(20151030)
ヨットのおじさんの籾は水分が安定しない。
乾燥機の中で一晩寝かせてあるので昼ごろまで熱を加えない「カラ運転」で
籾の水分を調整しよと思っている。
乾燥機の水分計は何回も自動で測っているが未熟米の排除が出来ないので表示が間違っていることもある。
実際に籾すりをして、
青い未熟をピンセットで除いて、ハンド水分計で測れば本当の水分がわかるだろう。。
指定水分より少し高めでも酒米は検査が通ることもある。
水分が低いと玄米の芯がでんぷん層で出来ている酒米は胴割れ米になるからだ。
ヨットのおじさんに田んぼの水口の青い稲は刈らないよう連絡しておこう。
籾すりは全身に堪えている。
今朝は目が覚めていたが7時まで起き上がることはできなかった。
出荷はパレット6段積みでする。
去年は6段目を積む時キツイなと思ったが
今年は5段目からキツイ。5段目から積む位置が腰より上になるので
腕力も使うことになる。
介助ロボットが売り出されているが量産品が出てきたら世話になるかも知れないと
本気で思うようになった。
神辺の収穫祭は3日。一日市と一緒にあるが26年産の自然栽培米
コシヒカリがある。
訳あり特価で販売しようかと思う。
ナメコ最盛期
(20151029)
今月もあと二日。ヨットのおじさんの稲刈りは済みそうにない。
稲を刈って乾燥機に入れたら刈り遅れから未熟まで
幅広い水分のムラがある。刈り取り適期は20%前後だが
27%という測定結果表示される所もある。
標準に戻すだけで一日かかる計算だ。
ある程度までメインの乾燥機で乾燥して、サブの乾燥機に移して
貯蔵し、籾同士が水分を引っ張り合って平均になるよう調整しようと思う。
検査に通る酒米になるのか心配になってきた。
ライスセンターではどんな技を使うのか聞いてみよう。
僕の乾燥機の熱源は遠赤外線で籾の中まで熱が通る。
遠赤外線の効果があがればいいと思うのだが希望的に終わるかもしれない。
先日からの寒気でナメコが生えた。
シイタケの姿はあまり見えない。
ナメコも少しづつ生えたら長く楽しめるのだが
そういうわけにもいかない。
他の木にもたくさん小さな芽出ている。
加工しても余る分はお裾分けにすることにしよう。
ナメコもシイタケも今年植えた分が生える頃には農協などに出荷することも
考えないといけなくなった。
原木キノコは味がいいので完売状態だそうだ。
原木(ホダ木)も年をとる。
採れる時期を幅広くするよう毎年原木を追加する必要がありそうだ。
食味結果
(20151028)
昨日の展示会は驚きの連続だった。
見るのはタダだがめっぽう高い。
家を建てるぐらいの覚悟で買わないといけない金額が並んでいた。
展示会に行くのはもう一つの目的があった。
食味鑑定をしてくれるからだ。
サンプルを入れて10秒以内で測定できる。
測定スピードで驚いたが値段を聞くと170万円。
僕のデスクトップPCより小さいこの機械が最新式のコンバインについている。
稲刈りをしながら食味を測る。籾が溜まっているタンクからは収量の情報が入ってくる。
今作業している土地情報がGPSの位置情報とともに記録される。
肥料をいくら散布したかもわかる。
等々書けばきりがない。
宝くじがあたれば思いつくとしよう。
食味結果は上記のとおり。各社いろいろな機械を出しているが80点を超えればほぼAランクに格付けされる。
去年のつくば鑑定所では自然栽培のコシヒカリは未熟が多くても76点A評価だった。
つくばでは80点を超えればAより高いSランクに格付けされる評価点だ。
毎年鑑定依頼している国際コンクールという団体にもエントリーしている。
ここでもどんな数値が出るか楽しみだ。
今日からヨットのおじさんの稲刈りが始まる。籾すりをして乾燥機を
開けないとライスプラントがフン詰まりになる。
今日からプラントの自転車操業が始まることになる。
ビックローズ
(20151028)
今日はクボタの大型農機具の展示会があり見学のため福山へ行く。
モーターショーやボートショーのようなもので最先端の大型農機具を見ることが出来る。
農業情勢の講演会もあるが僕らの農業とはかけ離れているので
半分居眠りするような内容だろう。
ビックローズは自然栽培研究会も講演会をした大きな展示会場だ。
あの時は福山JAが農機具各社を集め展示会をしていた。
11時ごろ集合なので9時頃には出発しようと思う。
昨日の籾すりは機械トラブルや雨が止まず寒いので断念した。
