木屋原農園


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出荷検査

(20181031)




朝一番で検査に行ってきた。

出荷する人は少ないので短時間で検査は済んだ。

一パレット(42袋)ごとに4袋ぐらいを抜き打ちで検査して等級が決まる。

コシヒカリの一番いいのが1等だが酒米の等級は特等というのがある。

当然僕のは色選機を使っているので特等になる。

今年もいい酒ができてくれれば生産者冥利に尽きる。


昨日で籾摺りは全部済ませて出荷する予定だったが

カープ観戦があったので残業はしないで今日に持ち越した。

今日の籾摺りは半日もあれば済むだろう。

農作業の10月末までの計画目標はかろうじて達成したことになる。


大仕事が済むのでどこに遊びに行こうかと考えてみるが

なかなか浮かんでこない。

毎日が日曜日になれば遊ぶ意欲が無くなるものなのかもしれない。

カープは負けたので

心の中に余計に秋風が吹く。

今日は勝つだろう。


ナバの季節

(20181030)




気温が下がったのでシイタケの榾木の所に行って見た。

榾木が新しいので肉厚の美味しそうなのが生えていた。

これは「はしり」でこれから最盛期がはじまる。

一応早生から晩生までを植えているので当分ありつけることになる。

親戚の古い榾木も気になる。

もうダメかと思っても少しは生えているので

今年は大きくなる前に行って見ることにする。

ナメコも寒くなったので生えてくるだろう。

去年は取り遅れでだいぶ捨てた。

冷凍にできるので今年はくまなく収穫してやろうと思っている。


今日から最後の籾摺りをして明日は天気が良いので

出荷を済ませる。

済んだら三相一回線を残して電気は切ってもらう。

使う量が多いので早く切れば節約になったが

連続で籾摺りをする気にはなれなかった。

一回線は年中あるのでそれを使って片付けや掃除をすることにしている。


今日からまた野球が始まる。

野球のない日はなにか物足らない。

今日も美味い酒が飲めるよう頑張ってもらいたい。


貸し切り

(20181029)




昨日は境港に行くのに大根島を通った。

日本庭園由志園のある島といえばご存知の方も多いだろう。

江島大橋(ベタ踏み坂)のたもとで燃料を注いで出たら

たまたま橋が貸し切りになったので写真を撮った。

ダイハツの軽のCMで有名になった橋だ。

CMの続編で四国の可動橋があったと思う。

次の四国旅行は可動橋を見に行こうと決めている。

実はこの橋ができるまではここは可動橋だった。

中海淡水化事業が中止になってこの橋ができたのは記憶に新しい。

40年前この下で初めて海釣りをしてサヨリを釣ったことを思い出した。


ということがあってついでに大阪まで足を延ばして

40年前のバイクをもらってきた。

ホンダCL250という機種で当時僕の給料半年分でも買えなかった代物だ。

まだ乗れるので免許返納まで大事にしておこうと思う。


カープはようやく勝ってくれた。

重ぐるしい試合展開が続いているが必ずマツダスタジアムまで帰って

日本一を決めてほしい。


境港市へ

(20181028)


境港市へ予約してもらった米を届けに出発する。

数は少ないが長年付き合ってもらっているので持っていくことにしている。

釣りでもしようと思ったがめんどくさくなったので

トラックではあるが蒜山高原でも経由して帰ろうかと思う。


パソコンのデータをノートパソコンに移し替えて持っていく。

時間があったら写真を入れて更新することにしている。


ホームページのデータが大きすぎて

コピーするにも時間がかかりすぎる。

ノートパソコンのハードディスクはSSDに変えてあるが

ノートCPUでは荷が重すぎるようだ。

ソフトを変えようかと思うが作り変えるには膨大な時間がかかる。

いい案が浮かばないので作り変えは当分先送りになりそうだ。


紅葉は見ごろ

(20181027)




吾妻山の紅葉が綺麗で連日駐車場が一杯だそうだ。

今朝は雨があがり日がさしたので急いで写真を取りに出かけた。

運悪く雲に覆われ撮れなかったので

家の前の紅葉を撮った。

この辺は今からが見ごろになるだろう。


町内の稲刈りは僕が大取りだったので

田んぼに立っている稲はなくなった。。

庄原三次方面でもほぼ見ることはない。

たまに見るのは藁をとってサイレージにする飼料稲だ。


僕の秋作業は

100袋あまりの籾摺りが残っているが

どうもエンジンがかからない。

片づけをする気にもなれない。

燃え尽き症候群とでもいうのだろうか調子が出ない。

米の出荷検査は31日なのでそれまでにはやる気を起こす事にしている。


今日は小作料や予約をしてもらっている米を配達することにした。


今日から西日本の決戦が始まる。

何としても勝ってもらいたい。


展示会

(20181026)




