木屋原農園

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平成26年6月更新記録


くくり罠

(20140630)




我が家の草刈は草刈機の燃料タンク一杯分までこぎつけた。

昨日は梅雨にもかかわらず良い天気だったので刈った草を焼いた。

ガソリンスタンドの裏の田んぼは狼煙のような煙があがり、通報されるかとヒヤヒヤものだった。

周囲の人はこの辺の風物詩なので気にしないが、車で通る人は

建物の裏から煙が出ているので一瞬火事かと思ったかもしれない。

草は短いうちに何度も刈って、ほっておけば焼かなくても済むが僕の場合

長くなってから刈るので、野焼きをしなくてはいけなくなる。

草刈工程が一周すると最初の所が長くなっていて、次の草刈が始まる。

この繰り返しを2・3回すると稲刈りになる。

多い人は4・5回刈る人がいる。しかも刈ったみじん切りを集めて燃やす人がいる。

とても真似は出来ないが、その人達の畔は芝生になっている。


そろそろイノシシ対策を始めようかと思う。

踏み板を踏ませるには障害物があればいいと書いてあるが、

踏み板はステンレスで光っている。どうカモフラージュするのか

イノシシの気持ちになって考える。




モリアオガエルの卵

(20140628)




何が気に行ったかは知らないが、エビの水槽のヒキガエル除けの網にモリアオガエルが

卵を産んでいる。

防虫網なのでオタマジャクシは水面に落ちることはできない。

左の鯉のいる水槽の外側にも産んでいるから、家に来るモリアオガエルは何かおかしい。

このままではまずいので

網をひっくり返してオタマジャクシが産まれたら水槽に落ちるようにしてやった。

エビの水槽なのでオタマジャクシが喰われることはない。


家の前に沢山の青ガエルが来ている。

毎年この葉っぱには沢山やってくる。考えてみると上に防犯灯があり

虫が集まることを知っているのかもしれない。葉っぱも保護色になることも本能的に

理解をしている。




カエル嫌いには面白くない画像だろうが、僕には青ガエルは綺麗でカワイイ。

僕の一番好きな色だ。



泥おい虫

(20140628)



自然栽培の苗に泥おい虫が付いて食害を受けている。

慣行栽培では田植をするとき「いもち病と殺虫剤」を同時散布して予防する。

甚大な被害ではないが、予防しないと一面まっ白になるほど被害を受けて成長が遅れる。

とても辛抱できる状況ではない。

ポット苗はピンポイントなので安心して被害状況が観察できる。

苗が成長してくると自然と回復して、葉が硬くなるとこの虫も居なくなることは経験上知っている。

毎朝ポット苗を観察するのも楽しい。オタマジャクシの尻尾が無くなった青ガエルの子供がポット苗に来ている。

前の田んぼから道路を渡って来るとしか考えられないが、

渡っているところを見たことが無いので、本当の生まれた場所はわからない。


今日はイノシシの柵と草刈をすることにしている。




焼酎梅

(20140627)




焼酎に漬けた梅があまりにも酸っぱいので、

餌付に使うことにした。食べると超酸っぱいが香りはいい感じだ。

朝行ってみると動物にはあまり興味がないのか、つっついていない。

昨日のいい香りは飛んでいる。

糠に焼酎を混ぜるとイノシシが喜んで食べると聞いた。

焼酎35度で100b、25度で200b以内で寝ているとの情報もある。


白い米粒は八反35号という酒米。密造酒に要望があるかと20`の半端を取っておいたが

そんな暇のある人は少なく、食べることもできないので餌付け用に処分した。

数羽のハトが来ている。ご飯には向かないが鳥にはごちそうだ。

夕方には無くなっているだろう。


観察日誌の画像は背景に植物があると見えにくいので、反対から撮ることにした。



草取り

(20140624)




大量のヒエが発生し、除草してもらうためシルバーセンターに来てもらった。

中央の田んぼの左側から始めてもらい、2日目の5時前には画像中央右側の畔際まで済ませてもらった。

約1000坪近くあるが、ものすごい忍耐力だと思う。頭が下がる。

この田んぼは昨年不作付けで、水が溜まり大量のヒエが発生した。

一度芽を切って茎ができたものは草刈機で刈っても種を付ける。

発生の早い段階でトラクターで起してしまえば何とか防げるが、

放置してあったため恐ろしいほど生えて種を落としてしまった。

この種は3000年後も芽吹くのかもしれない。




左下の田んぼは何年も耕作放棄された土地だったので、

ヒエはないがほかの雑草が芽を出している。

心なしか上の田んぼより茎がしっかりしていて頼もしく見える。


2枚の田んぼは土の種類が違うし、耕作されていた期間も違う。

一足飛びに秋の収穫の結果が知りたくなった。

収穫まで後3カ月かかる。


田植後25日苗の観察ポット

(20160626)



