木屋原農園


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直播

(20150531)




昨日の雨は少雨で乾いている田んぼには朝早くから水を入れている。

水が十分あるところでは夜明けとともに水を入れ、朝8時ころに水を止めるのが

稲の成長にはよいのだと聞いたことがある。

夕方温まった水で夜に稲が成長するのだそうです。

寒冷地で十分水がある所の話で、自然栽培の所のような谷水では

一晩中水を入れなければ満杯にならない。

昼間入れたのでは田んぼが冷えて不作になる。

逆に熱帯夜のような時は有利に働く。寒暖差がないと米は美味しくならないらしい。


田んぼの横の空き地へ観察ポットの田植と同じ日に余った種籾を播いた。

芽が出て緑化し始めている。

鳥の被害にあわずここまで来た。

慣行栽培の近くに蒔いてある。無農薬・無肥料なのでどうなるのか興味深い。

ポット苗と合わせて観察していこうと思う。


草刈はもう少しになった。相当くたびれたんだろう、注意力が散漫になり

トラックのホイールをコンクリートに当ててしまった。ホイールは熱をかけて修理出来たが

タイヤは新品になった。

今日は草刈を休んでトラクターに乗って代かきをすることにした。




観察ポット

(20150530)




観察ポットにも雑草が生えた。

よく見るとヒエ(右上)もあるし他の雑草も見える。

土を持って帰った自然栽培の田んぼは何年も荒れて乾いていた。

水田にしたのは去年からだ。なのに水草雑草がいっぱい生えるということは

種は何年でも休眠して出番を待っていたことになる。

ヒエの種は土の中に居れば3千年生き延びるそうである。


雑草をどうにかしようと考えるとストレスが溜まる。

アッサリと負けを認めて気楽に百姓をすることにした。




比和川の中州でアップアップしていた鯉は元気に泳いでいる。(20150423更新)

尾びれと胸びれが白いのですぐ判別できる。

どう見てもこの池で一番大きく見える。

後入りでこの池の主になったみたいだ。




竜宮城

(20150529)




昨日の草刈は思っていたよりイノシシの穴ぼこが少なく順調に進んだ。

ホンダの草刈機は燃費もいいし、排気音も4サイクル独特の音で耳に優しい。

ホームセンターで買った安ものだがよい買い物をしたと思っている。


草を刈っているといろんな生き物と出会う。

見えいていたら刃が当たらないようにするが、亀は見えなかったので甲羅に刃が当たってしまった。

回転しているものほど強いものはない。

一瞬にして亀を傷つけてしまった。田んぼに放すと這って逃げたが

深手を負わせてしまった。


これまで道路で轢かれそうになって困っていた亀を多く助けたが

これで竜宮城への招待はなくなったと感じた。




ここの田んぼは長辺が長く道路から反対側に行くことはめったない。

草を刈ってふと見ると大変なヒエ雑草が生えている。

除草薬が全く効いていないところだ。

物理的にとるのが一番だがそんな余裕はない。

昔使っていた2条の除草機を押してみようと思うが機械がない。

やはり田植機を改造して除草機を作るしか方法がないと思う。

草刈を一時中断して田植機の改造を優先したほうがよさそうだ。




草刈修行

(20150528)




昨日は午前午後合わせて4時間草刈をした。

平坦な所ばかりでなく斜面のキツイところもあったので、暑さも加わって

相当くたびれた。その分ビールの味も最高だった。

僕の管理している田んぼの畔の草刈は雨の日や代かきの時を休みにしても後4・5日はかかる計算だ。

早めに着手すると自走の草刈機も使えるがこの時期では草が長くなって使えない。

トラクターを使うには平坦で石がない事が条件になる。

日本の米作りでは田んぼの畔の草刈だけは省くことの出来ない大きな仕事で

規模拡大の大きな障害になっている。

田んぼの畦で米はできないが

畔が草ぼうぼうになっていたら、条件のいい田んぼは貸してくれなくなるからだ。


刈り始める前に草の状況を撮った。ここの田んぼ3枚で幅2m×合計延長600mはあるだろう。

一見楽そうな畔だがこの辺りはイノシシが石を掘り返している。

石に刈刃が当たり、だんだん切れが悪くなると疲れるのは十分想像できる。

自走式のハンマーナイフやトラクターが使えるようにするには重機で畔を修正して

石を除去する必要がある。

費用対効果はどの辺だろうとかと思ってみたりする。

昨日の草刈消費カロリーは500Kcal。

まんざら健康維持には草刈はよいのかもしれない。


草刈を前にブログを書いている。起動スイッチを「ON」にして

頑張るしかない。




ヒエ雑草

(20150527)




