収穫
(20161031)
この量の収穫を3回ほどした。
とても食べきれないので近所に配った。
もう一回は収穫できそうだ。
土曜日のカープは残念だった。飲みすぎて自治会の旅行では殆ど車の中で
寝てばかりいた。
今日から農作業を再開する。籾摺りをして乾燥機を空け
他の農家の乾燥調製依頼分を受け入れる。
後2回乾燥を受け入れると今シーズン最後の乾燥になる。
ようやく先が見えた。
明日は米の配達でまた境港へにいく。
速く済ませてアジでも釣ろうかと考えている。
今日も休み
(20161030)
カープは残念。来年頑張ろう。
本日自治会の「ハシカ落し」で境港へ。
尾道松江道の無料高速道路で随分近くなった。
一時は観光バスが目立ったが今はそうでもないように見える。
日本海側への旅行は昔定番だったが今では過去の話。
余りで出かけない年寄りには新鮮に見えるだろう。
40人乗りのバスに半分の定員になった。豪華な旅、満喫して帰る。
SSDに交換
(2061029)
5年以上経っただろうか立ち上がりが遅いのでパソコンの
ハードディスクをSSD方式に交換した。読み書きにディスクを回転させないので断然速い。
525Gで一万円とは安くなったものだ。
ウインドウズ10にしたことも原因だろうが
それにしてもメチャ速くなった。
バッテリーは著しく能力が落ちたがあまり持ち歩くことはないので
そのまま使うことにした。
速くなったことでストレスゼロ、まったく買い替えの必要はなくなった。
買い替えを思っているならこの方法を検討することをお勧めする。
但し計算能力の高いCPUとメモリーを沢山積んでいる必要はある。
鳥取県境港市の人からコシヒカリの注文を受けた。
僕は大不作なので知人から集めて持って行くことにした。
ダイハツのCMで有名だったベタ踏み坂の橋を通るのを楽しみにしていたが
今日は雨模様なので来週持って行く。
今のダイハツのCMは高知県手結港の可動橋になった。
機会があれば行って見たい。
皮肉なことに明日は自治会の「ハシカ落し」で境港へ行く。
今回の地震では影響なかったようだが前回の被害は大変なものだった。
一世を風びした魚センターもさみしい状態だと聞く。
カニでも買って少しでも貢献できればと思う。
作業小屋が米で一杯になった。今日も雨模様なので米の移動はできない。
二日連続で農作業は休憩することにした。
身柄確保
(20161028)
作業小屋に毎夜出没して米袋に穴をあける奴がいた。
トラップをかけて待ったが二夜連続で猫ばかりが入った。
猫は米袋に穴はあけない。
昨日本命が入って正体が明らかになった。
恨みはあるが憎めない顔をしている。
無駄な殺生しても後味が悪いので遠くの山に放した。
始末が悪いのはカラスだ。無人の車庫に積んだ米袋はなにか
覆いをかけていないと口ばしで袋をやぶる。
小さな穴ならテープを貼ればよいが大きな傷なら袋を入れ替えないといけない。
JAの米検査員も言っていたが油断すると穴を空けるので神経を使うそうだ。
カープのコメントはない。
負けるべくして負けた。今日も見守ることしかできない。
宍道湖PA
(20161027)
中国道経由では山ばかり見ることになるので
帰りは山陰道から松江道を通って帰ることにした。
無料区間がところどころあって帰りの高速代は安くついた。
クボタの展示会は家一軒建てるほどの機械もあって僕らの世界ではなかったが
目の肥やしにはなった。
中央が宍道湖で前の山が島根半島だ。
左側が出雲で右側が松江方面になる。
山の向こうは日本海でほとんど断崖絶壁になっている。
ところどころ北西の風を避けるように漁港があって防波堤の釣りができる。
冬になると毎日西寄りの風が吹いて海は荒れ磯に立てれる日は限られる
風裏になるところで竿を出せるところがあるが場所は少ない。
カープは追い詰められた。打線に勢いがない。
