることができた。

まだ苗はもやし状態なので直射日光が当たらないよう保温シートをかける。

今日は曇りなので緑化していない苗のためにはちょうど良い環境になった。

ここにひろげた苗箱を後半戦3fの田植で植えることになる。


今日から前半戦の片づけをして草刈をすることになるが

とても今日はやる気が起きない。

一日雑用をしてぶらぶら買い物でも行こうかと思っている。




もやし

(20170523)




昨日夕方から苗箱をハウスのなかにひら置きにしようと思っていたが

雑用しているうちにできなくなった。

今朝遮光シートが風でめくれたところが気になったので保温シートをめくってみたら

苗がモヤシのようになっていた。

直射日光に当てるとOUTなので今日の夕方ハウスのなかに広げて保温シートをかけておく。

2日もすればシートをかけていても緑化して直射日光にも耐えるようになる。


今日は夕方まで自然栽培の残っている田植をしてイノシシ柵の壊れたところを修理することにした。

久々にヨット「しげ」のじいさんが手伝いに来てくれる。

6月後半になれば農作業も一段落する。

ヨットでどこに遊びに行くか考えるのも楽しいことだ。




池川ヨット工房

(20170522)




慣行栽培コシヒカリの田植が昨日終わった。

今日、画像の向こう側になる自然栽培の田んぼのコシヒカリを植えると前半戦が終わることになる。

手前の同級生の田んぼは雨が降らないので干上がろうとしている。

向こう側にある僕の田んぼは代を掻いて3日経つが一向に水が減らない。

小さな川を挟んでこれだけ地質が違うのも不思議なものだと思う。


今日で一息つきたいところだが18日にまいた苗の芽が伸びている。

緑化していないのでハウスの中に広げるのは日が陰ってからでないとできない。

今日の夕方から始めようと思う。

腰が痛くなるが30キロの米袋のことを思えば軽いものだ。

がんばることにしよう。


昨日夕方ヨット工房の池川さんから電話をもらった。

夢だった世界一周、5年間の旅に出るそうだ。

10年ぐらい前にはニュージーランドまで旅をされている。

自然栽培の玄米を持っていってもらおうと申し出たのだが時すでに遅し、

食料は積み込み済みで第一寄港地カナダ(バンクーバー)で余った食料は廃棄させられるのだそうだ。


池川さんと浅井さんに会ったのは確か50歳ごろ。倉橋島でエンジントラブルで沈しかけた時助けてもらった。

以来池川さんのホームページを見させてもらっている。

及びもしないが僕のページ作りの参考にさせてもらって毎日更新するようになった。。


ヨットは完璧にリストアされているので安心だと思うが人間は生身で予備の部品はない。

辛坊キャスターの鯨の例もある。

いろいろ話したが航海の安全を祈るばかりだ。


僕が紹介するよりHPを紹介した方が早いだろう


池川ヨット工房

http://ikegawa-yacht.com/




待つのは長い

(20170521)




今日は近くの田んぼの田植アルバイトに行く。

画像が僕の慣行栽培コシヒカリの最後の田んぼになる。

ここを植えないと積んだ苗をおろすことになるのでアルバイトにはいけない。

朝一番で植えたいが水が多いので水が無くなるのを待っている。

この田んぼは左側山裾の水路が埋まっていてなかなか水が落ちてくれない。

いわゆる水もちがいいのであるが排水が悪いと管理する上で困った問題になることが多い。

秋に雨でも降れば最悪である。

夏になればさっさと水を切って硬い地盤にしておく必要がありそうだ。


昨日はヨットしげのおじさんと作本君の泥落しに呼んでもらって酒を酌み交わした。

僕より少し面積が少ないが田植が終わったという。

もう何年も大規模にやっているのでどういう段取りかは知らないが

すばらしい出来上がりだ。

話の中でもう規模拡大はしないということだった。

比和のような中山間地では土地の条件が悪いので今の面積が限界、

損益分岐点が現状の耕作面積にあるようだ。


僕の残りの田植は3f余り。

遅い田植が凶となるか吉とでるかは秋にならないとわからないが僕は楽観している。




目立つ

(20170520)