左の3本植はドライブハローで代かきをあまりしていない土を入れているため漏水あり。

真砂土の鉄分(カナケ)が溶け出たような跡が見える。

2日に1度くらい水を入れている。

根が張ったのだろう茎がシャッキとしてきた。


雑草は取り除いている。


何という虫か知らないが飛んできている。




電柵

(20140624)




イノシシが一番出入りをしていた所に電柵を張り終えた。

写真を撮っている上流の左岸の田んぼも全て電柵が張ってある。

おそらく国道側の右岸も近く招集がかかって張ることになるだろう。

左の木の下にイノシシが通る道がある。

トラップを仕掛けようと思うが、どうも気が進まない。

もう少し被害が甚大になれば思いつくことにしよう。

町内の誰と合ってもバージョンアップしたイノシシの話で持ちきりだ。

以前誤って電柵のスイッチが入り電気ショックを経験した。ゴム長靴をはいていても

相当なショックを受け、今でも柵の線を触る時は何度もスイッチを確認する。

そんな電柵の支柱を押し倒して入ったという話に

まんざら嘘ではないような気がしてきた。




昨日の朝、カエルが鯉の水槽の外側に卵を産んでいる。

屋根の下なのでだいじょうかいなと思う。

通常木に産みつけて、オタマジャクシが水に落ちていく仕掛けだが、

これではオタマが乾いたコンクリートに落ちてしまう。

一応水を入れたバケツを下に置いといたがどうなる事かと思う。

2匹はこの後エビの水槽で泳いでいたらしい。

エビが少なくなったような気がするが気のせいか。

鯉の水槽以外は侵入防止の塩ビの網を置いとくことにした。




再開

(20140623)




エビやらメダカを飼っている水槽で色々な事が起きている。

一つの水槽はイボガエル(当方ではヒキガエル)が大量に来てすくっては川に捨て、繰り返しているうち

水草の中に大量の卵が産みつけられている。

メダカは早くから出したので、想像するにイボガエルの卵だろう。

イボガエルの醜さは相当なものでゴジラを想像するザラザラ感なので今でも触ったことはない。

昔はトノサマガエルが王者だったが今はイボガエルの勢力拡大が著しい。

も一つ、青ガエルの姿も多くなったと思う。(シュレーゲルでモリアオガエルではない)


昨夜水槽の近くで耳を澄ますとコロコロ(表現が非常に難しい)鳴くカエルがいる。

気にはなっていたがイボガエルと思っていた。

観察すると小さいモリアオガエルだった。

どこに遊びに行っていたか知らないが大きい方も帰って来た。どちらがオス・メスかはわからないが

小さい方が鳴いていたのは確かである。

画像では比較対象が無いので大きさはわからないが大きい方は1.5倍はある。




イボガエルが住みついた水槽はエビが居たはずだがほとんど見えなくなった。

水草は池に移して淡水魚の王者に卵を駆除してもらうことにする。


昨日の夕方は草刈が精いっぱいで電柵張りは出来なかった。

本日夕方から電柵の支柱を建てて、明日電線を張り、電気を流すことが出来れば

イノシシ対策も一安心だ。




敵は「比和川」

(20140623)




昨日は少し休憩をしようと思い、親しい農家と浜田市のお魚センターまで足を伸ばした。

尾道・松江線の影響もあってなのか2・3店撤退し閑散としていた。

イノシシ対策もあるが久々のドライブで気分転換になった。


さて、イノシシだが今日もさんざん運動をしている。僕の家の枕もとに来る奴と

家の前の橋の田んぼに来る奴は完全にグループが違うのがわかった。

イノシシは山側から来るとばかり警戒していたが、今朝パトロールをしていると

川のブロック護岸のないところから上がってきて、道路から見えにくい右の山側を掘り返して帰っている。

さすが田んぼの中は橋の位置から下に見えて丸見えなので

落ち付いて悪さができないのだろう、田んぼの中は何もしていない。


官兵衛もそろそろ本能寺の変になるが

我が家は「敵は比和川にあり」だった。


本日画像中央の草を刈り川から上がってこれないよう電柵を張ることにする。

写真を撮っている橋の下周りをイノシシが必ず通って上流にも出没している。

この場所はワイヤーをくくったり木が引っ掛かる大木もあり、トラップをかけるのにちょうどよさそうだ。

川の真ん中を歩くことはないのでトラップをするには最適な場所かも知れない。




試験ポット

(20140621)