後一敗は出来る。今日は流れを戻してもらいたい。
今日は籾摺りをするが目測で30s袋が後100袋程度になった。
一気にやると腰が変になりそうだ。
体と相談しながらゆっくり作業しようと思う。
カープは残念
(20161026)
念のためいつもの所に行って見たらナメコが生えていた。
採るにはまだ早すぎるが当分楽しめそうだ。
調子のよい年は1月の雪の下でも生えたことがある。
榾木が古いので来年からは採れないと思ってもう2年も経つだろうか。
最後の力を振り絞っているようにも見える。
それにしても去年と今年に植えた他の場所の榾木から一向に生える気配がない。
この場所が一番ナメコの生育に合っているのかもしれない。
カープは残念だった。歩かしてはヒットを打たれたことと同じなので
負けるべくして負けた感じだ。
勝利の方程式が崩れたチームは崩壊する。
昨日のことは忘れることにする。
本日岡山県の蒜山高原のクボタの展示会に比和の仲間と行く。
大型農機具の展示でジャンルが違って買うわけではないが目の肥やしにする。
グーグルマップで見ると松江道経由が少し近いが車線が少ない道は疲れるので
中国道を使った方がよさそうだ。
ようやく農作業の終盤が見えてきた。
今日一日農作業は忘れて遊んでくる。
レジェンド
(20161025)
昨夜から今朝にかけて冷え込んだ。
10度以下になったことだろう。
この気温からはナメコが発芽する。ナメコの豚汁にありつきたい。
昨日の稲刈りはトラブル続きで収穫はいくらもなかった。
人手で刈ればかなりの収穫は見込めるが頼める人はいない。
発芽した稲も刈ることになればきれいに刈るのだが全く商品にならなくなる。
発芽していないところを刈ろうにも
良い悪いが混在していて稲刈りにならなかった。
あげく稲がコンバインの刈取り部に詰まり、刈刃は石をかんで数本が破損した。
こぎ胴には石が入り物凄い音がしてコンバインが壊れるのではないかと心配するほどだった。
あの石はコンバインの中で小さく破砕したので乾燥機に入れる時も確認できた。
石は比重が重いので大きい塊は籾摺りが終わるまで機械の中で回り続ける。
小さい石は玄米の中に入るので石抜きが必要になる。
何はともあれ2016年の稲刈りはこの田んぼで刈り跡は無残だが強制終了となった。
来年はこんなことにならないよう頑張ることにしよう。
平年以上にメンテナンスがいるのは言うまでもない。
本日籾摺りは早めに済ませてし日本Sの観戦をする。
黒田投手が天下分け目の第3戦で現役の引退試合とは前代未聞だ。
若い選手にも影響大で広島が強くなったはずだ。
結果はどうあれ応援をしたい。
再挑戦
(20161024)
試合の「流れ」というのは恐ろしいものだと思た。
菊地選手のエラーから一気に日ハムに流れがいくと誰もが思った。
更にドラマがあった。
ホームに向かった田中選手を見て「無理をしたな」と。
ところがセーフに判定が覆って流れがまたカープに。
見事に追加点を重ねてカープの勝利になった。
マツダスタジアムの野球の神様はカープに味方した。
北海道ではどんなことになるんだろう。
面白いことになった。
本日最後の稲刈りに取り掛かる。
倒れているが刈り取って少しでも収穫することと藁を切っておく必要がある。
下側の籾は芽を切っているのでなるべく刈取りしないよう細心の注意が必要だ。
それまでに乾燥機を空けなければならない。昼まで一生懸命籾摺りだ。
今日もTV観戦
(20161023)
孫の運動会は雨のため中止。
籾摺機の部品が届いたということで比和に舞い戻った。
部品を取り換えて籾摺りをしてみたが機械は順調だが
籾の水分が戻っている。15%未満にしておいたが16%近くまでなっている。
16%では検査に通らず検査場から持ち帰って天日干しの憂き目にあうので
止む無く籾摺りは中止して乾燥機にまた火を入れた。