町内の国道筋で田植機を見るのは僕の田んぼだけになった。

大規模な農家もほぼ田植は終わったようだ。

もう一人居るとは聞いているが農地がまったく別のところなので知るよしもない。

道路端においているとこの田植機はよく目立つ。

今日で慣行栽培のコシヒカリは終了する。明日この近くにある田植のアルバイトをして

当分この田植機は休憩することになる。

次の出番は二週間先になる。


僕も休憩したいが田植の済んだ田んぼの除草薬の散布や

先日種をまいた苗箱を地面に広げる作業がある。

この作業は腰に来るので用心して作業を進める。


ここでようやく休める目処が立つ。温泉にでも行こうかと考えている。




太陽光遮断シート

(20170519)




2回目の種まきが済んで一安心した。

安心しすぎてパトロールにいけないぐらい昨夜は濃い目の水をいただいた。

昨日の種まきはコシヒカリの苗がまだあるのでまいた苗箱はひら置きにでなく積んでもらった。

気温が高いので太陽光を遮って苗が焼けるのを防ぐシートを被せている。

画像ではよくわからないがアルミ箔のようなシートだ。

苗は寒さには強いが暑さには弱いので苗焼けだけは防がないといけない。

今からの苗の管理はスズメとネズミ対策、高温対策に尽きる。

それと毎日のごはんになる水をたっぷりやる必要がある。


昨日ハウスの中を空けるため運び出した苗を田植機に積んでおいた。

積んだ苗は苗箱から出しているので水をやっても保水力がないので枯れてしまう。

今日は朝一番で田植をする。

今日の田植が済んだら今シーズンの田植の半分が済んだことになる。




トロッコ

(20170518)




トロッコに苗箱を20枚積んでハウスから出し

軽トラに積んで田んぼの田植機まで運ぶ。

軽トラにはあおりを倒せば90枚は積めるが一度ににはしんどいので60枚乗せたら運んで行く。

軽トラでハウスのなかに入れば一手間省けるが

散水するのでタイヤの跡がぬかるむ。次の種まきで整地するのが大変なので

何年もこの方法でやっている。

この画像は昨日で今日のハウスの中は少し空いている。

今日の種まきは空いた部分に種をまいた苗箱を積んでおく。

酒米の芽が伸びて緑化する頃にはコシヒカリの苗は無くなっているので

そこに苗箱を置いて行く段取りだ。

今日はシルバーさんが4人来てくれる。苗箱は650枚、順調に行けば2時間の工程だが

人数が少ないのでぼちぼち(のんびり)進めようと思う。


今日のパトロールではイノシシ3匹と遭遇。

慌てたのでピンボケだった。次のパトロールは電源を入れておいてバッチリ

撮る事にした。




画像上の道路右側の黒い点がイノシシ。

車で加速しても追いつけない速さだった。




惣瀬地区

(20170517)




ようやく大きな田んぼが集中しているところに帰ってきた。

僕の隣の集落で80歳未満は2人、以上が3人、僕が子供の頃は町内でも

一番活力のあったところだ。空き家も目立つ。

町内どこでもこんな感じです。


水位がちょうど良くなったところの代掻きをしながら田植機をそばに置いて田植も同時に済ませて行く。

コシヒカリの田植は自然栽培を含めて残り1.5haとなった。

田んぼの代掻きが済んでいて人手がそろえば一日で終わる工程だが

明日の種まきと田植をした田んぼの水管理を考えると

コシヒカリの田植の完了は日曜日あたりになりそうだ。

来週からは酒米の田植の準備に取り掛かる。

酒米の田植は6月初旬になる。

来週からは少し休みが取れる環境になるが草との戦いが始まる時期ともいえる。

草刈はシルバーさんにやってもらうよう考えている。




三角

(20170516)




△・○・うなぎの寝床・蛇が蛙をのんだ・イカの頭・・・・・等々

条件の悪い田んぼの形容だ。

面積が大きくなっても角の角度は変わらない。

昨日少し遠い条件の悪い田んぼの田植は先に済ませて本拠地に帰ろうとしたが代を掻いたばかりで

土が柔らかいのと水が多すぎるということでここの作業は今朝に持ち越した。

こんな田んぼは面積は小さいし切返しが多くなり疲れる。

田植機の運転は楽なようで神経は使うし苗の運搬も非常に体力を使う。

歯が痛くてたまらなくなった。歯が浮いたようでご飯が食べにくい。

いわゆる「けんびき(字不明、筋肉の使い傷め)」からの歯痛だろうと思う。

体力勝負に飯が食えないとは勝負にならない。

痛み止めを飲んでしのぐことにした。


今日はここの田植を済ませたら他の作業をして田植は休むことにした。


昨日朝、種籾の芽出しの温度を32℃にしたら昼には芽が出てしまった。

午後3時、田植の合間にプールから出して芽止めをした。

平均気温が上がっているので芽が出るのは早い。

今日から薄く広げて種まきの準備に入る。




侵入跡

(20170515)