籾すり機を運転したら変な音がする。
やかましい機械だが明らかに異常音がする。
画像の所をあけると先端部分が外周に当たり金属同士で擦れていた。
外周に当たった部品は折れ曲がっている。
ボルトが緩んで外れたようだ。
米を跳ね上げる先端のゴムに擦れた部分があるので部品を注文することにした。
この部分の蓋は掃除でいつも開けるのでワンタッチ構造になっている。
開けては見るがボルトが緩んだことは初めてのことだ。
使用者と一緒でだいぶ耄碌したなと思う。
昨日今日で腰痛になるのが二日間延命したと思えば
作業の遅れも気にならない。
ヨットのおじさんの酒米がまだ田んぼに立っている。
余りにも遅刈りなのでJAのライスセンターが閉鎖になった。
ライスセンターは一日30万円近く電気料金を払っているので一農家のために
ライスセンターを開けておくわけにはいかないそうだ。
ヨットのおじさんは稲作農家なのにライスプラントを持っていない。
協力農家もこの時期機械を掃除して仕舞い込んでいる。
見回せば僕しか乾燥調整出来るものがいないので僕の所に持ってくるらしい。
どう見積もっても2ha以上は刈り残っている。僕の全栽培面積に匹敵する。
今日、二人とも遊びに出掛けるので
僕の農繁期は終わりそうにない。
餅米色選
(20151027)
酒米の籾すり前に餅米の色選をすることになった。
餅米は僕の家と親戚で年間30sを消費する。
昔は多く食べていたので田んぼ一枚を栽培して自家消費を除いて出荷していた。
コシヒカリと酒米と餅米を生産していたわけだが
品種を変えるたび機械一式掃除をすることになる。
このことは春の種まきから始まり、特に秋作業では時間のかかる作業だ。
そのため10年以上前から餅米の栽培は止めていた。
今年買った餅米は品質が悪く我が家の色選機で選別することにしたのだが
たった一袋するのに一時間以上を費やすことのなった。
色選はある程度の量を流さないとうまく選別してくれない。
扱う量が少ないので選別は不調で2回通したがきれいな米にはならなかった。
画像は選別後の餅米。カメムシ被害粒も見受けられる。
精米しないとわからないが今年は白い餅になりそうにない。
酒米の水分調整はうまくいかない。二日間寝かせてたがまだムラがある。
火を入れて水分調整すれば過乾燥の危険がある。
米の中心部に「しん白」(米の中心部にある白いでんぷん層:吟醸酒は中心部の
しん白を使っている)のある酒米はどう割れ米になるので過乾燥は避けたい。
混ぜ合わせて空気を送る調整乾燥して、もう一晩寝かせておいた。今日は籾すりが出来そうだ。
今日は籾すり一色になるが3台の乾燥機にはどう見ても
150袋近くのストックはある。
腰が壊れそうなので半分くらいの作業で止めることにしようと思う。
運動会
(20151024)
小学生が800人、来場者は児童一人に平均2人と見て合計2千人以上、
わが町の最盛期に匹敵する人数が集まっている。
こんな中で見る孫の姿は、演目は何番・大まかな位置はココといった案内がないと
とてもみつけることができない。
出演するたびに場所移動もしないといけない。
缶ビールを飲んで障害物競走をした運動会とは大きな違いだった。
必ず怪我人が出てひどい人はアキレス腱を断裂した人もいた。
今となっては懐かしい思い出です。
ノートPCで更新を試みましたがデータ量が多くて処理が早くできません。
改めてデスクトップパソコンの能力が高いことがわかりました。
日曜の更新が中途半端でした。
更新する方法をもっと勉強する必要がありそうです。
今日は酒米の籾すりをします。
酒米は青未熟がたくさんあったので
乾燥水分が戻っているでしょうから、乾燥機に火をつけて
水分調整して昼ごろから始めます。
広島へ
(20151024)
今日は孫の運動会、明日は法事のため朝早くから出掛けます。
ホームページの更新をするためにノートPCを持って行きますが
どうなるかわかりません。
今年も咲いていた
(20151022)
昨日は昼ごろ霧雨が降った。
少々の雨ではトラブルになることはないが大事をとって稲刈りは中止にして
ライスプラントを酒米用に機械を掃除した。
時間が出来たので山へバイクでシイタケの様子を見に行ったら、
枯れ山の中に綺麗な青紫の野菊を見つけた。去年と同じ所に咲いていた。
去年のことは忘れて走っているので枯草の中で突然視界に入るので感動ものだ。
名前はたしか「ウコン」。検索したら「二日酔い等々」が出てきた。