3本・5本・その他大勢の試験ポットを作った。

無肥料なので田植からそのまま身長が高くなった感じだ。

茎も当然細い。3歳児検診で「もう少し食べさせなさい」と虐待を疑われそうなぐらい貧相に見える。

ポットの下に排水の穴を数個開けたが少し多すぎたようだ。水が漏っている。

土を練り、漏水防止をしないと田んぼの再現にはならないので棒で代かきをする。




宇宙の采配

(20140620)




昨日夕方草刈で1時間頑張って、寝る前に木村秋則さんのUFOの話の本を読んだら

変な夢ばっかり見て肉体的にも精神的にもずいぶん疲れた。

嘘のような話だが、だんだん信じるようになるから不思議だ。

この本は最近出たと思うがこれ以前の本はご一読を勧める。


今日は草刈もだが鉢に観察用の稲を二株植える。

一鉢は3本、もう一鉢は5本にして収穫まで見ることにする。

自然栽培コシヒカリはどの本数が収量に良いか観察してみる必要がある




新兵器

(20140619)




イノシシ対策や隣地の気遣いのため何はともあれ畔の草刈りを始めた

この作業量も半端ないので明けても暮れても草刈だ。

短かくて軟らかい草には画像のロープ式を使う。

ロープ式だけのものもあるが去年からこの新兵器を使うようになった。

理屈はロープ下のプラスチック盤がロープが回転しても草の抵抗受けないようカバーをして、

盤からからはみ出たロープが草に当たり、幅広くよく切れるとのふれこみだ。

当然刈り方も違ってくる。金属の刃は右から左へ掃うがこの方式は

前々、横々と刈っていく。

使うロープも●より■の方が良く切れると思う。

プラスチックの盤は地盤に付けてロープが回転しても回らないようになっている。

ホームセンターでこの新兵器をまだ見たことはない。




カブトエビ

(20140618)




今日は朝から雨が降っている。バイクに乗れないので

朝のパトロールは休憩にした。

イノシシのことを田んぼの下にいる同級生に尋ねたら、この前「中で遊んで、トタンを飛び越えて帰ったでー」とのこと。

壁があって先が見えない所は警戒するが斜面近くに壁があると飛びこむ

先が見えるので簡単に侵入するらしい。トタンにメッシュの

鉄線をするか1メートルの高さに電線を張るかをしないといけないだろう。


ホウネンエビは数が少ないので、神辺にもらいに行くとして

本当に除草の役に立つと書いてあるカブトエビを購入した。

見ると水温20度以上にならないと発芽しないらしい。

水温を測ってみるとちょうど20度。

これだと発芽率が下がるので温度上昇をもう少し待つことにした。

今年は少し寒いような気がする。日照も少ない。

今だ長袖を着ている。いやな予感が当たらねば良いが。




田植2週間目

(20140617)




田植から14日が経過した。ヒエ雑草がスクスクと育っている。

シルバーセンターに除草をお願いしたら、やりますとのことで安心した。

イノシシの進入路をさがす。ところどころ足跡はあるがサッパリ見当がつかない。

正面の対岸の田んぼに行ってみるが被害は少ない。

柵はこちらが数段頑丈にしているが向こうは棚田になっているので

上から見下ろす格好なので嫌がるのかもしれない。




今日も新しい工事をしてくれている。

人間がツルハシで掘れば相当な重労働だ。

どうしてここを好むのかもわからない。

今はこの程度だが、8月からは大変なことになる。

電柵をプラスするのが手っ取り早いが、こちらを防げばあちらに出るでイノシシごっこになる。

やっぱり猟友会に頑張ってもらうしかない。




ホウネンエビ

(20140615)