僕は毎朝パトロールをする。

田植をした田んぼの水管理や今日の田植の準備のためだ。

昨日植えたところにイノシシが入っている。

右上から入って、手前は帰った跡である。

車の通る道の横なので急ぎ足の様子だ。

先日出遭った奴に違いない。先日は反対方向に逃げって行った。今シーズン長い戦いになりそうだ。

前方の柵が破られている。道具がないと曲がりそうにない5mmの柵を壊していた。

修理箇所が又増えた。ちょうどあそこが通り道ならくくり罠をする手があるが

あいにくワイヤーを固定する木がない。

こまめに修理するしか自衛の方法はない様である。


広島にいる長男が土曜日午後から日曜日の昼まで手伝ってくれて

大助かりだった。遅れている田植も何とかこなすことができている。

今日はシルバーさんに来てもらうことにしている。

70歳ぐらいだとは思うが僕よりだいぶ元気だ。

農業以外のことでも引っ張りだこの様子で毎日来てもらいたいが無理のようだ。

正確ではないが今日で田植の三分の一が済んだことになる。

まだ先は見えない。


酒米の種まきは18日に決めた。今日から水温を上げ芽出しをする。




満水

(20170514)




自然栽培の田んぼが満水になった。

これでは水が多すぎて代を掻くことができない。

今日の夕方か明日の朝ごろが代掻き適期になる。それまで他の場所の田植や代掻きをする。

手前の同級生の田んぼは代掻きが済んで田植をする準備が整っている。

明日にも田植が済むだろう。


僕は今朝起きれないぐらいくたびれた。

少しペースダウンして作業を進めた方がよさそうだ。




ジムグリ

(20170513)




今日は喜怒哀楽のある朝だ。

気になっていた自然栽培の田んぼに行ったら水が溜まって代掻きができる状態になっていた。

谷を鍬で掘って水を導き入れているので水が溜まるのはいつのことになるか不安だったが

一気に難問が解決した気分だ。


田んぼに行く途中珍しい蛇を見つけた。

全体真っ赤というより赤黒い。調べると同じような蛇はいないがどうも「ジムグリ」のようだ。

拡大してみるとアニメに出てくるような精悍な顔をしている。

僕は長年生きているが初めて見る蛇だ。

大きなものは勘弁願いたいが40cm未満だと蛇嫌いの僕でもカメラを近づけることができた。

貴重な写真だと思うので博物館に寄贈しようと思う。


怒っているのは朝のパトロールでイノシシと出遭ったことだ。

慌てたのと見る間に遠ざかったのでカメラに写す事はできなかった。

柵が壊れている3箇所は把握しているがそれ以外もあるのかもしれない。

田んぼの中のイノシシの足跡を見ると気分が滅入る。

朝一番で悪いものを見たので気分は重いが切り替えて

農作業にいそしむことにしよう。




「あきさかり」

(20170512)




毎日何かのトラブルが起きる。

水路の水がこなくなったり逆にたくさん流れてきてオーバーフローしたりする。

イノシシが山の斜面を掘り返して土砂が水路に入って水が来なくなるのが一番情けない。

一つ解決したら又何か起きる。田植が終わるまで一進一退は続く。


昨日は「あきさかり」という品種の苗が届いた。JAに発注していたが金曜日から日曜日まで配達が集中する。

一般の勤め人のところの配達は調整できないので

僕のところは早めに納品させてもらいたいということだった。

早く来ると水をやって管理をしないといけないし代掻きも早める必要がある。

僕も頼みごとをするのでお互い様ということで引き受けた。

今から発電機と水中ポンプを準備して水をやる。

大急ぎであきさかりを植える田んぼの準備をする。

あきさかりは昨年の広島県の味のチャンピオンだ。

コシヒカリと違い標高の低いところでも栽培できる。(コシヒカリは高温地帯は味が落ちる)