どうも違う。野菊で検索したら「ノコン」が出てきた。
今年も咲いていたので愛おしく写真を撮った。
それにしても白や赤、黄色とは違う綺麗な色だ。
シイタケは残念ながら老ほだ木から奇妙な平たいシイタケが3個あっただけだった。
去年の様子からするとたくさんあってもよい気がするが、
あれがたくさん生えた最後のシイタケかもしれない。
たくさん生えたシイタケを収穫しないのもよくないらしい。
雨が降ったらもう一度行ってみようと思う。
酒米稲刈り
(20151021)
昨日から稲刈りを再開した。
作業開始前にトラックのシール文字を一個だけ剥がした。
だいぶコテの使い方がわかって剥がすのが上手になった。今日も空いた時間に挑戦してみようと思う。
イノシシの入った田んぼの稲を刈っていたら、畔から人頭ぐらいの石を放り込んでいた。
寸前で気づいて難を逃れたが、稲を踏み倒すに飽き足らず石まで放り込むとは
ふとどきな奴だ。
見渡して見るに稲の被害面積は2〜3割、災害共済の補償範囲は3割以上にならないと
対象外なので被害届を出しても無駄に終わるだろう。
田んぼの周りの稲は立っているが穂が食べられていて無残な格好だ。
毎年のことだがコンバインでイノシシに踏まれた稲の上を行くときは
改めて怒りがこみ上げる。
イノシシ対策はワイヤーメッシュ柵の上に、さらに電柵をしないと防ぎきれないだろう。
柵の下側に目隠しのトタンをすれば効果が上がるが
ここの作業は`単位になるので気が遠くなる。トタンの購入には補助金もあるが膨大な費用もかかる。
電柵と毎日の見周りでしのぐしかなさそうだ。
今日を含めて後二日で稲刈りが終わる。
籾を乾燥機に入れてしまえば雪が降ろうがこちらの思うようになる。
今シーズンの終わりが見えてきたので
自然栽培の田んぼの土木作業の段取りを考えるとしよう。
ナバが届いた
(20151020)
昨日ナバの写真を載せたら本物が届いた。
ナメコは少し大きくなり過ぎているがシイタケは食べごろだ。
さっそく酒粕入りのキノコ具だくさんの豚汁にしていただいた。
ごはんにアウ〜。
乾燥注意報が出る好天の中でこんなキノコが採れる秘策を教えてもらいたい。
昨日の神辺のバインダーの試運転は40年ぶりということで大変だった。
同行したヨットのおじさんも同じ年数使っていないのでお手上げ、
みんなで寄ってたかって何とか試運転は成功した。
そのあと神辺研究会初の籾すりをするということで現場に立ち会った。
僕の籾すり機のミニ番だったので自信満々で指導して始めたが、
どうも調子が悪い。原因はベルトかなと思ったが専門家を呼ぶことになった。
僕の機械と違うところはスロアー(籾を羽根でかき上げるもの)・・・・・・・
従事した人以外には理解不能なので説明は止めます。
今日から酒米の稲刈りを始めます。
今週の好天の内に済ませたい。
刈り取ってしまえばこれでイノシシの心配から解放される。
「いつでもデテコイヤー」と山に向かって叫びたくなった。
出張
(20151020)
今日はバインダーを積んで神辺に持って行く。
朝早く出て昼までには帰宅して、出来れば酒米の稲刈りをしたい。
早く出かけるので今日は9月の写真を載せた。
画像はコウタケ採りに行った時のシバカズキの絵。
名前の通りシバ(落ち葉)をかぶったように生えている。
シメジの仲間だと思うが汁ナバでシャキシャキした触感がイイ。
今年の貴重な収穫の一つだった。
昨日僕の家のシイタケとナメコの古木にそれぞれ少しだけ生えていた。
気温が10度を切るとナメコが発芽する。
先日からの寒気で発芽の準備が整ったようだ。
シイタケもナメコも取り遅れは商品価値が下がる。販売するわけではないが
この時期からはホダ木の観察は欠かせない。
今までは稲刈りとナバ取りが重なっていたが
今年は栽培キノコと稲刈りが重なる変な年だ。
シール剥ぎ
(20151019)
昨日の田んぼはイノシシのあけた穴に水が溜まっていて
草刈は大変な作業だった。
トラクターが古くてパワーステアリングなしの四駆、ハンドルが重くて
今日は肩がおかしくなるほどの重労働だった。
今日の作業は、「宝くじ」や「兵庫県」の文字が入っていては
車検を通らないので文字シールを剥がすことにした。
このシールが強固なまでに剥がれない。以前陽に焼けたとき少し楽に剥がれたので
今日の陽ざしにプラスしてドライヤーを使ってみることにした。
空いた空間には農園の広告を書けばよさそうだが