自然栽培の田んぼの水深の浅い所は大量のヒエが発生している。

こうなったら一本々抜くか除草機を押すかしないと稲が負けることになる。

田植機の中古でチェーン除草機を作ろうとしたが足回りが故障して除草に間に合わない。

昨年みたいにシルバーパワーをお願いしようかと思う。




水深のある所はほんのわずかしか雑草は生えていない。

自然栽培で習った水深7pで雑草は抑えられるは当たっている。

自然栽培下の田んぼは面積が小さいので用水量は少ないが一晩水を入れれば

画像のように満杯になる。

こうしておけば嘘のように雑草は生えない。

ただし、高冷地の水の入れっぱなしは田んぼが冷えて米にならない。

寝る前に水を入れ始め、朝日が当たる前に止めることを

毎日修行のようにしていたら、毎日田んぼに行かないと落ち着かなくなった。

変な癖が付いてしまった。


ポット苗の所にも雑草の芽が出たところがあった。

雑草は強いと改めて思う。




箱罠

(20150525)




箱罠を田んぼ横の山の中に設置した。

雑な取説で組み立て方が理解できなかったが

あてがい細工で組み立てることはできた。


トラップのやり方は本体が黒で説明写真が白黒、画像不鮮明で理解できない。

夕方だったので説明書を持って帰り寝て考えることにした。

この箱に餌が入っていても周囲から見て違和感がある。

当分イノシシは入ってくれないだろう。


本日から苗箱の保温シートをめくり緑化を始める。

気温が高いので苗がぐんぐん伸びるだろう。


田んぼの草刈が忙しくなってきた。




苗箱平置き

(20150524)




20日に播いて積んでおいた酒米の苗箱を昨日平地に並べ直した。

芽がまだモヤシのようなので保温シートで直射日光を防いでやる。

カビの発生は今の所ないようなので2週間後には田植ができるだろう。

それまでは苗の育ち具合を見ながら草刈りや代かきをして田植の日を待つ。

今日はヨットのおじさんも人を頼んで箱を並べるらしい。

僕の倍の箱数なので熱中症対策もしながら大変な作業になるだろう。


一般の農家はほとんど農繁期を過ぎたのでそろそろ泥落としの声がかかってくる頃だ。

僕らは農繁期の最中なんだが、昨日でコシヒカリの田植は終わったので骨休みということで

お声掛けがないか心待ちにしている。


ツバメの巣がようやく完成した。

今年のツバメは家の中に巣を架けようとして粘っていたが

追っ払ったら、毎年巣をしている所に落ち着いた。

通路兼車庫の所だが卵を抱くようになると車を外に止めないと猫の被害に遭う。

当分車は露天駐車です。




箱罠

(20150524)




イノシシ捕獲の箱罠をもらってきた。

荷物を解かないで運ぼうとすると重いのでフォークリフトで受け取りに行った。

設置する所には部品ごとに運んでいく。

設置場所は人工物のない山の中にあると違和感があるので

少し人家に近いところがいいそうである。

僕の田んぼの近くは丁度いい所と思う。

農作業の合間を見て組み立てる。

今年は去年の捕獲実績を上回りたい。


ポットの苗は枯れないので順調に根を伸ばしていることだろう。




戦闘体制

(20150523)




昨日はヨットのおじさんの種まきの後イノシシ対策の草刈をした。

田んぼの周りの草刈をしないとイノシシが潜みやすくなるため余計に被害が大きくなる。

この田んぼはトラクターで付けた畔が全体的に荒らされている。

足跡を見ると小さなイノシシだ。

畔は軟らかい土なので好んでほじくり返している。

全く腹が立つが

まだ田植の最中なので本格的対策には手が回らない。


大きくしてから捕ってやると気持ちを慰めていたら猟友会の会長さんから電話をいただいた。

イノシシ捕獲用の檻を支給するとのこと。

僕が管理している檻とは少しトラップの構造が違うようだが、

この田んぼの周りに設置しようと思う。




観察ポット田植

(20150522)