おかげでTV観戦ができることになった。
初戦を勝ったということは日本一になる確率は66%以上だという。
大谷の攻略したのも大きい。
今日も勝って日本一をぐっと引き寄せてほしい。
今日は実行委員会の手伝いだが昼からの
片付けだけに行くことにして籾摺りをすることにしている。
今日は片づけを早く済ませてTVにかじりつこうと思う。
紅葉はもう少し先
(20161022)
本日、孫の運動会で広島へ。明日は収穫祭イベントの実行委員会のお手伝い。
部品一個のことで農作業は一向に進まないので丁度間合いが合った。
専業農家というのはこんな生活で本当にいいのかと思う。
焦ることはない。明日もあれば明後日もある。
今日は久しぶりの広島を楽しもうと思っている。
出来ればスタジアムに行きたいが頼みの綱はない。
ごちそう食べてTV観戦だ。
山の紅葉が遅れている。
収穫祭のイベント準備で気がついた。
地球の気象は平年ということは無くなったのかも知れない。
トラブル
(20161021)
籾摺りを開始して玄米の水分が高いことが判明。
15%設定が16%だったため再乾燥の羽目になった。
そうこうするうちに排出パイプが詰まり、あげくパイプが落下、あたり一面籾だらけになった。
乾燥調製経験者でないとこの悲惨さは伝わらない。
排出切り替えの蓋が動かなくなり修理屋さんに来てもらったら
排塵にゴミが詰まり蓋が閉まらなくなっていたようだ。
蓋を動かすモーターは無理やり動かしても焼けないよう工夫がしてあった。
簡単に点検できるような高い位置にあるのでさすがだと感心している。
やっと復旧し乾燥OKになって籾摺りになったらベルトや
玄米の焼ける臭いがして機械の下から煙が。
昇降機の羽が折れて中で詰まったのが原因だった。
金属疲労なのか欠陥なのかは知る由もない。
部品が来なければ対応できない。結局夜7時までハシカまみれになって作業は何も進まなかった。
今日頑張って作業を進めたいが日曜日にある収穫祭のイベントの準備がある。
僕らは物販は何もないが自治会の役員ということで動員があった。
このイベントが始まって何十年もたつが
もうそろそろ見直しの時期が来たと思う。
近隣の町がこの時期に
芸能人を呼んでイベントをやるがどこも同じパターンだ。
集まる人数は芸能人によって決まる。
要は金額次第ということになる。
賑わい造りの意味は十分わかるが僕にとって何の意味もない。
そんな経費があるなら特産市場の充実にあてた方がよっぽどいいのではないかと思う。
愚痴になったが集合時間になった。
秋晴れ
(20161020)
家の前の視界からは立っている稲はなくなったが
作業小屋の乾燥機の中には6トン余りの籾が残っている。
今から籾摺りに取り掛かるが何とも気が重い。
昨日葬儀で作業は一日休んだが体調はまだ今一。
ぼちぼちと仕事は進めることにしている。
真ん中中央の田んぼは僕の田んぼで一番硬かったので籾殻をまいていたが
雨水が溜りトラクターが走行できなくなった。
近くに置いておいて春にでも田んぼ全体に広げるしかなさそうだ。
最難関突破
昨日の反対から刈り跡を写した。
予想以上に先日の雨が溜まっていて田んぼは柔らかかった。
イノシシも想像以上悪さをしていて国道から一番目の届かないところを
荒らしていた。
こういう柔らかい田んぼは一周刈ると車のところまで籾を出しに外へ出る。
身軽になって刈に行かないと真っすぐの走行は何とかなるが
曲がろうとすると田んぼの中に埋まってしまうからだ。
一度通った所は通らない方がいいが出口だけは避けようがない。
前回も最悪だと思ったが今回がもっとひどかった。
外へ出る時はできるだけ真っすぐになるよう体制を整えて出口に向かってくる。
出入り口は綺麗な芝生になっていたが荒れてしまった。
芝生なので来年も丁寧に刈っていれば元に復活するだろう。
コンバインは泥沼の状態でも作業してくれるが
