木屋原農園


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色選準備

(20141130)




カメムシ被害米の選別作業のため機械一式を清掃する。

前回まで酒米ラインだったので、清掃は特に入念にしなければならない。

選別網も酒米の2.0oからコシヒカリの1.85oに交換。色選機の内部も

コンプレッサと掃除機で綺麗にする。

今日の色選が済んだらもち米の色選の依頼があった。

量は少ないのだが

もち米とコシヒカリの混米はご法度なので掃除は丁寧にしなければいけない。

もち米の色選は数日先にしてもらった。


今から自然栽培米第1号(正確には神辺の収穫祭で販売した)を

福山市に向けて発送する。

値段は高いが満足していただけたらと思う。




油断

(20141129)




箱罠に餌を見に行ったら、遠目にジャンボなシイタケが目に入った。

前回収穫したシイタケも残っているし、当分は大きくならいないと踏んでいたが

気温には敏感に反応して急成長してしまった。雨が降ったのも大きかった。

後3個と思っていたシイタケは小さな芽が沢山出ている。

当分の間飽きが来るまでシイタケ料理を食べることになる。

忘年会が始まるころには中性脂肪が正常になっているかも知れない。

本格的に栽培するとなるとシイタケを乾燥する技術を身につける必要が出てきた。

また忙しくなる。


箱罠には何も入っていない。ジャンボボトルの35°焼酎を仕入れて

こようと思う。よく効くらしい。


今日こそ小屋の整理に一歩踏み出します。




つなぎ遍路

(20141128)




昨日一日、作業小屋の片づけはしなかった。

余りにも膨大で取りつく島がない。

何もする気が起きないので、先日買った本をパラパラめくってみた。

家田さんの紹介は省くとして、二泊三日のつなぎ遍路の本は遍路初心者には

分かりやすく参考になる本だ。車で行こうと思っている僕には考えさせられる内容だった。

つなぎ遍路のように少しずつ読破しようと思う。




検査結果

(20141127)



本日は月曜日の作業のお疲れで寝坊して画像はありません。


昨日の酒米の検査は特等になった。選別も2度、色選も通すので

仕入れてくれる酒屋さんも喜んでくれるだろう。


色選の自慢話を方々(ほうぼう)でするものだから、色選別の依頼があった。

日曜は釣りに行こうと思ったが、仕事をすることにした。

色選機のローンを払う上でありがたい仕事だと思う。


(注:食用の米は1等2等ですが酒米は一番品質のいいものは特になる)




酒米検査

(20141126)




早朝から検査場に米を運ぶ。

10月中の検査ならここに山ほどの酒米が並んでいる。

今日は僕一人なので閑散としている。

9月中旬から始まった僕の秋作業は2カ月かかってようやく終盤を迎えた。

農事電力も昨日で供給を止めてもらった。


リホームもクリーニング屋さんが来て掃除を済ませ、本棚などの家財を戻せば完成を迎える。


今日から少しずつ農作業小屋を片づけようと思う。




最後の籾すり

(20141124)




午後1時から約3時間。なんのトラブルもなくも籾すりは順調に完了した。

目標80袋に対し12袋の減だった。

刈り遅れもあり品質もあまりよくない。

計算すると反当たり7俵半。平年8俵は採れるので平年作以下ということになる。

8月に晴れ間が2日程度ということであれば仕方のないことと考えてもよい。


これで片づけをすればシーズンオフということになるが、機械の掃除、くず米の処理等々

やることは沢山ある。機械のオンボロも増えたので車庫の増設もしないと雨曝しでは機械もかわいそうだ。

当分家の周りをゴソゴソすることになるだろうが、日は早く暮れるし寒いのも堪える。

もう少し早く農作業を済ませることが必要だと反省している。


出荷の米はフォークリフトで自走して近くの集荷場まで持って行く。

近くにライスセンターがあることは大きなトラックが必要ないのでありがたい。




籾殻捨て場

(20141124)




今日こそ酒米の籾すりを済ませようとトラクターの籾殻を捨てに行く。このタンク一杯が

米袋40袋分の籾殻が入る。

後2回持ってくれば終わる。


去年までは肥料として田んぼに播いていたが、ヒエの種がいっぱいあって、ヒエ雑草の再生産になるとの

ことなので今年から焼いて肥料にするか、くん炭処理をして苗の床土にしようかと思う。

籾殻でご飯をたく手があるがそこまでする余裕はない。

床土にするには倉敷の自然栽培の山田さんに指導を仰がなければならない。

処理方法を決めるまではシートを掛けておかないといけないだろうと思う。

それにしても大変な量だ。


この左横にある箱罠の餌はタヌキのようなものが来てつついている。

イノシシは相変わらず田んぼの中で遊んでいる。

酒粕が餌にイイと聞いたが、買おうとするとものすごく高い。

塩でも一掴み入れて試してみようと思う。


今日は籾すりが済むまで頑張ろうと思う。




最高級品

(20141122)