走っている姿を想像してみると恥ずかしい。
後でゆっくり考えよう。
このトラックはエンジンは問題なくかかるがバッテリーを繋いでいると
キーを抜いていても上がってしまう。
原因がわからなければ船のようにメインスイッチっをつける必要がありそうだ。
トラックは200Vを引き込み100Vが使えるようトランスが付いている。
エアコンも付いている。
中の観測機器は取り外したが
不要な配線やトランスは取り外す必要がある。
空いた時間に少しずつ進めようと思う。
草刈
(20151018)
今日は中山間地補助金の現地検査があるというので
何も耕作していない田んぼの草刈をする。
荒らしていても草刈りをしておけば多少の補助金が交付される。
平坦地はトラクターで、畔は普通の草刈機を使う。
今後は条件不利なところはどんどん荒れていくと思う。
少しでも維持管理が機械化できるようにしたい。
この田んぼは僕の家の奥にあり、草だけが生えているように見えるが
中はイノシシが掘った穴だらけになっている。
荒れているのは忍びないので来年はコスモスを蒔くことにしている。
昨日の福山は温かかった。
長袖のフリースを着て行ったが暑くてベストに切り替えた。
孫は大きくなって順調のようで安心した。
子供が神奈川から帰ってきたが、改めて東京が近くなったことを感じる。
スピードアップの時代にあって目的地までのゆっくりした旅をしたいと思うようになった。
早く出発したい。
今日はお休み
(20151017)
昨日はトラクターのオイル交換とコシヒカリの刈り残しを
コンバインで刈り取りタンクから網袋に籾を移した。
重量にして約30s、玄米にすれば20sはあると思う。
刈り残しがなくなり田んぼがすっきりして気持ちいい。
コシヒカリのコンバイン作業はこれですべて終了したので
コンバインの清掃もした。
エンジンブロアーで籾や塵を吹き飛ばしてコンバインを空運転、
タンクの中も掃除してコシヒカリの籾を一粒もないようにする。
あたり一面はしかが飛んで痒い作業になるので田んぼのど真ん中ですることになる。
今日は二男が神奈川から嫁さんと子供を迎えに帰ってくる。
顔を見に出かけるのでので仕事は休むことにした。
福山駅に迎えに行って、嫁さんの実家に送り届ける。
嫁さんの実家が福山なので比和には帰らないのは複雑な気分だ。
今日は良い骨休みになる。
画像は洗ったバインダーを写した。ほとんど使っていないので傷も見当たらない。
キャブレターのゴムパッキンが届いたので、来週あたり時間が出来れば
神辺に持って行こうと思う。
オイル交換
(20151016)
昨日の米検査の結果は一等になった。当然といえば当然な結果だが
特にいい米はフレスタ米(広島の人はみんな知っているスーパー)になるそうだ。
今日は自然栽培田にレンゲを蒔くために借りたヨットのおじさんのトラクターのオイル交換をする。
ヨットのオイル交換は命に関わるといって定期的に変えるのだが商売道具のトラクターには
あまり興味がないようだ。
僕がちょくちょく乗るたびに交換警報が出ていた。おまけに前回交換から何時間という
表示もでる。気にかかってしょうがないのでフィルターも一緒に変えることにした。
僕のトラクターは籾殻を運ぶ箱が付いているので、必要な時これで安心して借りることができる。
酒米の稲刈はまだまだ早すぎるとのこと。
去年まではこの時期に十分稲刈りを済ませることが出来た。
例年5月中旬から田植えをするが
来年からはこういう年もあるということで5月初旬から田植えをして
9月初旬から稲刈りが出来るよう計画する。
出荷
(20151015)
昨日のバインダーは磨きあげてピカピカにした。
倉庫に眠っていたので陽に当たらず水洗いしただけで綺麗になった。
ほとんど使われていないので新品感がある。
キャブレターを掃除すると一発でエンジンは始動した。
昨日の仕事はPCに使われ、バインダーの整備で一日が終わった。
今日はコシヒカリの出荷をする。
画像のトラックで使くの検査場に搬入、検査を受ける。
今では積み下ろしはリフト対応なので、人力のころのことを思うと大変楽になった。
出荷後のトラックには籾コンテナを清掃して積み込み稲刈りに備える。
検査場で酒米の熟れ具合を検査員に見てもらい
刈り取り適期を判断してもらう。
専門家に見てもらうことで稲刈りのGOサインが早まるかもしれない。
今日は機械の清掃を済ませ、いつでも対応できるようにはしておきたい。