「豊年エビ」と書くのだろう、下御陵の田んぼに沢山いたので

ペットボトルに入れ持ち帰った。

繊毛(せんもう)のようなひだで泳いでいる。

田植の最中緑の虫がおびただしい数見えた。あれが豊年えびということだった。

こんな生き物は比和の田んぼでは見たことはない。

暖かい自然栽培の土地だから居ると想像するのだが、昨日は他の田んぼを観察する余裕はなかった。

田植祭は神事まで用意されていて、おごそかな気分になった。

比和の田植祭は牛供養田植えというのが4年に1度大イベントとして行われる。

その時は神事も仏事もある。所によって作法は変わるものだと思う。

広島県の無形文化財になっていて、不詳私も大太鼓の任にあたり花形だった頃もある。

今では田んぼの中で難儀をする牛のお尻を押す係りになり下がった。


豊年エビを放流するのに自然栽培の田んぼに行ってみてびっくり。

どこから入ったのだろうイノシシが暴れまくっている。

見回しても入れるところは見当たらない。

どこから入るのか車から一晩見張ってみようかと本気で考える。




草刈

(20140614)




田植機はキャブレターを掃除して組み立てたらエンジンがかかった。

小さなエンジンは大抵燃料系統のトラブルだ。


草刈トラクターは分解調整だけで5万円もする部品交換までは必要なかったので

修理費は半額で済んだ。

草が長くなり過ぎて、トラクターが難儀をしてスピードが出せない。

イノシシが土を掘りまくっているので大変なことになっている(画像手前)。

この場所は道路から見えないところなので案の定大変なことになっていた。

草を刈りアース防止をして電柵のスイッチを入れないとイノシシの楽園になってしまう。

緊急の課題が増えてしまった。

昨日このトラクターが格納してある猟師の番小屋近くでイノシシの親子と遭遇した。

スニーカーで歩いて行ったのでイノシシが人間の気配を感じるのが遅れたんだろう。

面と向かって威嚇された。丸腰なので電柱の陰に隠れた。情けない話だ。


今日は今から神辺に行く。10時から田植祭なのでそれまでに田植機の調子を見たり、

植え方のコツを教える。




田植準備

(20140613)




神辺の15日の田植祭に行くことになっている。

乗用田植機は初めてのことなので植え方を教えてほしいとのことだった。

先日動かしてみたら植え付けや走行には異常は無かったのだが、

インターネットの物件なのでどこが故障するか分からない。

万一のために予備機を比和から持っていくことにした。

画像の機械は昨年ネットで手に入れ御陵の田んぼを植えた実績がある。

同型機なのでいざという時部品も使える。


昨日除草機にする田植機を移動中、道の真ん中でエンジンが止まった。

フォークリフトで道端に寄せ、ライトを明かしてキャブレターを分解したら詰まっている。

ガソリンエンジンによくあるトラブルだ。

ネットで安く購入したものなので文句はいえない。

無残な姿をさらしたままなので雨が止んだら早々組み立てて移動しないと

このままでは目立ちすぎる。






田植10日目

(20140612)




田植から10日が経ち苗の根も張って来た。

自然栽培なので葉色も周りの雑草と同じ色をしている。昨日の慣行栽培の苗とは大きく違って見える。

問題は苗と苗の間にあるヒエ雑草だ。

この時期から深水にしないとヒエ以外の雑草も出てくるようになる。

10日目ぐらいからチェーン除草をするのが理想だが除草する田植機も完成していないし、

昔ながらの除草機を押す余裕も元気もない。

もう少し経ってから人間除草機をシルバーセンターにお願いしようと思う。

ダメモトで依頼したら内諾をもらった。元気な年寄りが居るもんだと感心する。


ヒエの拡大写真

田植機が植えた以外のものはすべてヒエです。



今朝一瞬晴れたのだが正面の山と木が邪魔をして、お天道様を拝めない。

木を成敗して道をつければ

昨日写した僕の田んぼの造林している方角に行く。

木が無くなり山を削れば朝日をたっぷり浴びることが出来るようになる。

この山に薪燃料、キノコのホダ木、田んぼの畔にする真砂土が眠っていると思うと

やりたい仕事が頭に浮かんでくる。




この画像からはよく見えないが、田んぼの畦に白い泡のようなものが見える。

(左下の畦)

モリアオガエル以外の青ガエルの卵だ。

肉眼ではこの田んぼの右の周辺だけでも沢山の卵が見える。

自然栽培の田んぼを好きになってくれたのだと思いたい。




活着

(20140611)