観察ポットに田植をした。

このポット以外に慣行栽培の田の畔にもう一か所の観察場所を設けた。

そこには直播もしてみる。


ポットには右から3本・5本・8本で植えている。

今年は道路脇に置いているので、稲が小さい内は何を置いているのかは分からないだろう。

大きくなれば稲と分かるので興味を持つ人は居るかもしれない。


今日はヨットのおじさんの種まき。芽出し失敗の種籾なので

人力種まきに一人役必要だ。

みんなで悪口を言って賑やかな種まきになると思う。


今からホークリフトに乗って行くが、荷物を持ち上げて一般道を走っては

道交法違反になるのか心配になった。

国道を走るのは一分位の事なのでまいいか。

一応ナンバープレートと自賠責には入っている。




観察ポット

(20150521)




夕方僕の田んぼに鳥が来ている。

何の鳥か確かめようと近ずくと飛び立つ。

車が動いていると立たないが見ようと車を止めてカメラを構えると飛んでゆく。

100m位の間合いをとっている感じがする。

夕方暗いので望遠レンズは役に立たない。未だに何という鳥か確認できていない。


昨年の稲観察ポットがあったので自然栽培の田んぼから土を持って帰った。

土をこねて代かきを再現、今日中には苗を植えようと思う。


今日は気になっていた酒米の種まきが済んだので余裕を持って田植と代かきが出来る。

コシヒカリの田植も今日の代かきの田んぼに田植をすれば終わりになる。

コシヒカリの田んぼの朝の水管理パトロールが始まった。

バイクで走りたいが朝はまだ寒い。歩くには遠すぎる。

やっぱり軽で廻ることにした。




種まき第二段

(20150520)




朝から種まきの予定だったが

床土トンパックの土入れの状態がイメージ通り進まず、プラントの準備した時間の割には

250箱の種まきが済んだのは午後3時になってしまった。

通常500箱まいても午前中に済ませるのが普通なのだから、通常の倍の時間がかかったことになってしまった。

種籾は芽止めをしていたがネズミの被害を嫌って発芽器の中へ積み重ねて入れておいたら、

モヤシ状態になっていた。

この状態では均一な種まきが出来ない。

種まきのセオリーのなかではやってはいけない一番に挙げられる。

なってしまったものは諦めて、手まきで補足して何とか種まきを終わらせた。

総勢4人の種まきは近年にない大不作となった。


失敗したことは仕方がないので、ムレ、焼け苗だけはしないよう管理しようと思う。

近日中にヨットのおじさんの種まきもあるが、噂によると僕以上に

モヤシになっているという。

こうなれば僕の余った種籾を持って行き手まきに一人当てて

乗り切るしかないだろう。






自然栽培三日目

(20150519)






今日は何から取りかかろうかと考える。

雨が止んだので田植と代かきをするために田んぼの水を落として回った。

自然栽培の田んぼは昨日からの雨で丁度よい水具合だ。

当分この水位で行こうと思う。

今年も自然栽培の田んぼの土を持って帰りポット栽培をしようと容器を探している。

現地の再現なので深い容器が欲しいがなかなかよいものがない。

昨年のように3パターンを考えている。


田植と代かきの間に明日の種まきの準備をする。

忙しい一日になりそうだ。




カモかも?

(20150517)




昨日我が家の田んぼにカモが飛来した。

望遠レンズで撮った画像の口ばしをみればカモのような感じだ。

人間との間合いがあるのだろうが、大きく撮ろうと近くに行けば飛び立っていく。

昨日は2回失敗して追い立ててしまった。ホームページには遠くから撮ったものを載せた。

田んぼに苗を植えてから来てくれれば除草になるのでなお嬉しいが

今朝の田んぼには姿は見えない。


田植

(20150517)






昨日の自然栽培の田植は午前10時前に終わった。慣行栽培のコシヒカリも後90aと

春作業の全体の折り返し地点となった。

もう一頑張りのところまでこぎ着けた。




初草刈

(820150516)




昨日は自然栽培の田んぼは水が落ちないので田植準備をして、

今シーズン初の草刈に取りかかった。取りかかるのが遅いので少し長くなっているが

初草なのでスイスイ刈れる。

家の周りで草を刈っていないのは僕だけになったので、

草刈り作業も忙しくなった。




自然栽培の田んぼへは田植機へ18枚の苗を載せ、自走で行き、

その後歩いて帰り補給の苗を60枚ぐらい軽トラに乗せ田んぼまで持って行く。

ここだけで今日は1`近く歩くことになる。

苗の補給の上げ下げや歩くことによって田植はよい運動になります。

日が昇るまでは済ませたいので朝6時半ごろから始めます。




家の前の田植

(20150516)