味はコシヒカリに勝るということなので僕も栽培を増やして行く計画だ。




入田

(20170511)




この格好で一晩田植機を置いていたら鳥が来て苗を荒らしていた。

鳥も生活がかかっているので仕方ないと思うが5月後半になるとハウスの育苗の被害はもっと深刻になる。

防鳥網の大きなものを買ってきて覆う必要がありそうだ。


この田んぼは去年花田植えをした田んぼ。

大雨になって途中中止になった。参加者みんなずぶ濡れになった。

昨日雨が上がったところで田んぼに入ったが途中でまた降り出した。

合羽を着ていないのでずぶ濡れになったが肥料も補給していたので済ますことができた。

風邪も運よくひいていない。

田んぼに雨は欠かせない。雨に縁のある田んぼだと思う。


この田んぼ程度なら積んでいる苗だけで田植が済んでしまう。

目一杯積んでいると2,000u以上の田植ができる優れものの田植機です。

かなり使い込んだ中古品、どこまで持つかはわからないが買得品だった。




四角でない田んぼ

(20170510)




昨日急いで植えた田んぼは向こう側が8条分広くなっている。

いろいろ考えて条数を増減して最後に8条を植えて行き先の方の田んぼから上がるようにする。

右側の方は真っ直ぐ植えているが最後の筋はグニャグニャになった。

今日の田植は画像左側の田植機の前の田んぼ1500uを植える。

済んだら次の酒米の種まきの準備にかかる。

4日後に芽が出るよう設定する。

残った時間はひたすら代掻きをする。

最後の田植は6月11日ごろになるだろう。


川向こうの左上が僕の家。右側が隣家で僕の作業小屋やハウスは隣家の横にあるので

隣家のものとよく間違われる。

やっぱり作業小屋は近くにあったほうが便利がよいなと思う。




プチ贅沢

(20170509)




明けても暮れても農作業なのでちょっと贅沢をした。

テレビを見ていたら福井県の酒蔵を紹介していた。「梵(ぼん)」という名前にも惹かれた。

カープに「梵(そよぎ)」という三次出身の選手がいるからだろう。

全国に銘酒があって「久保田・だっさい(字が出ない)・梵」まで飲んだ。

コップ酒だがたまには三千円級を飲むのもよいことだと思う。


どの酒も山田錦という酒米を50%以上精米して醸造している(超高級品は35%)。

比和でも山田錦を栽培している人がいる。


今年の研修目標は僕の作っている「八反35号」はどこの酒屋に行って

どんな酒になるかをしっかり研修したい。


今日は雨予報。肥料が湿気をくうと詰まるので大変ことになる。

これを書いているうちに空がおかしくなった。

朝飯抜いて田植に取り掛かることにした。




ベストコンデェション

(20170508)




昨日試運転で2反(2000u)を植えた。

大きなトラブルはなかったが運転が一年ぶりなので操作に戸惑ってばかりだった。

変形した小さな田んぼに大きな機械を入れるので苗の無駄使いが多い。

植えたところを田植機で踏んで歩く格好になるので気持ちのいいものではなかった。


昨日写した田んぼがベストコンデェションになった。

日焼けのこともあるので日が高くなる前に植えることにしようと思う。

昨日夕方今朝の準備をしたのだが苗や肥料の補給が大変だった。

植える時間より補給の時間が長いような気がする。

ここも変形した田んぼだが面積は4000uある。

長辺が長いので田植時間は割りと早く済むだろう。


時間で来てくれるアルバイトがいたら時間給を倍出してもいいと思うが

一日中田植にならないので半日ぐらいの時間を頼むことになる。

都会ではあるまいし来てくれる人はいないだろう。


今日から次の種まきの準備をする。

コシヒカリの田植を済ませ今月末から植えるように思っている。

春作業一連が集中した時期になった。6月初旬まで続くことになる。

シルバーさんの予約を早めにしておこうと思う。




初田植

(20170507)




今日が今シーズンの初田植だ。

濁り水で植える線が見えないので水位が下がるのを待っている。

線が見えないと条間が広くなったり狭くなったりぶさいくなことになる。

植えてみないと田植機の調子はわからないがうまくいけば春の作業は軌道に乗ったことになる。


ソーラー温水器の配管をした。今日から薪の消費量が少なくなる。

薪も残り少なくなったところだった。

太陽の日差しが強くなった。田植をしていると田んぼの照り返しで倍日に焼けることになる。

僕は自黒なうえさらに焼けることになる。

シーズンは長い。UVカットクリームを塗るか本気で考えている。




肥料切れ

(20170506)