稲刈は済んだということでヨットのオジサンと農機具の展示会に行ってきた。

正面の草刈機(モアー)には感心した。

平坦地を刈るモアーは僕も使っているが斜面を刈るには

歩行の草刈機しかなかった。

斜面も平坦地も刈れるとなるとこれに越したことはない。

米作りの大半は草刈なのでこの機械は今後よく売れると思う。


久しぶりのお出かけだったので買い物をした後

冷酒を二人で飲んだ。

チリまで南下した池川さんの画像を見て

酒にも酔ったが船酔いもした。

http://ikegawa-yacht.com/

船酔いは目で酔うのだと実感した次第です。


作業に明け暮れ釣りに行く意欲もなくなっていたが

日曜日境港方面に行く予定がある。

天気も良さそうなので竿を積んでいくことにした。


最後のひと筋

(20181025)




一月と一週間をかけた稲刈りが終わった。

最後の稲刈りは面積は広いが前日に周囲を刈っていることと

長方形なこともあってあっという間にゴールを迎えた。

お天とうさんが高いうちに稲刈りを終えたのは後にも先にも昨日だけだった。

田んぼの特性で周囲がよくできて中に入るほど

収量は悪くなるのでコンバインは負荷なく楽々と進む。

どの田んぼにも言えることで

日当たりや風当たりが大きく稲の成長に影響するのだと思う。

僕の場合中期にやる除草薬は水和剤なのだが

距離があって届かないので

草ぼうぼうになっているのも収量を減らす大きな原因だ。

田んぼに足を踏み入れて丁寧に散布すればずいぶんと違うのだろうが

僕らは春から秋までぬかるんだ田んぼに入らない。

田んぼの中で機械が調子悪くなれば長靴をはいて入るが

それ以外はスニーカーで作業をする。


ここで農作業にはドローンの登場だが

中国製の機械はずいぶん安くなったがライセンスを取るのに

べらぼうに高い金額が必要だ。

先の短い僕らには関係ない話だが

もっと安くなれば田舎でもあちらこちらでドローンが飛ぶ時代は

そぐそこに来ていると思う。


今朝はゆっくりしている。

籾を乾燥機に入れてしまえば次の検査日までに籾摺りをすればよいので

雑用もできる。


今日は土づくりの研修会がある。

メーカーの宣伝なのだが買う気はさらさらない。

時間もできたことだし冷やかしに行ってくる。


最後のトラブル

(20181024)




昨日は籾摺りの日と決めてかなり作業を進めると

思っていたのだが

思わぬ機械のトラブルになった。

倒れた稲を刈ったところの籾で指先大の割れた石が色選機の中で

詰まりモーターが緊急停止した。

昇降機のモーターでなく

昇降機から上がった選別玄米を均等に送るモーターが焼け防止で

止まったのだ。

インペラの役割と言えばわかりやすいだろう。

原因の石を取り除いても何かおかしな音がする。

分解したら玄米が当たる樹脂の羽が触ってみると溶けたようになって

減っていた。

アルミの上にある光っているのが新品で下の変色しているのが古い羽だ。

これでは玄米を調子よく均等に流せない。

詰まる直前までは籾摺りができていたので石の詰まりが発端で

限界になったということだろう。

大変高い機械なのに案外粗末な素材だなと思った。

こんなことになるのならエンジン機械のOIL類と同じように

定期点検で変えることを明記するの必要があると思う。

部品の値段にも驚く。1本1500円、ぼったくりといってもいいだろう。

関係者はいないと思うので悪口を書いた。


部品を注文したら届くのは今日の午後になるという。

遊んでいては今朝の出荷に間に合わない。待っていても仕方ないので

東広島の物流センターに直接

取りに行くことにした。

センターのある東広島はサタケのお膝元だ。

片道75km。急いで出発したが帰ったのは午後8時前だった。

一日中籾摺りをしていたら死んでいたが

久しぶりの乗用車の運転でよい気分転換になった。


今日は米の出荷日で4時から起きて機械を直し今から籾摺をする。

出荷米ができたらホークリフトに積んで出荷場に持って行く。

僕の場合出荷場が近いのでホークリフトの自走で持って行く事にしている。

無理をしてまで籾摺りはしなくていいのだが乾燥機を空けないと

次の稲刈りができない。

田んぼの水の溜まりようでは稲刈りを急がない方がいいと思うので

出荷の後検討する。

機械トラブルは最後になったと思う。


ゴールが見えた

(20181023)