僕の家の5月18日に植えた田んぼ。今日で23日が経っている。

山側も水路側も大草になりイノシシが隠れていそうだ。


僕が米作りを始めたころ、3枚の田んぼを一区画4千uという面積にして、

当時は町内でも一番大きく、自前で改良した自慢の田んぼだった。

今では補助金でする整備は4千から5千uの大きさにするのでこのクラスが標準になっている。

草が立っているところはイノシシとの防衛ラインなので、芝生のように刈り込んでいきたいところだが、

草刈のトラクターが壊れた。

油圧ポンプの故障ということで修理費に10万円かかりそうだ。

僕のトラクターに付けたのでは馬力が大きすぎる。

共同の畦付け機の23PSトラクターは来シーズンまで使わないので、このトラクターに草刈機をつけようと思う。

ロータリーのようにガチャンと音がして付け替えが完了すればいいのだが

付け替えに時間がかかるのでなかなか腰が上がらないでいる。




門先に置いている90p水槽の水が澄み始めた。小さい水槽の赤玉土を一つまみ入れただけなのだが

バクテリアが大繁殖したんだろう。

メダカやエビの姿が見えるようになった。

ついでにボウフラも見えるがメダカの餌になるとのことなので

人間は蚊取り線香でも焚いてしのごうと思う。




ハウスビニール収納

(20140609)




稲作育苗ハウスのビニールが張ってあるのは僕の家にだけになっていたので、ハウスのビニールを収納した。(左下)

今比和町でビニールの張ってあるハウスはホウレンソウ栽培用です。


機械だと紫外線で塗装面が劣化して機械が古臭くなるが錆なければOK。

ビニールは古くなると雨除けにはなるが、紫外線を通すようになり、暑いときは暑く、寒いときは寒くなる。

古いビニールは育苗にはよくないので劣化しないよう出来るだけ日に当てないよう早く

収納するのがベストだがどうしても2カ月は天日にさらすことになる。

劣化すると新規購入やリサイクルの費用もかさんで馬鹿にならない。育苗の失敗で大きな労力と経費を失うこともある。

種まきギリギリで張って、手早く収納すると1.5倍は償却を延ばすことが出来る。

来年からは上手にやりたいものだ。


真ん中の田んぼと建物下の僕の慣行栽培の田んぼは、周囲に比べ活着が遅いが

だいぶ追い付いてきた。真夏には周囲とほとんど変わらなくなる。




モリアオガエル

(20140609)




先日から家の通路で大きな青ガエルが目撃されていた。

大きさは約70o。

普通のカエルとは大きさが違うので飛び跳ねるとき

バサ・バサと大きな音を立てるので気づく。

水槽を観察している時、どうも近くから鳴き声がする。90p水槽の濾過機のプラスチック容器からだ。

開けてみると夜の綺麗な緑色とは打って変った黒いカエルが居た。

擬態して鳴いては効果半減だろう。

写真はしばらく観察したので真っ黒が少し変わりかけている。

初めは見事に黒いカエルでした。

自称専門家に見てもらいモリアオガエルと判定が下った。

今朝我が家の正面の森から鳴き声がする。

見ると谷の上にある木に卵を産んでいる。

オタマジャクシが落ちて、上手くいけば水路を通って田んぼに、下手をすれば川で魚の餌になる。

止め水の所でも危険はあるがものすごいギャンブルだと思う。

先日、広島市の森の公園事務所でモリアオガエルの観察会が開かれていた。

止め水のあるところに移動した方が良いのか公園の専門家に訪ねてみようと思う。




真下は谷川だ。産んだカエルはどこから来たのか、いくら考えても浮かんでこない。




看板

(20140608)




頼んでいたびんご自然栽培の一人比和支部の看板が送られてきた。

プラスチックの板に綺麗に印刷してある。

さて、どこに設置しようか考える。

初めは道路脇にしようかと思ったがどうも気恥ずかしい。

田んぼの様子を撮った時のために田んぼの横にすることに決めた。

丸太の木枠でかっこよくしたいが想像するだけにして

普通の木枠で立てることにした。


今日は田植機を田んぼからあがったまま置いていたので、

洗車して格納する。

電柵を張る所の草刈りもするつもり。

いよいよ草刈りシーズンの始まりです。




鳥獣駆除班

(20140607)