昨日の画像の田んぼの田植が夕方には済んだ。

夜半の雨で苗が水没している。

明け方かなり降ったようで、比和川の水も濁っている。


こんな小さな苗でも8月になれば身長0.9mになり、立派な穂をつける。


後何回自分の植えた田んぼを見ることができるだろうかと

ついつい考えることがある。

設計では今年を含めて後15回と決めている。

当然関係投資も15年で回収ということだが

世の中変化が激しいので控え目にということだろう。


本日は今から自然栽培の田んぼの落水をしおいて、

田面の状態を見ながら田植をする。

間では明日以降の田植場所の代かきです。




風邪気味

(20150515)




昨日はこの田んぼと自然栽培の田んぼの植えじろを雨の中かいた。

家の中ではストーブを焚いたが、トラクターのキャビンの中は快適で雨で濡れた作業着を着て

少し汗をかいて眠ってしまい風邪をひいたようだ。

ここで寝込むわけにはいかないので今日の農作業は少なめにして葛根湯でも

飲んでぼちぼち作業することにした。

家の前の田んぼはもう少し田面が出ないと田植ができない。

昼過ぎまでぼんやりしていようと思う。


自然栽培の田んぼの田植は水たっぷりで明日以降にすることになる。

川向こうの僕の田んぼにも水を入れている。水が満ちたら代かき、

代をかいた田んぼの水位が下がると田植の順で作業が進む。


ここを植えると田植作業の3分の1が終了したことになる。




ネズミの分け前

(20150514)




田植に使う苗箱は設計より5%多く播く。

水が行きわたらないで苗焼けたりするのを見越してのことだ。

ネズミや鳥の被害の1%も入っている。


こんな苗箱を見ると腹も立つが

向こうも生活がかかっているんだろう、

ウイスキーの天使の分け前と同じ事だと思うと気分が楽になる。

何事もポジティブに考えることにしよう。

何事にも無駄なことはないと思いたい。




お疲れ

(20150513)




パソコン教室が喰い付いて朝寝坊をしてしまった。

僕が知ってることを知らない人に伝えるのは難しいことだ。

2時間30分の授業は相当堪えて

今日も早めに田植を済ませようと考えていたが陽が高く昇ってしまった。


本日昼まで田植、昼から自然栽培の田んぼの代かきです。

計画よりだいぶ遅れています。

全部の田植が終了するのは6月初旬の日曜日になるよう予定を修正しました。


明日以降自然栽培の田植になるので施肥機の付いていない田植機を引っ張り出して

点検したら問題なく動いた。

ジャンクでオークションに出ていたもので僕が福井県まで取りに行った

訳ありの田植機だ。

神辺の御陵でも活躍した歴戦のつわものです。




田植2日目

(20150512)




台風の雨の前に田植を済ませようと今朝も6時頃から始めた。

午前8時、肥料切れと朝食のためにいったん休憩にした。

この田んぼはもう10分で終了する。

雨が降っては肥料に水が入るので急がないといけない。


雨が降り出すと次に植える場所の代かきをする。


画像左の田んぼと今植えている田んぼは昨日代をかいたが、

左の田んぼは水があり過ぎて田植にならない。

落水をして明日あたりに済ませようと思う。


本日パソコン教室の講師を頼まれた。どのレベルの講師をすればよいかと尋ねたら、

何でもいいのでしてほしいとのことだった。

事前にわからないことほど難しいことはない。

エクセルで会員名簿を作って便利な使い方の講習をすれば

次回からの課題もみえてくるだろう。




初田植

(20150511)




昨日は神辺から帰るのが遅くなったので今朝早くから今シーズン初の田植をした。

6時から始めて2時間で完了した。

もう少し早く始めて陽が差すまでには終わらせたかったが、準備に手間取った。

田植は上からの日差しと田面からの照り返しでものすごく日に焼ける。

元々南方系なので赤くならないで真っ黒になる。

近所迷惑と思うが人家が遠いので朝と夕方田植をすることにしている。

今日はこの田んぼの上の2枚と、余裕があれば自然栽培の田んぼの代をかく。

気になっていた田植が順調だったので気分は楽になったが、

このころから草刈というものが始まる。集落のほとんどの家が一回目の草刈を済ませた。

次から次に仕事があるものだ。




田植準備

(20150510)