人間は長靴を履いていても埋もれてしまい歩行できる状態でない。
コンバインのキャタをみたら泥をかんで最悪になっている。
例年以上にメンテナンスをしてやる必要がありそうだ。
今日は葬儀が向いた。体調万全でないので作業も休むことにした。
倒れない稲作
(20161018)
この田んぼを最後にまともな稲刈りは終了する。
この田んぼは背後に国道と人家があり、コンバインを置いた先には比和川がある。
イノシシが二・三度横断したぐらいで被害はほとんどない。
僕が管理している一番大きな田んぼだ。
面積は4,500uある。
こんな田んぼばかりなら楽勝なのだがそうはいかないところが辛いところだ。
残るのは倒れたコシヒカリで一応刈ったことをしないと稲わらが
トラクターのロータリーに巻き付いて耕作できないことになる。
稲株をコンバインで引き起こして刈取りできるところは刈り、どうにもならないところは
鋤をトラクターに装着して田んぼを起こして藁を腐らす。
刈り取った所の米は等級は落ちるが引き取ってもらえそうだ。
この時期まともに立っているようでは収量はないが
倒さない稲作が一番だということを身に染みて感じている。
風邪
(20161017)
請け負った米の配達をして余裕が出たなどと思っていた帰り道、国道から刈り残した田んぼを見ると
イノシシが大量出没していた。
曇り空だったが収穫皆無になると急きょ稲を刈った。
国道横で(画像上側が国道、背後が山、僕の家は左上になる)
頻繁に車が通るので大丈夫と残したところだが
イノシシも稲が残っているところは限られるのでここに目を付けたようだ。
道路から一番遠いところがやはりお好きなようである。
昨夜知人から刈り跡でイノシシが遊んどると電話があった。
4頭の子連れで車を恐れる様子もなかったそうである。
こういう時美味しいものを入れた箱罠でもすればすぐに入るのだろうが
あいにくこの近くにはない。
背後の山にはこれからメッシュ柵をするので
来年からは安心して耕作できるだろう。
風邪をひいたみたいだ。稲を刈る最中から熱が出て体がだるくてしょうがなくなった。
思い返すと満月を見た後、酒がまずくなって食欲旺盛になった。
僕の体の防御本能は良くできている。
酒がまずくなった時点で薬を飲んで養生しとけばよかった。
まだ熱っぽい今日一日寝込むことにした。
満月
(20161016)
カープのCS突破のお祝いをすることなく夜遅くまで
作業小屋の整理をした。
品種が替わるので一粒まで綺麗にというほどではないが機械の中を丁寧に掃除する。
作業小屋から帰る時は南の空に満月が輝いていた。
昼間にサボって野球を見たので仕方がない。
カープはよくやった。中崎が最後投げた筒香への一球は見ごたえがあった。
気になった鈴木選手にもようやくタイムリーが出てエルちゃんの一発も花を添えた。
今年は当分野球が楽しめるいい年になった。
今日から雨予報。雨が降るまでに米の配達を済ませて昨日まで刈っている
酒米の籾摺りをする。
次の稲刈りは火曜日、今日明日とあるのでようやく余裕ができた。
反当2俵出来
(20161015)
自然栽培のコシヒカリは30s入りが15袋採れた。反当2俵出来で1袋欠けたことになる。
神辺では8俵近いと聞いているので雲泥の差になった。
来年は土木工事もだが天然由来の肥料を入れることにしようと思う。
カープは残念だった。クライマックスを面白くしたので試合を肴にまた飲めるが今日はデーゲーム。
試合後日本シリーズが決まった飲み会になるよう期待している。
今日の広島の街も賑やかなことだろう。
今日からのチケットは連勝したら見られない分だったので手にした人は大喜びだろう。
稲刈りは今日を含めて残り2日分ある。籾摺りをして乾燥機の中を空にしないと
刈れない。請け負ったところの米も配達しないと籾摺りは出来ない。
自転車操業は一日雑用をしないと追いつかなくなった。