今日は鳥の駆除の日でイノシシは安泰だった。

見つければ獲るとのとのことだが、昼間に道を歩いているイノシシはいない。

カラスや青サギも駆除の噂を聞いたのか、姿を見せないらしい。


今日は慰霊祭をして日頃の慰労会をするそうだ。

付き合えとのことなのでおよばれに行ってくる。




田植え完了

(20140605)




朝、田植えの完了した田んぼを撮った。

画像左側は、今年の軽いマット苗のせいで田植え機が苗を取り損なって

田植えになっていないところです。

苗が少しあるがこの場所だけで相当な人力が必要になるので諦めることにした。

それより下の田んぼにイノシシが入り運動会をしている。あぜも掘りまくっている。

トラップをかければいいのだが田んぼの近くには木が無い。

木のある山の中にかければいいのだろうが素人にはどこにかければよいかサッパリわからない。

電柵や金網を張らないと雑草の前にイノシシのせいで収穫皆無になってしまう。

明日一斉捕獲があるので先輩にお願いしてみよう。


神辺ではおじさんたちが田の中でトラクターに乗って遊んでいた。




イノシシの入った下の田んぼ。畔を荒らして田の中で走りまくっている。


ドックは肥満度26%、血圧少々高め、γGTP上げ気味、

中性脂肪上昇等々生活習慣病が確定、自宅療養を指示された。

朗報は胃・食道・十二支腸は安全宣言、血管年齢は年相応、骨密度は抜群とのことだった。




泥落とし

(20140603)




今シーズン最後の田植えが済み、一人泥落としをした。

今年は例年より0.5ha増の作業でずいぶんくたびれた。

増えた面積は中山間地の代表みたいなところで

余計に作業時間がかかったのもあるだろう。


くたびれたんだろう余り食欲が無かったが

家の前でできた酸っぱいやら甘いやら色々ある自然栽培のイチゴを当てにしたら

奇跡の酒が余計美味しく感じた。

自然栽培元年泥落としの日の自然食品のコラボだったので記念の一枚を載せる。

フルーツの赤い色は元気をくれる。

神辺では小学校の児童を招いて芋の苗を植えた反省会で盛り上がっていたようだ。

今日から人間ドックで広島に行く。MRIのガー・ゴロ・ゴト・ゴリという音の中でも

いびきをかいて寝そうだ。




カビ発生

(20140603)




後は植えるばかりと余裕をかましていたら、苗が大変なことになっていた。

米作り30年。こんな〜こ〜とは〜今まで、なかあった(小田和正風)。と

歌を唄う場合でなく、急いで、2日の夕方から田植えをした。

一杯飲んでもこの画像のカビが頭に浮かんでよく眠れなかった。

今日、朝早くから植えて精神の安定を図った。

木酢液濃度を濃くすると発芽率が悪くなるとの記述があった事もあり、

とりあえず50倍液で消毒したのが薄かったのかも知れない。

屋根の下で温度が上がらなく、長く積んでいたことも影響したかも。

木(竹)酢液消毒は失敗との結論になるんだろうか。苗が回復してくれれば笑い話で済む。

田んぼに移して回復を祈るばかりだ。




水中画像

(20140602)




(川ニナの下にいるのがエビ。この2倍以上の大きさのエビがいる。種類が違うのだと思う。)


6個ある水槽で一つだけ水の出来た水槽がある。ガラス面には藻がついているが

水は澄み通り、下にいるエビも見える。水を循環させたり、替えなくても綺麗な水のままだ。

酸素も中の水草が供給してくれる。

他の水槽は水が濁っている。どういう訳でこうなるのかは不明だがこの水槽を

基に水を増やして行けばいいと教わった。

水質浄化のタニシに二世が誕生し、タニシの子は殻から身を出してスーッと泳いでいるのを発見した。

ボウフラ防止のメダカは卵を持っているのも見た。

水槽を分けないと稚魚を食べるそうなので、エビの繁殖にもよくないだろう。

水槽の中で色々なことが起きている。


自然栽培の田んぼの横の小川で水面の虫を獲ったのだろう魚影をチラリとみた。

幻のコギ(ゴギ)だといいのだが、夜でないと姿を見せないので確認できない。

下流はコンクリートの三面張。断魚渓のような環境でよくぞ魚が生き残っていたものだと思う。

コギは子供のころは家の前でもよく見かけた。

「夜川」という網ですくって歩く漁があったぐらいだ。


自然栽培の田んぼに行く楽しみが一つ増えた。


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