種まきをして約一ヶ月、苗の色が変わりだした。

肥料切れのサインでもある。

早く植えてくれといわんばかりだ。

ネズミや鳥の被害が見立つようにもなった。ハトは新人で新しい脅威になっている。

今日は雨が降っている。雨の日は肥料が濡れて

田植機の肥料詰まりの原因になるのでできない。

今日はできるだけトラクターの馬力に任せて植える代(うえじろ)を掻く。




8条田植機

(20170505)




置かせてもらっている車庫から田植機を出した。

幅が広すぎて両側の一条は折りたたんで格納してある。

予備の苗が32枚積み込めるようになっていて合計48枚を積んで植え始める。

上側の青いケースに肥料は80キロ以上積み込める。

補助者が乗って苗を補給しながらするため補助席まである。

車からの苗の補給にも人手がいる。運転者を含め4人がかりの仕様だ。

なので一人農業では補給が間に合わずすこぶる効率が悪いことになる。


今シーズンから車庫入れは断られた。写ってはいないがフロントにある苗を乗せる台は2.5mある。

台は分解するにしても大きな車庫が必要だ。

ビニールハウスを耐雪補強して収める方法しか

今のところ思いつかない。




分割

(20170504)




代掻きローターは幅が広くて公道を走れないので

両脇が分割されて短くなるようになっている。

人力ではとても持ち上げられないので電動モーターの油圧で動く。

「ウイーン・ガチャン」と言う感じだ。


苗が伸びていつでも田植ができるようになった。

今日も明日も明後日もその次も・・・・水の溜まった田んぼの代を掻いて

合間に田植をする格好になる。




後姿

(20170503)




昨日一日中水を入れたが満水にならずこの田んぼの荒代掻きは終わらなかった。

水さえ入っていれば代掻きローターの幅は3.4mあるので30分程度で終わってしまうところだが

思うように代掻きが進まない。

今朝は水が田んぼ全体に溜まっているのでここを済ませて次の田んぼに向かう。

合間を見て田植機を引っ張り出して田植の準備に取り掛かる。


今日から早朝の水管理パトロールが始まった。

孫が帰るというが遊びに行くどころか農作業を手伝ってもらうことになりそうだ。




水張り

(20170502)




昨日から田んぼに一斉に水を入れた。

家の前の田んぼは水が入っていたが今朝見たら一向に溜まっていない。

下の田んぼが満水になっている。ちょうど右の畦の真ん中あたり、

いつものところかと点検したら案の定モグラの穴が開いていた。

毎年同じ所から水が漏れる。

あの場所はモグラが好む場所なんだろうと思う。


水を入れても一通り荒く代を掻かないと水は溜まらない。

大急ぎで代掻きローターを付ける準備をする。

ローターを付けたら明けても暮れても田植をするまで代掻きになる。

昼寝もトラクターの中だ。

5日ごろから田植を始める。




水路掃除

(20170501)




堰の取水口に入った土砂を落とす落水口の堰板をはずした。

落し口の前の石は水勢で何もしないでも流れて行く。

落し口から先は手前が玉石、それから先は砂が溜まっている。

ここに重機を持ってきて土砂を取り除いて水は送ることができた。

僕の未熟な重機運転で水路のコンクリートにはだいぶ傷がついた。

水路寿命はずいぶんと縮んだことだろう。


画像上の道路のところに道を横断するコンクリート管がある。

消防ポンプをまわしたが古い給水管は真空にならず先日益田市まで取りに行った

給水管を使い水を出して土砂を吹き飛ばした。

消防ホースも筒先もパッキンなどのゴム製品はすべて劣化して

大変な水漏れだった。消防ホースも中古品を買ってあるので古いホースは廃棄処分したい。

真鍮部分はくず鉄になるがホースは難燃性なので

どこにもって行けばよいのか調べることにした。


水が来たのでコシヒカリを植える田んぼの代掻き準備を始める。




コンクリート管の中の掃除はこんな感じです。

先の人はしゃがむので結構きつい作業になる。




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