天然車庫
(20161014)
カープは期待通り王手をかけた。このまま一気に勝ちたい。
雨の予報がないので夜は雑木の下でコンバインは夜を明かす。
雨の予報だとシートを張るがコンバインは僕の背よりも高くて
出っ張りがあるのでロープで反対側から引っ張り大難儀をして張ることになる。
大きな機械の夜露をしのぐには最高の場所になっている。
夏にはこの木陰は北東を向いているので昼寝には重宝する。
最近宅急便やさんがここに車を突っ込んで昼休みをしている。
周りから覗き込まれることはないので誰も考えることは一緒なんだと感心している。
今日も籾摺り、稲刈りと忙しい。
残っているのは酒米だが稲わらが枯れかけて早く刈ってくれと言わんばかりだ。
ようやく終点が見えてきた。
半作
(20161013)
コンバインの腹がつかえて今度こそアウトかと思ったが
油圧で車高を上げて寸前のところで脱出した。
今回の泥沼は最高に危なかった。来シーズンは石礫交じりの土を入れて甲羅(基盤)を
造らないといけないだろう。
収量は反当3俵の期待を裏切って半作になった。この田んぼもイノシシの被害が相当ひどかった。
イノシシは目の届かない真ん中を荒らすので被害程度を甘く見ていた。
来年こそは新しいイノシシ柵と電柵の併用で完璧な防御をしようと思う。
イノシシもだが雑草が生い茂って稲を圧倒している。青く見えるのは雑草だ。
深水で栽培しているのでヒエ雑草は
生えていないが水草のような雑草が田んぼ一面を覆っている。
来年は雑草に負けないよう田植えの時の苗の植え込み本数を倍にする
作戦を試してみようと稲を刈りながら来年の構想を立ててみた。
今日は知人の「アキサカリ」という品種の稲刈りをする。
去年この品種は僕のコシヒカリより味見度がよかった。味見計だけでは本当の美味しさの判定は
できないが数値として成績がよかったので
今年は少し分けてもらって味を確かめてみようと思う。
僕の稲刈りは残り1.7fになった。2日ではしんどいので3日に分ければ天気が悪くなる。
目一杯刈り取ってライスセンターに持って行くのもアリかと思うが料金が高い。
百姓は天候次第ということで焦らないで刈ることにした。
カープは快勝した。今日は王手をかけてくれるだろう。
自然栽培稲刈
(20161012)
今日ようやく自然栽培の稲刈りに取り掛かる。
3年目にして2回目の収穫だ。
小さい方の田んぼはイノシシに荒らされているが
元々隙間だらけ、出来がよくないので荒らされた感は少ない。
反当2俵か3俵の予想だが3俵になれば豊作に値する。
さて結果はどうなるか。夕方には趨勢が判明する。
乾燥機の中は掃除して他のコシヒカリと混ざらないように受け入れ態勢は整ったが
作業路に木が覆いかぶさってコンバインが通れない。
チェンソーを抱えて雑木の整理から始めることになった。
地力が落ちているのでレンゲを蒔いたが
去年は長雨で壊滅した。今年も1万円分蒔いたが長雨でダメだろう。
地力回復には来年も牡蠣殻を蒔いて食味アップと収量増を狙う。
レンゲの種は強いと聞いている。
生きている種が芽を切っているのも期待しよう。
秋の長雨は2年連続だ。秋雨前線を回避する米作りを
来年からは検討する必要がありそうだ。
朝晩寒くなった。石油ストーブが手放せなくなった。
出荷検査
(20161011)
今日は出荷のため午前中はトラックから籾コンテナを降ろして米を積み込み集荷場に行きます。
それまでに倒れたコシヒカリを10袋ぐらい籾摺りをしてして検査員に見てもらいます。
米の品質は特等と一等から三等米、規格外まである。
普通一等米で出荷するが発芽して品質の悪い米は三等米でもなればラッキーなことだ。
それがだめなら規格外として出荷する。
規格外は売れた時点で値段が付く。
屑米より単価は高いと思うがどんな利用されるのかは知らない。