最後になる田んぼにたどり着いた。

休むつもりだったのだが会議が早く済んで稲刈りを思いついた。

昨日の写真の所からもう一枚の田んぼも済ませて

国道の反対側にあるここに余裕で着いた。

左の小山が神社でその下を左右に伸びているのが国道432だ。

四角い田んぼで町内でもいい条件の田んぼになる。

こんな田んぼばかりなら僕の現状より1.5倍は規模拡大できるだろう。

予想ではこの田んぼに着くまでにもう一日作業日を増やすようなことがあれば

万々歳であったが見事期待を裏切った。

この田んぼは45aあって稲刈り最後の半日を作業すれば丁度よいと

思っていた。

それを4周回前倒して済ませているので単純計算でその分だけ

米の収量がなかったということになる。

籾コンテナをトラックで運ぶ時の経験からすると

約米袋60袋ぐらい減に相当すると思う。

ざっと皮算用すれば前半の好成績は後半でチャラになった。

原因を考えている。田植えの時期が遅かった、

安い肥料にした、微量成分が足りない等々あると思う。

とりあえず稲の姿だけは根からひっこ抜いて写しておこうと思う。


今日は降水確率70%。

籾摺りだけをするので稲刈りのことは全く考えなくていい。


一日籾摺りをするので体は休めないが

稲刈りが後一日になったと思えば気が楽になった。


残り2日

(20181022)




昨日は国道の脇にある僕の田んぼに帰って周りを5周して

稲刈りを終わりにした。

乾燥機が満杯にならず想定より収量が悪いので

稲刈りだけが終わりに一歩近づいた。

良さそうで収量の悪い稲作は

藁を作ったというらしい。

今年は町内誰も言ってることで

遅く田植をした僕も例外ではなかったようだ。

今年の稲の特徴を写真に収めておかないといけないだろう。


天気は下り坂に向かう。

作業を進めたいが日中会議がある。

これをいいことに体を休めようと思う。


順調に行けは稲刈りは残り2日になった。

火・水は籾摺りと米の出荷日にして

木・金で稲刈りを終了することにした。


置き場所に困る

(20181021)




作業場の米を移動しないと籾摺りができないので

今日は早くから作業に取り掛かる。

今日も午前中は籾摺りをして

午後から稲刈りをする。

休憩は朝仕事の後のHP更新と昼ご飯の時だけで

何かしらの作業をぶっ通しでしていることになる。


昨日はコンバインに乗っていてウトウトしたが

冷たい風が吹いて目が覚めた。

今日は昼間暖かいが

遂にウインドブレーカーを着て稲刈りをする時期になった。


今日は町内の収穫祭(やまびこ祭り)の日だ。

去年までは自治会会長だったので

前日の準備や片づけまで手伝っていたが

今年からは一切手伝わないことにした。

町内あげてのイベントなのに手伝わないし参加しないのは

申し訳ないと思うが

今日は僕の作業にまい進するのみである。


稲刈りが残り1.2ha余りになった。

刈るのは簡単だが籾摺りやそれに付帯した作業がたくさんある。

天候にもよるが

会議や米の出荷日を見込んでも

今週末には稲刈りだけは終わりそうだ。


酒米ライン

(20181020)




酒米のラインを稼働させている。

順番は乾燥機から籾摺機→選別→色選→選別→袋詰めになっている。

ここまではコシヒカリと同じだが

酒米の選別は網目が大きいので大きなくず米が出る。

酒米のラインはくず米をすくい上げる螺旋の機械と

袋に詰める手前のオレンジの機械が追加になる。

くず米と言っても2番選別して出せば結構な値段で引き取ってくれる。

酒米のくずなので発酵をさせて何かを醸造するのだと思う。


ラインを稼働すると

リフトとコンプレッサーのドライヤーを含めれば100Vのコンセント6個、

三相コンセント4個が必要だ。

動力電源は季節使用契約にしているが

請求書が来た時電気は高いものだと実感した。


昨日は籾の水分にバラツキがあって調整に難儀をした。

刈る時に青米があったのが原因だが

稲の特性でどうすることもできない。

2台とも水分が戻っていて同時に乾燥することになった。

乾燥機のコンセントは2個あるのだが

一個は反対回しにしてあるので

同じコンセントで同系列の乾燥機を2個回したらテンパールがジリジリと音がして

一台がエラーで突然ストップした。

一個のコンセントは10Aしかないので異音は容量オーバーだったのだろう。

熱は出ていなかったのでスイッチを入れなおし

一台で運転したら異音は治まった。

工事屋さんに聞いたら無茶はしないようにとにことだった。

古い乾燥機の基盤が壊れれば即スクラップになる。

今日からタコ足配線は止めて逆回転コンセントを使って

正規のコンセントで運用することにした。


カープは日本シリーズの切符を手にした。

この勢いで頑張ってもらいたい。


今日は天候が回復する。

籾摺りに稲刈りに大忙しの日になりそうだ。


フレスタ米

(20181019)