昨日は全国で冷え込んだようだ。
町内の高地では霜が降った。
僕の所は霧が出て放射冷却がなく霜はは降らなかった。
今日も霧が出ていて少し寒さが和らいでいる。
稲に霜が降っても大丈夫だが葉が枯れて熟れなくなるのが心配だ。
霜に気をもむ稲刈りは初めてのことだ。
新古品
(20151014)
昨日は何もしないで組み立てたPCのセットアップをして
昼から島根の温泉に行った。
組み立てたPCのCPUは値段の安いAMD製の最も早いものにした。
ここ2年で前のものより数段進化している。
わかってはいることだが付いていけない。
モデムとの相性悪くネットに繋がっていない。実質稼働までしばらく時間がかかりそうだ。
今日は酒米の稲刈り準備で機械の掃除と神辺に持って行くバインダーを整備する。
バインダーはほぼ新品で前のオーナーが一度使ったきり亡くなった。
自然栽培研究会に買ってもらうことになったが
試験運転をしてから持って行くことにした。
僕が使ったことがあるのは40年前。
結束紐を買ってきたが紐の通し方がわからない。
写真を撮りながら40年前の稲刈り風景が浮かんできた。
木の名前
(20151013)
植えた木の名前はマネーメーカーだった。
来る食糧難を救えるというような資料もいただいた。
収穫も調理も簡単、味はアーモンドとクルミをしのぐ、成分も申し分ない。
剪定もいらないので管理が楽、耕作放棄地のたくさんある山間地向いていて、
特産になり得ると書いてある。
名前の由来か十分納得できる。
ただ、収穫できるのが10年先というのはいささか長すぎる。
あれほど奨励された栗がイノシシの餌になっている。
日本の山間地はどうなっていくのか。僕の引退時期に重なるが
複雑な気持ちになった。
昨日は何もせず、今日もやる気が起こらない。
あっさり買い物にでも出かけて休むことにした。
植樹祭
(20151011)
昨日の御幣は「金幣」でした。宮司さんがお祓いをする時に使うものの金バージョン。
祭礼のお旅の時に使われる「金幣」を持ち運ぶのが僕の役割でした。
夕方神辺でもらってきた「マネーベースとカーチス」という木を国道近くの空き地に植えた。
20m近くなる大きな木、陽当たりのよい所ということで家の畑に植えるわけにもいかず
困った挙句に、ほ場整備で配分してもらった畑に植えた。
家一軒建てられる畑面積だが何にも使っていないので思い切ってこの場所にした。
金持ちになれそうな名前で10年後が楽しみだ。
カーチスだろうか香ばしく煎ってあり甘みも強く美味しかった。
育ったら名産品になるかもしれない。
今朝は雨が降っている。コシヒカリの色選別が済んだので
酒米の稲刈りに備えてすべての機械を掃除しなくてはならない。
稲はまだ青い。今日はのんびりしようと思う。
お祭り
(20151011)
昨日一時間ほど長男に手伝ってもらって色選作業をした。
30袋済ませて冷蔵庫に入れれもらった。
冷蔵庫は7段積みなので僕の頭ぐらいの位置になる。担ぐ格好になるので
高い位置の積み込みはお任せにした。
今日は木屋原八幡神社のお祭り。
僕の家は昔、御幣(神社にある紙で作った幣の型のような木製でところどころ金箔塗装の・・・・・)という
ものを寄贈したらしい。以来僕の家は祭礼でこの幣を持って歩くことになってる。
各家には役があって、太鼓持ち、神輿担ぎ、幟担ぎ等々ある。
昔の祭りは屋台やおもちゃ屋が来て子供の相撲大会もあって賑やかだった。
子供は太鼓打ちの謝礼や相撲の賞金稼ぎでおもちゃを買っていた。
今では小中学校で10人もいない寂しいお祭りになった。
昔は11月10日が祭りと決まっていて、子供は太鼓打ちのために
昼から学校は休みだった。現在は体育の日の前後の日曜日と決まっている。
「高齢化が進んでお宮の役員が回って来るようなら氏子を辞めさせてもらいたい」
というような人も現れて物議をかもしている。
僕の役員は来年あたり人生二度目の役員が回ってきそうだ。
どこの家も普通この年になると後継ぎが出るのだが後継者のいる家はまばらなので
僕のようなケースが増える。一人暮らしで役員ができない人も出てきた。
先日も書いたが冠婚葬祭・集落行事はすでに崩壊状態といえる。
昨日までは去年の藁竜だったが昨日何とか間に合わせたのだろう新しくなっている。
竜の両側には幟が立つことになっている。
襲来
(20151009)
鳴りを潜めていたレジェンドイノシシが出たと
ヨットのおじさんから連絡があった。