自然栽培の田んぼから田植を始めようと思っていたが、水のあたり具合や

代かきの段取りで慣行栽培の田んぼから始める。

田植機に燃料を注いで田んぼの所まで運んだ。水が少なくならないと植えられないので、

鍬をもって落水するよう溝を掘って写真を撮った。

今日は神辺の自然栽培研究会の種まき。午後一時ということなのでトラブルがなければ

早々に帰ってこの田んぼの田植は済ますことができるだろう。

済まなくても明日がある。兼業時代と比べてこの気持ちの余裕は代え難い。


この田んぼは長辺が100mはある。一見ものすごく面積がありそうだが千坪まではない。

通常植え始めて2時間もあれば済んでしまうが

一人農業で苗のロジスティックがないので通常より時間がかかるだろう。

僕が管理する田んぼはこの田んぼを含めて右側に2枚、計3枚ある。


正面の小屋の左に田植機を置いている。左の小さい6条植えの田植機が僕ので、

右の8条植えがヨットのおじさん。

左の田んぼはヨットのおじさんが管理している。彼も一人でこの辺り一帯を管理している。

忙しそうにしていて手伝う気配はない。




小雨模様

(20150509)




今朝は肌寒い小雨模様だ。

ついついストーブのスイッチを押してしまった。

自然栽培の下の田んぼには水が行き渡った。昨日夕方トラクターで一回ほど

走ったのが効いたのだろう。

これから荒がきをして水位が減るのを待って、植えじろをかく。約一日置いて

田植になるが水曜日頃にするよう計画している。


トラクター作業はキャビンの中が暖かいので快適だが、外の仕事は雨が降っているので

休憩しようと思う。

考えてみれば4月になってから何もしないで休憩した日はなかった。

昨日田植機のヒューズ切れがわかったので車屋さんに行って、それからスーパーでも寄って

のんびり過ごすことにしよう。




入水

(20150508)




今朝、自然栽培の下の田んぼに水を入れた。

この田んぼは真ん中あたりの漏水が激しいので、

夕方か明日の朝、一度トラクターを入れて土をこね回す必要があるだろう。

細い水路だがこれだけの水量でかなりの面積の稲作ができる。

24時間水が流れるのだからポンプなどの比ではない。

引力で流れるのだからこれだけエコのものはないと思う。


今年耕作する全部の田んぼに水をあてる準備が整った。

既に代をかいている所があるので苗の準備が出来た所から田植をしたいが

田植機の調子が悪い。

予備の田植機の部品を取り付けることもできるが

電装関係の故障のようなので僕の知識ではどうにもならない。

農機具屋さんに朝一番で修理をお願いしたら、

いま一番忙しいのでいつになるか分からないということだった。

使う時に故障が分かるのだから忙しいはずだ。

農機具屋さんしかり、故障というより使い方を忘れていることの方が多いかと。

だれも毎年稲作一年生になっている。

身にしみる言葉だった。




水が入った

(20150507)




自然栽培の上の田んぼに水が満杯になった。

代をかくに丁度いい状態だ。

下の田んぼは排水路を掘ったので、自宅のリホームで出たU字フリュームで

用水を引く水路を作った。バックホウで吊って一人で据え付けたが難儀な作業だった。

地震がくれば即崩れそうな素人工事だが

一応格好にはなったのでモルタルで水漏れ防止をして今から水をあてる。




今日もあちらコチラの田んぼを代をかいて渡り歩く。

代かきが一巡すると田植代をかいて田植になる。

この辺りでは初めの代を荒がき、田植代を植じろとも呼んでいる。

荒がきを二回する丁寧な人もいる。


代をかいていると単純作業なのでものすごく眠くなる。

炎天下でも

スモークフィルムを張っているので窓を開け足を乗っけて窮屈な格好で寝る。

時々病気で倒れているのかと心配してくれる人がいる。

所かまわず休憩できるのが農業のいいところだと思う。


ちなみにヨットのおじさんのトラクターは紫外線防止のガラスにエアコンが付いている。

羨ましい最新式だ。




朝仕事

(20150506)