昨日は酒米の籾すりを済ませようと意気込んでいたら、ヨットのおじさんから電話がかかった。

最高級の肉を分けてやるという電話だった。

さっそく籾すりをさぼり宴会に加わった。

軟らかくて美味しい肉に騙されて飲み過ぎてしまった。

家までジグザグ歩行をしてだどりつくのがやっとだった。

5人で2升近く飲んだのだから恐れ入る。それも冷で。

今日は夕方近くになっても頭が痛い。

当分酒は飲みたくなくなった。


僕の箱罠にはイノシシは入っていなかった。餌も無くなっていない。

辛抱強く待つしかない。




ラスト3個

(20141121)




イノシシの暴れようを観察に行ってみた。

被害は拡大している。週末には電柵を片づけるつもりが、これではどうしようかと考える。

一切片づけてバリアフリーにしてイノシシを捕獲する手もある。

猟師との連携も必要だろう。

今日から餌(未熟米)を箱罠の中に入れる。朝の楽しみが増える。


田んぼの畔は機械で掘ったようにひっくり返されている。

これを見るとアドレナリン増大で戦闘モードに入れる。これって健康にいいのか悪いのか、

結果はだいぶ先に分かることだろう。




最後のシイタケが生えている。少し大き目を持って帰り、小さめのものを3個残した。

画像のシイタケが最後になる。

自分でいうのもなんだがこのシイタケは高級品質だと思う。


イノシシは周りを歩いているが、シイタケには一切興味を示さない。

箱罠の周りでどんな行動をするのか、

久しぶりにカメラを置いてみることにした。





(20141120)




昨日縁あって家田荘子さんの運転手をした。

家田さんは「極妻」を書いた人だ。

高野山の僧侶にもなっている人で講演は「いじめられ体験、人権、少年院、エイズ」など

小柄な体からは想像もできないレアな内容だった。

講演が済んでホテルまで送って行くとレストランは閉まっていて、コンビニで食事とは行かないので

市役所前の風龍という中華屋さんに案内した。

ブログで美味しかったとコメントがあり一安心した。

僕の名前入りのサインの入った二冊をさっそく購入したのはいうまでもない。

二泊三日の四国遍路の旅を続けられているようで、買った本を参考に

僕も旅をしようと思う。ただし、車で。


今日は元「囲炉裏」のあった部屋に畳が入る予定。

真ん中に足を入れるくぼみを作り、冬はこの上にコタツを置く。

部屋の両サイドは板張りで、大型の本棚や重量物を置くよう作ってある。

腰かけにもなるし寝っ転がることもできる優れものの部屋と思っています。

盆正月はここで宴会をすることになるでしょう。


鍋掛があれば囲炉裏の雰囲気が盛り上がりそうだが、蔵を探してもどこに行ったか不明のままだ。

どこの家もそうだが今頃になっておしいことをしたと思う。

古美術に興味が出るようになった。歳をとったということか。




薪釜

(20141118)




リホームも終盤に差し掛かった。


朝、仮設住宅のような寒々とした所で、ストーブを焚いた朝飯も限界

に近付いていたのでありがたい。

リーホームをするのに最新のキッチンとトイレ、浴槽も現代風のものを頼んだが、

薪の釜はどうしても付けてほしかった。無尽蔵にある木材を使わない手はないからだ。

薪釜に対応した浴槽はタカラホーローしかないそうなので、展示場に行って見たら

月に2人ぐらいは薪釜のお客が来るそうである。

僕と同じ考えをした人も沢山いると感じた日だった。

この窯はネットで3万円から4万円で買って予備に持っていたものを使っている。

灯油ボイラーも太陽光も以前のものを使う予定。

もし壊れても配管を外に出してあるので僕の素人工事でも直すことができる。

気を付けるのは火事だが周辺に火が付かないよう工夫するつもりでいる。




イノシシ再来

(20141117)