稲刈りを始めて丸一か月が経った。

段取りよくトラブルもなければ稲刈りは終わっている時期だが

僕の能力では精一杯やって残り2haが残っている。

田んぼの数にして残り7枚。

刈るだけなら順調に行って4日の工程だ。

残っている田んぼが少なくなるにつれ

刈るのがもったいないような変な感覚に陥っている。

ランナーが独走状態でゴール前で力を抜いたような感覚と言えば

わかりやすい。


先日の出荷した検査証明書を載せた。

左のラベルがフレスタ米になったしるしだ。

広島県産コシヒカリとしてフレスタで販売されるのだろうと思う。


カープは期待通り連勝した。

8回まで重苦しい展開だったが新井の一打で流れが変わった。

巨人の投手の田口も畠も広島出身。

受けた小林は広陵で野村とバッテリーを組んでいた。

打った新井も広島。

勝ち負けはあったが広島デーの日だったことは間違いない。


連勝しないと野球の神さんは浮気者だ。

今夜一気に決めてもらいたい。


豊作に見える

(20181018)




昨日は倒れた稲を先に片付けようと

刈り始めたが

倒れた方向(逆刈り)から刈るところがあって大変難儀をした。

稲株をコンバインの胴(せんば)に入れ何度も稲刈りがストップした。


稲株が入ると石が混ざるので胴の中の塵切刃は相当傷んでいるだろう。

追い刈りになる所(コンバインの筒から先)は株元が見えるのでこの程度の

倒れ方であれば楽に刈ることができる。

乾燥機の中に籾を入れる時、石の入る大きな音が何度もした。

大きな石は製品の米袋までは入らないが

塵切刃で粉砕した小さな石は混ざってしまう。

製品に石があれば大変なことだが精米工場は石抜きはあるだろうから

今まで気にすることなく出荷している。


コシヒカリは自家精米の人には石抜きをして

販売するようにしている。


今日から酒米の籾摺りをするが稲を刈った感じからすると

平年を少し上回るというような感じだ。

倒れたということはよくできたということになるのだが

藁(茎)の丈だけが長くて穂の長さが短い。

今年の酷暑が影響したと思われるが

ハッキリとした原因はわからない。


検査員によると米粒が小さいという話だった。

噂によると酷暑は米の本能で籾殻が厚くなり

粒が小さくなるという話だった。

穂尺が短くなるのは幼穂形成期の問題だが

冷害なら話は分かるが天候は良かった。

専門家に聞く必要があるだろう。


最難関の場所を済ませたので一安心した。

残りは立っているので気に病むことはない。

田んぼもずいぶん固くなった。

周りを見ても僕の田んぼしか稲が立っていない。

残りは楽しんで作業する事にしようと思う。


カープは一気に連勝したい。


大惨事

(20181017)




一年に一度大きな失敗がある。

昨日は乾燥した籾を別の乾燥機に移していた時起こった。

排出筒がすっぽ抜けて籾が乾燥機の周りに散乱した。

脱落防止のワイヤーは取り付けていたのだがすっぽ抜けには対応できなかった。

別の所にいたので気付くのが遅れ大変な量が散乱した。

狭い場所なので少しづつすくい取って

2時間かけて籾を乾燥機に戻した。

今年の失敗はこれを最後にしたいものだ。


乾燥機の失敗と出荷米袋の積み替えで昨日はよっぽど疲れたのだろう

今朝は起きられなかった。

清流米研究会が盛り上がったのも一因だ。

当分酒は欲しくない気分だ。


写っている乾燥機は稲刈りをして最初に入れる乾燥機だ。

ここに張り込んで玄米水分15%にして予備の乾燥機に移す。

移した乾燥機も正常に動くが古参なので籾摺りの時だけ稼働するようにしている。

米農家に説明するならライスプールにしているといった方がわかりやすい。

今日はこの乾燥機が空いているので稲刈りはできる。

順調に行けば残り5日の日程で稲刈りは終了する。

夜に朝に籾摺りを済ませての話で予定どおり行くはずはないと

思うがようやく先が見えた。


出荷日

(20181016)