朝仕事に自然栽培の田んぼの水を迎えに行き、

家の前の田んぼの代かいた。

田んぼからトラクターを上げてみたら稼働時間は丁度千時間。

感慨深いものがあって写真を撮った。

昨日のブログでは平成17年購入と書いたが、どうも違う。

調べてみると平成7年の間違いだった。

あれから20年よく頑張ってくれた。僕の農業人生も後十年。部品は替えるにしても

最後までパートナーでいてほしい。


改めてこのトラクターはよくできている。オートマチックとエアコンは付いていないが

今の機械についているものはほとんど付いている。

部品も全てそろっているのもありがたい。

大変高価なものだったが今でもよい買い物をしたと満足している。




このまま洗車すると土が良く落ちる

洗車してオイル交換をするか一段落するまで作業するか

迷うところ。

田植機の調子も見ないといけないので、田んぼの水のあたり具合を見ながら

作業を進めることにしよう。


カープは巨人に歴史的屈辱を与えた。

積年の恨みを晴らした格好だ。今日も勝たしてもらう。




トラクター千時間

(20150505)




今日の午前中で全部の荒起しが終了、ローターリーを代かき用のローターに変更した。

トラクターの稼働時間を見ると、997時間使用している。

平成7年(1995)年に買ったので20年目で千時間になった。

オイルエレメントとオイル交換は一段落した時点で替えてやろうと思う。

車体をぐるり見渡すとエンジンマウントの周りはひどい錆だ。

錆を落とし、塗装をしてやれば少しは見違えるだろう。

このトラクターの塗料は少し高いが専属の色のスプレー缶を売っている。

工場のような塗装にはならないが錆防止くらいにはなる。

長い付き合いになるので少し化粧もしてやろう。


午後からは小さめの田んぼの代かきをして、夕方には田植機の調子も見ておく。

水の入り具合を見ては代をかいて、いつでも田植が出来るようにしておけば、

雨が降れば代かき、晴れれば田植というような臨機応変な作業選択ができるようになる。

苗がまだ小さいので今シーズン第一回目の草刈でもしようかというような

余裕が出来たと思う。




自然栽培開始

(20150504)






自然栽培の田んぼの田面の低い所に山の土を入れ、荒起しの準備が整った。

山の土(真砂土)は無機質で肥料分は皆無だが

沢山入れたようでも全体から見れば知れたものだろう。

土の入った所がどんな出来になるのか興味深い。

収穫量の問題はさておき、秋の収穫作業が楽でなければ米作りは出来ないので

排水するところを2か所新たに設けた。

その周りも重機で深く掘って排水ができるようにした。

今や中山間地の米作りはイ、ノシシ被害の復旧や土いじりをするのに重機が欠かせない。


荒起しの済んだ所は順次水を充てて行き、水代(しろ)を掻(か)いて

田植をする。田植の中間どころで種まきをするが、

代かきと田植を繰り返す自転車操業が5月いっぱい続く。


僕のGWは6月になってからです。




苗管理

(20150503)




あまりの暑さに朝の水やりをしたコシヒカリの苗が

昼には苗床の土が干上がっている。

昼にはもう一度散水してやらないと苗が葉っぱを巻き込んで水をくれと訴えるようになった。


水やりはモーターポンプ式にしている。用水路の砂を吸い込むので時々濾過機を掃除するが

1回の水やりは片側が2分程度で済む。

苗のことを思えばプール育苗がベストなんだが、準備が大変なので未だに

ポンプ式にしている。


荒起しはもう少しになったが夕方から少し天気が崩れそうなので、

自然栽培の田んぼの土運びを優先させる。


土運びが済んだら即刻荒起しをして、自然栽培の田んぼから代かきをしようと思う。

一番最初に田植をしないと

太陽と山の位置から秋になると日照が少ない条件になる。

秋になると収穫の遅いほどイノシシの被害も多くなることもあるので

自然栽培の田んぼはなるべく早く収穫することが

いいと判断した。


自然栽培の田んぼは埃が舞うほど乾燥した。土が硬くなり幅の狭いロータリーで起さないと

トラクターが難儀をするかもしれない。


カープは昨日ようやく10勝に到達した。最近、点が取れるようになったので

5月の反攻に期待したい。




セリあげます

(20150502)




あげますというより採ってほしい。

田んぼに生えたセリは駆除困難雑草に数えられる。

トラクターの爪で撹拌すればいたるところから生えてくる。

農薬を使わない場合は抜き取らないと駆除できない。


このセリは自然栽培の田んぼに生えている安全なものです。

栽培したような軟らかさはないが根まで洗って食べられる。

僕は味噌汁に刻んで入れて食べるのが好きだ。

GW、みなさんはいろんな所に出かけられると思う。

お暇なら立ち寄って一束でもいいので採っていただけたらありがたい。


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