籾殻を捨てに行ったらイノシシが暴れまくっている。

猟期が始まったのでとっくに山奥に逃げたと思ったが、鈍い奴もいるということだろう。

背後の山に居るとなれば猟師が定位置について背後から犬を掛ける。

始めは上手くいくが、イノシシも学習能力があって後半はなかなか獲れなくなる。


イノシシは土をひっくり返して餌をとっていると思ったが、研究によると

遊んでいることもあるそうだ。

餌(くず米)は差し上げるほどあるので遊ぶのは止めてもらいたい。

右上にあるのが僕の箱罠。

餌を入れておいてもなかなか入ってくれない。

来年度僕にもう1基箱罠が支給されることになっている。

勉強してしっかり管理しないと行けないと思う、餌はたっぷりある。


昨日は意気込んで作業を始めたが、土曜の作業もあってお疲れのため途中でダウン。

今日からチビチビ「こなして」いくことにした。

そういえば秋作業は「こなす」というではないか。




計量

(20141114)




観察ポットの籾重量を計った。

僕が持っている計量器では差が出なかった。

10グラム以上の誤差が出るので精度の高い計量器が必要だった。

計量容器が45グラム前後。総重量は75グラムと出る。籾重量は約30グラムということだろう。

正規には籾すりをして正粒(1.85o以上)を選抜して計るらしい。


左から10本・5本・3本植えで並べている。

近くで見ると5本植えが一番成績がいいように見える。

わずかな差ではあるが、反(1000u)当たり1万株だから大きな差が出ることになる。

慣行栽培では4・5本植えで分けつを24本で止めて・・・とある。

自然栽培では5・6本植えが品質からしてもベストだと思う。


昨日は自然栽培と一部の慣行栽培のコシヒカリの色選をした。

酒米の籾すりまではたどり着かなかった。

今日はゆっくりと80袋(2.4トン)の酒米を仕上げようと思う。


籾すりを済ませて農事電力を切らないと電気代は日割り計算なので、

馬鹿にならない請求書が届くことになる。


結果表

植え数
長さ
分けつ数
籾総重量
1本籾数
備考
3本
81p
10本
25c
並み
やや適
5本
79p
18本
25c
並み
最適
10本
70p
13本
25c
無効茎多数



紅葉

(20141115)




寒い朝で時雨れていたが農作業を始める前に陽がさした。

円環服に防寒着を着て仕事をしないといけないと思っていた矢先にこの陽ざしは嬉しい。

家の前は雲がかかっているので橋まで出て北方向のテレビ塔の山を撮った。

川の水位も一番低いころで、あの豪雨がうそのようだ。

紅葉は終わりを迎えたようだ。今年は紅葉期間が遅れ気味で長かったように思う。


コンプレッサーはリセットボタンで難なく復旧、今日は自然栽培米の色選作業と

余力があれば酒米の籾すりを済ませようと思う。

酒米の未出荷は僕だけになった。




穂長

(20141114)


広島から帰り久しぶりの更新です。

やっぱり都会の生活は合いません。移動にはバスを待たないといけないし、

何をするにもお金が必要です。

好きなものをたらふく飲んで食べて、これでは体もお金も持ちません。

電車やバス、都会の人ごみはもう沢山です。

酒も原価でみんなで飲むのが一番です。




刈ったポット稲の親茎の穂の長さを計りました。3本・5本は15p、10本植えは13.5p。

一株の総重量を計りますが結果は明らかでしょう。一粒の大きさも違うように見えます。




故障

(20141111)


色選機に使うコンプレッサーが故障。

10昨日の農作業は何もできなかった。原因は不明。

100Vのコンプレッサーがあるが馬力不足で代用できない。

農機具屋さんに修理をお願いする。


今日から広島へ勉強に行くので農作業は中止、ホームページの更新もお休みします。




刈り取り

(20141110)




今日は観察ポットの稲を刈り取ります。

データは順次記入します。

驚きは刈り取り適期が過ぎているのに、稲も籾も枯れずにしっかりとしています。

普通の稲なら枯れてしまうところですが、肥料が少ないということは

こうした枯れない効果があるのはなぜなのか。

老化と肥満にダブって見えるのは僕だけではないでしょう。




データ

植え数
長さ
分けつ数
籾総重量
親茎穂長
備考
3本
81p
10本

15p

5本
79p
18本

15p

10本
70p
13本

13.5p
無効茎多数

今日は自然栽培米の色選作業をしようと思います。


11日から3日間、勉強のため広島市マツダ教育センターへ行きます。

今週中には自然栽培米の出荷体制を整え、14日から出荷ができます。




お出かけ

(20141108)