ちなみに今年の屑米は30s千円だった。
昔は屑米一袋は欽ちゃんラーメン一箱だったと記憶している。
約50年前の話だが今でも欽ちゃんラーメンは好きだ。
食というのは恐ろしいものだと思う。
昼からはトラックから降ろした籾コンテナを元に戻して稲を刈る。
今週中天気が良いので稲刈、乾燥、籾摺りとフル稼働する。
今週中に稲刈り終了の目途をつけたい。
検査を受けたら一等米になった。
僕のコシヒカリは一等米の中でもスーパー「フレスタ」の専用米になった。
色選機が功をそうしたのだろう。
富社の御事
(20161010)
本殿手前にどう読むかは知らないが由来書のような書き物がある。
中を読むとこの地域は古くから栄えて古屋原と名乗っていて木屋原となったという。
僕の裏山に元々神社があって年代不詳だがここに移ったと書いてある。
僕の裏山には原型をとどめて居ない石で作った鳥井の破片があるところがあって
観音様を祭った清涼庵という建物がある。
親父が昭和50年に再建したが今はボロボロになっている。
調べると裏山に神社とお寺があってそこを昭和3年と50年に修復して現在ということになる。
近くに住職の古い墓があるので話は繋がっているんだと思う。
(住職のお墓は円柱になっている)
石が古いので刻んだ内容はわからないが元禄○○年のところがあったので
相当古い墓だと想像できる。
地域で毎年参拝していたが建物が古くなって維持ができなくなった。
親父が修復したので息子が何とかしろということになっている。
避けて通るとろくなことはないので
観音様をお寺で供養してもらうことを思いついた。
清涼庵ゆかりのお寺の住職に相談してアドバイスをもらうことにした。
神社・お寺の行事が巡ってきて忙しいことだ。
銘木
(20161009)
お宮の掃除をしていて雪害で天辺が折れて
整理のため8月末に切った杉の年輪を写した。
細い木なのに随分と重い木だという印象だった
総代長さんと話をしたら「わしが若いころ植林の仕事をしていて余った苗木を植えた。
この木は年輪がよく詰まっている。硬い木だ」という話になった。
細いのに重いはずだと思った。上側が東側になる。
樹木が切れて陽が一番よく当たる北東方向がこぶのようになっている。
真東は真から真上の方向になる。
やはり上から斜め右に向かって南側が良く育っている。
この年輪に気候変動が写っているとしたら興味深い。
近くにある大きな古い切り株は落雷被害にあって売ったら150万円になったという話も聞いた。
木材が金になっていた時の話だが今では見る影もない。
先日のテレビで日本の木材が輸出されているらしい。
名前は憶えていないが何とかアロマ成分が人気で家具になっているそうだ。
日本は外国材を大量に輸入して家を建てている。
何とも皮肉な話だ。
今日はお祭り本番、雨の心配はなさそうだ。昼まで準備をして参拝者を待つ。
集落の趨勢は太鼓を打つ子供の数でわかる。
集落40件の内、中学生以下の子供のいる家は4件になった。
高齢化も進んで70歳で青年団。この子供たちがいなくなれば
限界集落が見えてくる。
お祭りなのに話が暗くなった。
刈取り不能
(2061008)
刈り始めたが土についている籾はほとんど発芽して緑化するほどになっている。
下になった藁は腐ってコンバインの中で詰まった。
ベルトの焼ける臭いがして作業継続は困難と判断して収穫作業は中断した。
長雨による発芽なので災害認定をしてもらうことにした。
ここはもう収穫は止めるが来年の耕作はトラクターのロータリーでは稲が巻き付いて荒耕しにはならない。
特別な鋤(すき)かディスクロータリーで起こすことになるだろう。
朝の気持ちの霧が晴れるどころか五里霧中になった。
今日明日は祭りの役員でお宮にいく。
夜には子供が帰ってきて親戚を呼んで宴会をする。
しばし稲刈りを忘れることにしよう。
濃霧
(20161007)