行ってみると稲の被害はあまりなかったが柵の外を掘り返している。
画像の所から100m以上の距離はこんな感じだ。石交じりなのでこの程度だが
土だけの所は大きな穴が空く。全部イノシシの仕業だ。
至る所に高さ1.5mの柵にイノシシが引っ掛かり先端が出入りの方向へ折り曲がっている。
スポット溶接の離れたところもある。どうするかということになったが
出入りしたところを補修したり電柵をしても、また違った所から入る。
僕とヨットのおじさんの管理しているところは`単位で途方もない。
点検して歩いたが結局お手上げということで別れた。
酒米なので刈るには早すぎる。暗くなってロケット花火をしておいてが
稲を食べに来ているのではないので一時の気まぐれと思いたい。
イノシシの活動が田んぼに向かうとなるとくくりわなや箱わなを再開する必要がありそうだ。
新米のくず米で歓迎することにしよう。
明日は集落のお祭り。親戚と子供と今晩飲み会をする。
明日仕事をしていては罰が当りそうだが
長男をあてにして色選を午前中に済ませたい。
飲み会は控えめにと決めるがなかなか思うようには行かない。
酒米の田んぼ
(20151009)
例年この時期に刈り取る酒米の田んぼ。今年はまだ青い。
田植えが6月だったということもあるだろう、盆以降の天候不順も影響した。
この田んぼの面積は約45a(1,360坪)ある。僕が耕作する中で一番大きな田んぼです。
少し前までは10a1万円で小作をしていた。最近では10aコシ1袋が相場になっている。
この田んぼは条件が良いので1.3袋、合計6袋で契約している。
左にあるのが刈り遅れのコシヒカリ。行ってみれば少し田んぼが柔らかいが
僕のコンバインなら刈れないことはない。
農業公社の刈り取り順番が来ないのであれば僕が空いてますよと話はしたが
今だ連絡はない。
昨日はコシヒカリの籾すりが終了、続いて色選機の選別をしようとしたが
その数100袋、気分的に滅入ったので乾燥機の掃除をして作業は終了にした。
色選機にかけるためにはプラントの一部変更と手伝いもいる。
今度の日曜日、地域の祭りがあり長男が帰る。若い力をあてにしようと思う。
コシヒカリから酒米に品種が変わるのでコンバインやプラント一式掃除して待つことにしよう。
昔は祭りの日に仕事をするなんてありえなかった。
神輿担ぎは高齢化が進んで軽トラでねり歩く(運ぶ)。
僕らの若い頃にはお宮の役員は一世代1回すれば済んでいた。
そろそろ二回目の役員が回ってきそうだ。
後継者のいない高齢者や空き家が多くなった現代では
地域のお宮は維持継続も大変な時期になっている。
冠婚葬祭も様変わり、限界集落が見えてきた。。
残念
(20151008)
カープは残念、黒田の出番はなかった。大瀬良の失点だけが目立った。
スライダーを狙われた感がある。
失投は相手にもあったがことごとく打ち取られた。
敗因は大瀬良だけの責任ではないだろう。
まだ若い(未熟とこれからの意)来年があるだろう、応援している。
コシヒカリの籾すり作業は終盤になった。
今日で終了になるが一つ問題が。最初のコシヒカリの
色選別がうまくいっていなかった。
新米を試しに精米してみたらところどころに黒い点の付いた米がある。
カメムシ被害米が完全除去ということにはならないが少し多すぎる。
もう一度色選機にかけてみることにした。
この作業は情けないやら重いやらで相当堪える。
注意はしているが作業初めは毎年一年生になっている。
だいぶもうろくしたなと思う。
米袋30sを40袋の籾すりが終わると籾殻を田んぼに撒く。
去年は籾殻にヒエの種があってヒエの温床になると田んぼの一角で燃やしたら、
そこが出来過ぎてコシヒカリが倒れてしまった。
倒れてはコシヒカリの品質が下がるので、ヒエは生えても
一番痩せている田んぼに堆肥として撒くことにした。
集落の田んぼは僕の酒米とコンバインの入れない田んぼを残してほぼ終わった。
入れない田んぼを請負っているのは第三セクターの農業公社。
いくら高額のコンバインでも埋まってしまえば元も子もない。
僕の集落には稲刈り待ちの田んぼが3か所ある。僕の田植えより10日ぐらい早いので
刈り遅れは免れそうにはない。気の毒なことだ。
画像左上は僕の家の右側にある渋柿の木。干柿にすれば美味しいが手間がないので
動物の餌になっている。買えばひとつるし(藁で編んだもの)数千円する。
日本国中の田舎でこんなことが起こっているんだろう。
日本の秋に餓死する動物はいない。