本日から明日まで

鳥取県に出かけます。

農作業も全部済んでいませんが、少し休憩です。

2日間更新は休みます。




玄関前

(20141107)




例年なら特に気にするでもない紅葉が、写真を撮っているうちに

進み具合が気にかかるようになった。

綺麗な画像を期待される方には、日の当たったの画像を提供できないので

申し訳ないと思う。

僕の家の朝はちょうど東向きになり逆光になる。昼過ぎに撮れば日が当たり

紅葉の色がよく反映されるが、留守にしている。


中間右の柿の木は実は小さいが甘い。

たまに食ってみるが美味しいと思う。

甘柿は熟すと渋柿ほど美味しくはない。この時期にはタヌキとカラスの餌になっている。




不良米カウンター

(20141031)




神辺アサヒ米を選別した時の数値は50前後。僕のコシヒカリは70に近い数値だった。

選別の設定を上げると選別は上がるが、まともな米も飛ばすようだ。

程よい設定を農機具屋さんから教えてもらったが2度目はしたくないので

ついつい数値を上げてしまう僕でした。

設定は標準より少し上あたりがいいようです。


今年度大量のくず米が発生。イノシシが飼えるほどの量になった。

イノシシ罠の餌につかうにしても多すぎる


鳥を飼う方には差し上げたいがお知らせの手段がない。

動物園でも連絡してみようかと思う。


選別機から弾かれた未熟米は1.85o目の選別網をくぐり抜けた米なので

少し青くても精米すれば食べれる状態の米も交じっている。

青未熟の設定はもう少し低くても良かったのかも知れません。

籾は異物として弾かれるので、玄米食の方には喜んでもらえるだろう。

ちなみにサタケの籾すり機では籾が付いたものは出てきません。

サタケの籾すり機(特許)は最高だ。






不良米コンテスト

(20141105)







上が神辺アサヒ、下が比和コシの色選機からはじき出された不良米です。

色選機がないとこの画像の不良米は皆入っています。

画像の倍率が違うので比較は難しいが、アサヒは籾が多く

コシは青米(未熟米)と黒点(カメムシ被害)が多い。

比和のコシは色選機に来るまでに大量の青米を除去しているがこのありさまです。

水が冷たく日照が少なかったので収量減は仕方ないが、買っていただいた方から

美味しいと言っていただいた。これに勝る妙薬はありません。


比和の自然栽培コシヒカリは色選機を2度かけますが、黒点米の

除去は完全ではありません。

虫への分け前とご勘弁ください。




収穫祭

(20141103)




毎年文化の日は自然栽培研究会の収穫祭の日になった。

自然栽培2年目で収穫がどのぐらいあったのか知りたい。

想像ではこの田んぼは反収500sはあったのだと思う。

山間地に比べ羨ましい環境だ。水はあるし太陽もたっぷりだ。

水に関しては圧倒的に比和町が綺麗だが、

僕の収穫量は半分以下というのは悲しい。


神事・稲刈り後懇親会があり、自然栽培を思う皆さんと交流した。

有意義に過ごそうと思えば比和の農作業も早く済ませて、余裕をもって参加する必要があった。

僕の家の乾燥機には2トンぐらいの籾がまだ眠っているし、

自然栽培コシヒカリの色選作業も残っている。

僕の本当の収穫祭はもう少し先だ。


紅葉が一段と進んだ。

(20141104)






採り遅れ

(20141101)




昨日は神辺のアサヒ米を自然栽培米のメンバーと一緒に選別機に掛けた。

出るわでるわ。これがみんな入っていとことを思えば恐ろしい。

でも、色選機が示す不良米のカウントは僕のコシヒカリの70より50という少ない数値だった。

僕のコシヒカリはこの作業をしても昨日の画像のありさまだ。

もう一度色選機に掛けないと商品にならないだろう。

収穫祭の料理に使う米は色選が間に合わないので

このまま調理してもらうよう持って帰ってもらった。




本日結婚式に出かける前にシイタケの所に行ってみた。

2本のほだ木に人間の頭ほどになっているのがあった。

普通、こうなる前に傷んでナメクジなどの餌になるが、

好天が続き乾燥したので原形を止めたのだと思う。

他のほだ木はちょうど食べごろになっている。

ナメコも発生している。

当分食うに困らなくなった。


シイタケは食べきれないので、収穫祭に持って行きコシヒカリの

予約をしていただいた人に先着で差し上げようと思う。



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