台風が秋を連れてきた。
今朝、僕の家ははすっぽり霧につつまれた。
この霧は比和川に沿って発生している。霧から抜け出して高い所からよその集落の様子を
見るため北東に車を走らせた。
太陽が左側から登って僕の裏山を照らしている。
ここ以外の集落も稲刈りはようやく50%に達したようだ。
昨日の稲刈りはイノシシの被害が予想以上に多く、がっかりだった。
農業共済の被害申請を出せばそれなりの保証があったと思うが
稲を刈った後では申請を受け付けてくれない。
残念だったが被害調査が終わるまで待っていては刈遅れになるので仕方ない
ことだと諦めた。
今日は最難関のコシヒカリが倒れたところを刈る。
気が重いがあそこを済ませば田んぼは固くなるし稲も立っている条件の良い田んぼばかりになる。
心の霧が明日は晴れているだろう。
復旧しました
(20161006)
出荷する米を通路に保管している。
出荷検査は一週間に一度しかないので
入らなくなるとパレットを二段にしてスペースを確保する。
今日は久しぶりに雨の心配のない良い天気なので昼前から稲刈りを始め
6反分(0.6f)を済ますことにしている。
山間棚田で作業効率が悪いので夕方まで作業をすることになるだろう。
一番遠いところの稲刈りを済ませばようやく秋作業の折り返し点が見えることになる。
明日は最難関の倒れたコシヒカリ6反をシゴーする(さばく、かたづけるの意)。
今日一日機械トラブルなく順調に作業が済んでほしい。
不具合発生
(20161006)
昨日のホームページ更新からソフトが応答しなくなる現象が発生。
復旧を問い合わせたがマニュアルにそっても少々複雑そうです。
これをアップして復旧に取り組みます。
繁忙期なので更新をお休みするかもしれません。
出荷準備
(20161005)
小雨が降っているが台風が近づいている実感はない。
午前8時対馬の上あたり、もう少しで風が吹いてくるだろう。
強いが小型というのが肌で感じる朝だ。
7袋6段をパレットに積み、フォークリフトでトラックに積み込み出荷する。
5段目までは何とかなるが6段目は胸のあたりになるのできつい。5段積で出荷は出来るが
弱ってきたようで見栄を張って積んでいる。
昔はいい運動になると楽しんだものだが今ではそうは行かなくなった。
いつかの時点でライスセンターにお世話になる時が来るだろう。
乾燥調製(籾摺りまで)は大量の塵芥がでる。隣の家も作業しているが
僕の作業量は倍以上ある。
乾燥調製をライスセンターにするは周りの環境や体調次第で考えることになるだろう。
今日はパレット2枚分の籾摺りをすることになっている。
余分を含め100袋で約3トンを扱う。腰の位置まで持ち上げてくれるリフターの補助があるが
いい運動を通り越すかもしれない。
赤マムシ
(20161004)
昨日の稲刈りでは貴重な赤マムシ(だと思う)を捕まえた。
田んぼの外側からグルグル回って刈っているので時間が経つにつれて
田んぼの真ん中に追い詰められ、終盤に差し掛かって辛抱堪らず外側に這い出てきた。
土の上に切り藁がばらまいてありコンバインの高い位置から見えるので気が付いた。
コンバインには鎌を備え付けているので難なく御用となった。
通りがかりのおじいさんに話したら生きているかといわれた。
傷がついていては商品にならないとのこと。儲けそこなった感じだがそれにしてもグロテスクな生き物だ。
今年は何匹も見たが処分したのは少ない。
この辺りにたくさんいるかと思えば気持ちのいいものではない。
なんでこの生き物は嫌われるのかと出合うたびに思う。
人類が洞穴で暮らしていたころからの記憶があるからだと聞いたことがある。
アダムとイブの話も有名だ。
今日は乾燥機に籾が一杯なので籾摺りに専念する。体力勝負の日だ。
追い刈り
(20161003)
倒れた方向に刈るとこの程度だとスピードは出せないが難なく刈って行く。