酒米の籾摺りをするためには倉庫にある米を出荷しなければならない。

出荷の準備をしようとしたら玄米が散乱している。

みると紙袋に穴が開けられていた。上の段は簡単だが

一番下の段は積み替えないと入れ替えられない。

中身が減っていなくても紙テープを張ったのでは検査に通らない。

なんとも憎たらしいいたずらをしてくれたものだ。

おそらくカラスの仕業で去年もやられたので注意はしていたのだが

米の前で番をすることにはならない。

今年も同じ轍を踏んでしまった。

シートで覆うと来ないのだが今度は隠れるところができてネズミが来る。

早く検査に出しとけばよかったと思っても後の祭りだ。

仕方なく40袋積み替えたのだがいい運動したと切り替えていくしかない。


今日は清流米研究会の集まりがある。

美味しい米の作り方を研修して比和のブランドを作ろうという

壮大な志を持ってできた会であるが

要は飲み会をして反省会を開くのが目的になった。

2016年12月には松長さんが入賞して九州まで視察に行ったが

僕の点数は上がらずじまいのままだ。

各自の米を持ち寄って

作況などを話して盛り上がるだろう。

今年もコンクールに出すが

町内でそろそろ僕が一番になることを期待している。


御幣

(20181015)




お祭りの後半は神輿を担いでお旅に出る。

僕の役は永代御幣持ちと決まっている。

僕の先祖が御幣を奉納したのが事の始まりで

僕の親父が更新して現在の御幣になっている。

神輿の前で光っている幣がそれである。

普段は神殿に一緒に保管されているので子孫としてはまんざらでもない。


例年にない静かなお祭りが終わったので

今日から酒米の稲刈りを再開する。

今日の分から籾摺りは自家処理するので自前の乾燥機に入れ

自転車操業の始まりだ。

単純計算で3haは8回程度稲を刈れば済むのだが

米袋の換算では少なくても500袋以上になるので大変な量である。

雨の日を休みと決めてがんばることにする。


お祭り

(20181014)




お宮の掃除は昼までに済んだ。

買い物にでも行ってゆっくりしようと思ったが

余りにもいい天気で勿体ないので稲刈りをすることにした。

JAのライスセンターも籾を受け入れてくれたので30aは済ますことができた。

写真はライスセンターで荷受けをしてもらっているところだ。

一度にコンテナ満杯で行くと2トンぐらいになるが

電源を借りて10分ぐらいで排出できる。

ライスセンター利用ならこれで稲刈りは終了、コンバインを片付けて

今シーズンは終わったということになるが

僕の場合そういうわけにはいかない。

もう一度くらいは持って行くことにするが

残りは自家処理をしないと手元に残る重要なものがなくなる。

要は百姓は体を使ってナンボという世界なのである。


ヨットのおじさんのところで飲み会をしようと思ったら

風邪を引いているらしい。

酒は全くほしくないということなのでお邪魔はしなかった。

良い機会なので休肝日にするとのことだった。

昨日ばっかりはフラれた。


今日はお祭りなので小作料の米を整理してお宮に行く。

お宮は来月の新嘗祭と初詣を済ませればお役御免となる。

僕の家の奉納提灯は5代前の先祖の名前だったので

お役御免になるのを機会に新調した。

一番新しく光って見えた。


稲刈りは残り3haになった。順調に行けば10日だが

根を詰めてはくたびれる。

乾燥機は満杯で1ha溜めることができる。

刈って乾燥機に入れてしまえば好きな時に籾摺りをすればよい。

今月末を目途に楽しんで作業を進めることにした。


酒米収穫初日

(20181013)




天気は晴れたり曇ったりだったが寒い北風が吹いた。

作業中ウインドブレーカーが欲しかったが時間がないのでそのまま

作業を続けた。

夕方は家の中では今季初登板の石油ストーブを炊いた。

もちろん今朝も焚いている。

明日はお祭りなのでそういう時期になったのだと

感じている。

昔は11月10日だったので

雪が降った事もある。

一か月早くなったのは機械化が進んで10月に入るとほとんどの

農家の作業は終了していて

11月の寒い時期のお祭りは天候も悪くなり

早めにしようということになった。

僕らが前回役員をしていた時のことで僕が専業農家になることは

想像だにしていなかった時の発想だ。

今とても忙しくてお祭りどころではないが

自分の発想からきているので変なめぐりあわせになったと思っている。


寒くなると穀物の乾燥が進む。

空気も乾くのでコンバインから籾を移す時は大量のはしかが出るので

風向きによっては機械を離れている。

トラックから乾燥機に入れる時も同じだ。

10月の稲刈は排気弁のついたマスクが必需品になる。


今年の祭りは親戚も来ないし子供も帰ってこない。

昼までお宮の掃除をして

美味しいものを買ってきて静かに飲むとしよう。

ヨットのオジサンの地域は今日明日は祭りだ。

どうせ一人で飲んでいるだろうから

ふらっと顔を見に行くのもサプライズになるだろう。


雲海

(20181012)