高級コシヒカリ
(20151007)
何かとあったがプラントは順調に稼働し始めた。
この米は国道に沿った僕の家の田んぼの米で高級な米に仕上がった。
粒も大粒、青い未熟米が少しあることは適期刈り取りの証拠だ。
二度の選別と色選機にかけてあるので普通の農家のコシヒカリとは
見た目が大きく違っている。
米の成分分析は済んでいないが、たぶん評価は高いと思う。
出来不出来・品質はお天道様と土が作ってくれるが
今年も忙しさにかまけて肥料をあまり降らなかった。
作りすぎ(肥満)でないことは病気と天敵に強くなる。
健康な稲にはウンカも寄り付きにくいので農薬も少なくて済む。
木村さんの言う腐らないリンゴや米の真髄だろう。
窒素肥料が少ないと蛋白質が少なくなるので味は良いとされている。
僕の田んぼは牡蠣殻や石灰という微量フリカケが散布してあるので
今年は自信満々でコンクールに出品できる。
結果を期待したい。
今日のカープは先発前田、セットアッパー黒田の布陣。
これも良い結果を期待したい。
刈り残し
(20151006)
今朝も寒い、霧の朝だ。昨日はエアコンでしのいだが今日からストーブに火をつけた。
こんな気温の稲刈りシーズンは初めてのことだ。
一昨日刈った田んぼに未熟の青い穂の所を刈り残しておいた。(画像真ん中左)
青いのは比和の水は綺麗だが冷たいのだ。この田んぼは水路が壊れて常時水が入っていた。
これで刈り残しは4か所になった。
全部集めても少ない量だが刈り取りミスやイノシシ被害の米ではない。
このまま朽ち果てさすのでは罰が当たる。
バインダーで刈り取り天日乾燥させ脱穀する。
僕のコンバインでは酒米を刈るので混米してはまずい。神辺の機械を拝借しようかと思う。
事故は突然起こる。
前回のこともありホームページのバックアップを完璧にしようと
不要データを整理して二重のバックアップをした。
さて、ホームページの更新をしようとソフトを開いたら「前回のものはありません」ときた。
しまった、不要データを残し必要データを削除してしまっていた。
ゴミ箱を探しても見当たらない。
ならばダウンロードなのだが受け皿がいる。あれこれ探して9月19日現在のスタイルがあったので
そこにダウンロードすることにした。そこでクリックを失敗。
ダウンロードでなく9月19日をアップロードしてしまった。慣れるというのは恐ろしい。
バックアップも削除したものをしているので途方に暮れた。
ワンクリック詐欺に引っ掛かったようで放心状態になった。
落ち着いてウインドウズをあれこれしていたら、最近使ったものの中に
見覚えのデータがあって復旧することができた。今でもこのデータがどこに入っていたのかはわからない。
ひとつ賢くなったがデータを失う恐怖感は半端ない。
皆さんもワンクリックにはご注意を!
中帳場
(20151005)
昨日の稲刈りは水溜りもあったが湿地用キャタピラを備えた僕のコンバインは
期待にこたえてよく頑張ってくれた。
倒伏稲の刈り取り性能も申し分ない。
見た目難なく済ませているようだが前のコンバインだと相当難儀をする状態だった。
昼前から着手する予定がどうもライスプラントの色選機の調子が悪い。
あちらを直せばこちらという具合に機械が多い分
調整が大変だ。
農機具やさんに頼んだが全部の機械がフル稼働する頃には
秋作業が終盤ということは避けたい。
籾すりが手間取った分稲刈りの着手が昼過ぎになり、
終わったのは日没前だった。
刈り取ってしまえば余裕の中帳場ということで、最後になった畑シメジのナバ汁をあてに一杯飲んだ。
稲刈りで知らないうちに汗もかいているのだろうナバのシャキシャキ感としょうゆ味は
とろろ昆布の助っ人もあって最高の味だった。。
なすびと豆腐も具のレギュラーです。
カープはここ一番黒田で勝った。次の中日戦、谷繁監督は庄原市の出身、広島のよしみで
カープをCSに行かせてくれー。
オオクボ
(20151004)
家の前にあるコシヒカリが植えてある田んぼ。
名前はオオクボといっている。
大きな田んぼという意味があるだろう、田んぼのことをこちらではクボという。
田んぼ整備が進んでいないころにはこの二反クボは大きい方だった。
今では不整形で一番手のかかる所になった。
この田んぼでコシヒカリの収穫は終わるが、昨日の稲刈りは
乾燥調整のトラブルで作業はできなかった。
乾燥機の3台目を稼働させるようにしたので
今日は昨日写した田んぼとこの田んぼを刈り取る。