最近のコンバインの性能は素晴らしい。
立ち稲なら向こうに着いたら左回りでこちら側に左側を刈ってくるが
追い刈りをする場合向こうに着いたらバックをするか回って刈らずに走ってきて追い刈りの体制に入る。
時間はかかるが確実に刈り取る技術だ。
左側が刈ってあるのは倒れた田んぼの最初の周回は
どうしても左回りになるので仕方なく回っている。
当然何回もトラブルになった。
トラブルになればコンバインの中に土が入ったり
刈取り部に詰まった稲は捨ててしまうので大量の損失を出すことになる。
昔ならシートを敷いて落穂にならないようにするのだがそんな暇はない。
トラブルになった田んぼの米は必ず石が入っている。
今年は石抜きラインを外している。買ってもらうときに必ず精米所に行くのか
自宅精米なのかを聞いて出荷しないといけないだろう。
イノシシが遊んだところはこんな感じになる。
米はあるのだが倒れた方向がめちゃくちゃになり稲株を踏んでいるので
とても刈り取るのは難しい。
コンバインの刈取り部を上げて目をつぶって踏んでいく。
昨日気づいたのだが刈り取った周囲にイノシシが来ている。
田んぼが柔らかいので足跡がよくわかる。
稲には手を付けていないが畔を掘り返している。
重機で畔を整形しないといけないところも出てきた。
刈り取っているので悲壮感は少ないがここまでやるかと思う。
狩猟解禁の11月15日が待ち遠しい。
今日も曇り予報だが条件が整えば稲を刈ります。
畑シメジ
(20161002)
曇り空だが雨が落ちてこなければ昼から稲を刈る。
少しでも早く刈らないと気温が高いのでコシヒカリが発芽してしまう可能性がある。
よその農家も今日は日曜日なので無理をしてでも刈る人は多いと思う。
おそらくトラブル続きで農機具屋さんは大忙しだろう。
最悪はコンバインの埋もれたやつで
さらにゴムキャタが切れたりしたら重機で土木工事をするほどのことになる。
僕は脱出不能一歩手前までいったが今日は迷惑をかけないよう慎重に作業を進める。
今朝秘密の場所に畑シメジを見に行った。
まだ株は4個ぐらいあるのでもう少しの間楽しめそうだ。
パジャマを着て取りに行ける距離、もう少し経ってからもってかえることにした。
刈り跡
(20161001)
降水確率80%の予報だったが曇っていても露が落ちたので急きょ稲を刈った。
僕の乾燥機は雨が降って稲刈り中止になってなったとき少量乾燥は出来ないので
ライスセンターに持って行くことにした。
流石に稲を刈っているのは町内で僕だけのようだった。
午後4時前約2反分刈った所でザーッと降ったので刈るのを止めコンバインにシートをかけた。
受け入れてもらった籾の水分は29%、先日の僕の乾燥機に入れたのは21%だった。
ライスセンターに持って行けば1%ごとに追加料金が発生する。
僕だけ受け入れてもらったので仕方のないことだと諦めるしかない。
水たまりのぬかるんだ田んぼの稲刈りでコンバインが泥だらけになった。
服もちょっとのことで泥んこになってしまう。
はしかが飛んで痒い稲刈りも嫌だが泥だらけも面白くない。
思うようにいかないのが百姓の辛いところだ。
本日も雨模様、ナバでも取りに行こうかと思ったが
ナバは大不作との情報が入った。
雨が多くても条件がそろっていなかったようだ。
寒波が来れば条件がそろうのかも知れない。期待して待つことにしよう。
無いことが分かれば安心して籾摺りに専念できる。
今日は本格的籾摺りにギアを入れる。
稲が倒れて豊作のように見えるが向こう側5分の1がイノシシに踏み荒らされている。
毎年のことだがコンバインの刈取り部を上げ踏んで通るほど情けないことはない。
来年は何とか守り切りたいと思っている。
町内の稲刈りの進捗率は30%とJAの職員に聞いた。例年だと80%。
台風も来るので異常な事態になったといってもよい。