今朝から寒くなった。

秋が深まっているという感じだ。

恐らく今朝は雲海になっていたと思う。


今日は早くからコンバインをキャリヤカーで移動して

稲刈りの準備をしてから雑用を済ませる。

右端にあるのが僕のコンバイン。

酒米は僕らの集落の最上流にあるこの田んぼから刈り始める。

僕の作る酒米は脱粒が激しいのでコンバインのスピードが出せない。

午後一時から刈っても夕方までかかるだろう。


請け負った米の配達は今日の昼にしてくれということだったので

昼からの日程は過密スケジュールになる。

今日はJAライスセンターが籾を受け入れてくれるので

一日楽をして来週からの後半本番の稲刈りに備える。


土曜日は地域の祭りの準備、日曜日は祭り本番なので作業はできない。

籾摺りをしない日は体が楽だ。久々の連休になるので買い物にも行って見ようと思う。


祭りの役員は今年で終わりなので来年からはずいぶん楽ができると思う。

僕らの集落は後継者がたくさんいるので

家の順番で役員が回ってくる。

次回の僕の順番は20年先の計算になるので回ってこないというより

祭りがどうなっているか心配だ。

他所の集落では役員になれる人が限られるので

同じ人が役員をすることになるので今後のお祭りの存続が危ぶまれている。

お寺もお宮も少子高齢化はいやおうなく影響が表れている。

ここ10年で田舎の暮らしは大きく変わるだろう。

とは言ってもいきなりでは困る。

ジワジワと変えていくしかないだろう。


経年劣化

(20181011)




籾殻を運ぶコンテナのシートがボロボロになって穴が開いた。

道路を走っていても籾殻が散乱するので取り換えた。

2万円以上して高いのだが自分で作ったり修理する方が

よっぽど高くつくと思うので発注していた。

買って10年は使ったので十分元は取ったといっていい。


昨日は午後から籾摺りを始めて

1時間で止めた。

調子が悪いので控えめに作業して他の雑用をして過ごしたのが

効をそうしたようだ。今日は元気になった。


「あきさかり」といううるち米の籾が乾燥機の中に残り100袋余りがある。

今日は3時間かけて籾摺りをして請け負った分は雨上がりに

配達を済ませることにする。

いよいよ明日から酒米の収穫だ。

町内ではコシヒカリは10人中10人が出来が悪いといっている。

僕の成績は平年並みだがイノシシの被害が少ない分

出来がよいという結果になるだろう。

8月の攻防が結果に反映したのはいうまでもない。


酒米は外観からは良い出来に見えるので期待をしている。


今日は単純計算で米袋3トンをパレットに積み上げる。

請負た米の配達を入れると扱う量は4トン以上になる。

米食ってエンジンをフル回転にして頑張ることにしよう。


折り返し

(20181010)




今朝は小雨が降っている。

連続で稲刈りをする場合

少々雨が降ってもコンバインにはシートはかけないのだが

作業を請け負った籾と昨日刈った籾の籾摺をして

機械一式を掃除しないと酒米の稲刈りは当分できない。

コンバインは長く使わないと雨水が入って内臓が錆びてはいけないので

昨日刈った田んぼにシートをスッポリかけて

田んぼに置いといた。


秋作業の折り返し地点になったが朝になっても

作業をやる気が起きない。

風邪は治ったのだがお疲れのようだ。

昨日フォークリフトで積み上げている米袋に穴を空けた。

毎年この時期起きる作業ミスだ。

運転が下手なだけでなくお疲れピークのサインで

重大インシデントだと思っている。

下の段だから米袋を積み替える必要がある。

今日は昼まで休んでゆっくり慎重に作業を始める。


ラストコシヒカリ籾摺り

(20181009)