刈り取って乾燥機に入れてしまえば酒米の刈り取りまでは時間がある。
雨が降っても余裕の状態になる。
乾燥調整のトラブルとは刈り取った籾を乾燥機の中に入れておくと
最適水分15%以下になっている玄米が未熟米の水分を吸って
水分過多になっていた。
ひどいのは水分15%のところが16%になっていた。
これは検査ではOUT。
籾すりができないことは乾燥機が空かないので稲を刈ることはできない。
水分過多の籾を乾燥させながら2枚の田んぼの籾を別々に乾燥させる。
順調にいけば予定通りとなる。
今日はやまびこ祭り(町の収穫祭のようなもの)がある。
僕が始めたツーリングトライアル競技は20年目を迎えるそうだ。
今は違う団体で引き継がれている。
稲刈りで収穫祭どころではないが毎年米を賞品として提供してきたので
今年も奮発してやろうと思う。
昨日は二か所で田んぼの低い所の溜まり水を柄杓でくみ出していた。
僕の田んぼは水が引いているようだがコンバインが入ってみないと状況はわからない。
僕のコンバインの高い能力が役に立つようだと泥まみれを覚悟することになる。
今日は通常の稲刈りになったら嬉しい。
稲の色は少し刈り遅れのサインに変わろうとしている。
何とか間に合った。
黄金色
(20151003)
今日刈り取る予定の田んぼを写した。
8月のイノシシの波状攻撃から守りきった田んぼだ。
綺麗に売れているがイノシシの荒らされた画像上の方は倒れてしまった。
朝初出荷の米を精米したらカメムシがの跡がある。もう一度
色選機にかけて出荷することにした。
手間はかかるが綺麗なコメを届けたい。
僕のコシヒカリの田んぼははここを入れて後2枚。
5反あるのでやる気になれば今日で済ますことができるが
田んぼが変わると水分品質のばらつきが出る。
もう一枚はイノシシの攻撃はないのであせらずに
明日することにした。
刈り残し
(20151002)
こんな時期まで比和のコシヒカリの稲が立っていることはまずない。
例年今の時期は酒米の刈り取りが始まっているはずだ。
昨日の雨で大半の田んぼに水が溜まり稲刈り不能になった。
昨日の神辺の稲は比和の8月末ころの感じだ。
田植えも遅いがあの青さからいえば刈り取りは11月になる。
モチは10月3週目と見た。
カメラを忘れたので画像はない。
僕のコシヒカリの田んぼは水の入り口が青かったので刈り残してある。
青い未熟米があると乾燥ムラになるし食味も落ちる。
こうした個所が4か所あるので最後にバインダーで刈り取り
ハデ干しにして食べてみようと思う。
画像の田んぼは極端な漏水田で今日でも稲刈りできる。
こういう年は最低評価の田でも最高評価になった。
来年も辛抱してみようかという気持ちになるから不思議だ。
使うバインダーは僕のものではない。右上の小屋の中にある。
新古品で前のオーナーが使わないで亡くなってしまった。
あまりに機械がかわいそうなので神辺で活躍してもらうことにした。
そのためにこの稲を刈って調子を見て持って行くことにしている。
コメのハ
(20151001)
自然栽培の田んぼにレンゲ種を蒔くためにトラクターを入れたら、
田んぼが柔らかく埋まる寸前になり危うく難を逃れた。
カメになって埋まってしまえば重機が入れるようになるまで
救出はできない。
トラクターが行っていないところはそのまま種を蒔くことにした。
画像右に谷がある。
そこから山に入り登っていくとナバのシロがある。
農作業でくたびれていく気が起こらない。
もったいないがしょうがないと諦める。
モミは米の刃と書く。玄米は籾の鎧に包まれている。
ガラス質でできていて籾が搬送される農機具の鉄板の擦れる部分は痩せていく。
擦れた部分は錆びが落ちてピカピカに磨いた状態で、
コンバインや乾燥機の中の螺旋(らせん)先端部は研いだ包丁のようになる。
先日から古い乾燥機の昇降機のどこからか籾が落ちてくる。
応急処置はガムテープ。
最終的にはカラー鉄板を切り、接着剤で張り付ける。
ガムテープを張ったまま持ちこたえている部分もある。
硬いものには柔らかいものがいいこともある。
籾は撒いて有機物、焼いて燃料・肥料・木酢液が採れる。
畜産の敷き物にして堆肥にもなる優れものです。
ただ、はしかが出て粉塵と痒いという欠点がある。
今日は朝から籾すりをして、出来上がった玄米を出荷、
昼からは2014年産自然栽培最後の米を神辺の一日市に持って行く。
途中眠くなるので早めに出かける。