日曜日に刈ったラストのコシヒカリの籾摺りをした。

収量は反当7俵というところだが

米粒がものすごく奇麗で色選機の感度を上げても

毎秒12injection(乳白米などを噴射で取り除く)という結果になった。

今までのコシヒカリが20カウントだったのでいかに品質がいいかがわかる。

収量が少ないのでほとんどくず米も出なかった。

味は谷水で育ったので美味しいと決めつけて

出荷しないで自家保留することにした。

見た目が綺麗なので今年のコンクールにはこのコシヒカリを

出品することにした。

クボタの展示会でも食味判定するということなので

持って行く。

コンクールは数あるが僕らは米・食味分析鑑定コンクール:国際大会

というのに出品する。

かって島根県の仁多町で開かれたことがあり仁多米は入選常連だ。

今年は白川郷で開かれる。

暇があれば行って見たいが入選はとても無理なので

分析結果だけをもらいあれこれと試行錯誤

することになる。


今日は刈り取った「あきさかり」の籾摺りをして

僕の田んぼのあきさかりを刈る。

3反ばかりあるがこれでうるち米の刈り取りは終了して

酒米収穫の準備に取り掛かる。


マコモタケ破裂

(20181008)






昨日の稲刈りで

下の田んぼに植えてあったマコモタケの茎が割れているのを見つけた。

時期が来れば食べようと思っていたが

忙しさのあまりすっかり忘れていた。

取り遅れで畑に捨ててある茄子のような感じとでもいうのだろうか

どの時期に食べればいいのかさっぱりわからない。

来年はよく勉強して取り遅れないようにしようと思う。


昨日の稲刈りは田んぼに埋まりながらも

済ますことができた。

途中雨が降ってコンバインの選別が悪くなりヤバイと思ったが

何とかやり切った。


今日は「あきさかり」という品種を刈る。

僕の田んぼではないが機械作業は僕が請け負っている。

その人の田んぼは4枚(計6反)の半分はイノシシ被害で

収穫はできなくなった。


どうにかしてあげたかったが同じイノシシが僕のところにも来るので

僕の守りで精一杯だった。


あそこには箱罠があり夏までには10頭近く捕獲したが

それ以降は全く入らなくなって今回の被害になった。

被害は2年連続だ。

来年はもう一段階デフェンスを強化しないといけないだろう。


ラストコシヒカリ

(20181007)




今日は最後のコシヒカリの稲刈りをする予定だ。

去年まで自然栽培をしていたところで肥料もあまりやらないので

台風の雨風に当たってもちゃんと立っている。

ここはイノシシに狙われやすいのだが今年は被害はない。

8月にはウリボウが入って箱罠を仕掛けたが

罠にも入らなかったが被害もほとんどなかった。

ここは狙われやすいが狭い範囲でパトロールをしっかりすれば

守りやすいということもあったのだと思う。

周囲を歩いてみたら先週の24号と昨夜から降った雨で水が溜まっている。

8月から一切谷水は入れていない。

水持ちのいい田んぼは少しの谷水と雨水だけで

稲作ができる見本のような田んぼだ。

今日刈らないと残りの日程に影響がある。

面積は3反ばかりで作業量は多くないが

コンバインが埋まるのを覚悟でやるしかない。


紅葉の始まり

(20181006)




今朝7時現在雨風なく台風の影響は全くない。

風はともかく雨が降らないのが助かる。

昨日は明日からの稲刈りに備えて乾燥機を空ける予定だったが

50袋籾摺りをしたら急にしんどくなった。

今日は残り100袋を完全に済ませ乾燥機を空けて

明日からの稲刈りに備える。

明日以降あきさかりという品種を刈るので

予備の乾燥機を準備する。

隣家に近いので集塵機を付け、「はしか」の飛散防止をするつもりだ。


今朝フト気が付いた。山が紅葉し始めている。


昨日の全く反対方向から写真を撮っている。

真ん中の電柱方向から僕の家を撮った。

手前の田んぼは隣りの酒米で八反錦という品種だ。

台風が過ぎたら刈り取りが始まるだろう。


シメジよさらば

(20181005)




家の横の雑木林の伐採はほとんど済んだ。

見晴らしがよくなって雪が溜まらないのはいいと思うが見た感じは

あまりよくない。

やっぱり緑に囲まれていた方が感じがいいと思う。


秘密の場所のシメジは重機に踏み荒らされて

二度と味合うことはないだろう。

キノコのシロは自然のなかで条件がそろって突然現れて

人間のかかわりで消えていくものなんだろう。

僕の記憶では5年くらいは楽しませてもらった。

この山が雑木林になるには20年がかかる。

それまで菌が休眠するのだと思う。


昨日は曇っていても雨が降らなかったので急きょ稲刈りに切り替えた。

刈っても乾燥機が空いていないのでJAのライスセンターにお世話になった。

後で料金請求が来るが

体が楽なことは言うまでもない。


今日明日で乾燥機の中を空にして

今後の稲刈りに備える。

秋作業全般の中どころという位置に来た。

今月中には稲刈りは済ませることができるだろう。


騒動があった

(20181004)




心配していたほど排水した田んぼは軟らかくなかった。

夏の間しっかり干していたのが

効いたようだ。

こうなると超湿地クローラー仕様の僕のコンバインは

楽々稲刈りを済ませた。


昨日の朝はこの田んぼの周りで騒動があった。

散歩をしている人からイノシシがいると連絡があった。

入られないように集落の上から下まで柵がしてあるので

出るところがない。(左は比和川側、右は国道側)

結局追い回して国道を走って逃げられたのだが

昼間の集落の中だ稲刈りの済んだ田んぼも多くて見晴らしもよい。

周囲が広く手負いではないので向かってこないのはわかっていた。

バイクで先回りをしながら鉄砲隊が来るまで追いかけるのを楽しんだ。

夜出会ったことはあるが

真昼間に追い回したことは初めてのことだ。

失敗したのは動画だ。

距離10mの時にらみ合った時はバイクを盾にしたが

追いかける時は撮る余裕があった。

カメラを起動して写っていると思っていたら

慌ててタップするのを忘れていた。


結局道路や民家の近くでは発砲できないので

捕獲できないのはあきらめがついたが

動画の失敗だけは悔やまれる結果となった。


今日は降水確率は高い。

台風の雨は大したことはないようだ。

病み上がりなので焦ってもしょうがない。

当分稲刈はできないのでコンバインは車庫に連れ帰ることにした。


水中ポンプで排水

(201081003)




とうとう田んぼの排水の悪いところは水中ポンプで

排水することにした。

小さなポンプなら集まってくるだけ排水するので

このままで他所に行って他の作業ができるが

大きなポンプでは集まる水が少なくなると空運転になる。

時々行って見ることになって手間をおおきく取った。

近くの田んぼではコンバインが埋まりかけて手刈りをしているところがある。

気の毒なので写真は撮らないことにした。


晴れ間は今日までなので僕も埋まるなどと言ってはおれない。

田んぼの角などの無理をするところ以外は無事に刈ると思うので

今日は強制的に稲を刈に入る。

コシヒカリはここを除いて後二か所になった。

この田んぼは今日済ませて残りは台風が過ぎたら一気に済ませる。

無事に済んだら稲刈りの約半分が済んだことになる。

埋まれば重機で引っ張り上げることになるので一人では対応できない。

ヨットのオジサンに助けを求めることにならないよう

上手く運転しないといけないだろう。


光回線の設定を済ませた。

今まで下り最高3MB、登り1BMの環境だった。

緊急時の避難情報や火事の放送をする住民告知端末というのがついている。

この機械でラジオも聞けるのがうれしい。

僕の家もこれでようやく世間並みになった。


シバカズキ

(20181002)




今日は我が家に光がやってくる。

高性能のパソコンでも通信速度が遅くては

話しにならない。

これでHPの更新も素早くなるだろう。

電話も光回線にするのだが回線同士なら無料ということに魅かれた。

どうも僕は半額とか無料に弱い。


風邪はまだ治っていないが今日はコシヒカリの出荷検査の日だ。

出荷用のコシヒカリを昨日目を回しながら作った。

これぼど米が重たいと思ったことはない。

検査の後稲を刈りたいが水が溜まってとても田んぼに入れる状況でない。

イノシシ柵が破られたところがある。

修理を済ませて今日はお休みすることにした。


写真は先日のシバカズキ。

少し取り遅れということだった。道路から5分もあれば行き当たるという。

そんな山が僕にもあればと思う。

これよりもっと美味しいのはコシバカズキというのがあるらしい。


避難警報

(20181001)




無理をしたのか風邪をひいて二日間寝込んだ。

まだ完治しないで体がだるい。

もう一日寝たいが

乾燥機が老朽して昇降機に穴が空いた。

ブリキの板を張り付けないと

今後の稲刈りにはならない。

幸い昨日の雨で田んぼには入れない。

水が引くまで時間がかかるので

今日は修理をしながら軽い作業から始めることにした。


写真は昨日夕方5時過ぎごろの比和川。

この後よく降ったので避難指示が出た。

真ん中の堰の水位が氾濫まで残り1m位になると

上流の町の中心地は危ないので

避難指示が出る。

今朝は良く晴れているので点検して歩くが

この程度では被害は余りないように思う。


昨日町外の貴重なマイタケならぬコウタケが舞い込んだ。

一個なのでボイルして酢醤油で食べた。

普通なら感動するところだが風邪のせいで

味はよくわわからなかった。

比和のコウタケは今から生えるかもしれないということだった。

期待して待つ事にしよう。