木屋原農園


当月更新記録


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農園TOP

最後の荒耕し

(20160531)




水の溜まった柔らかい田んぼを難儀をしながら耕した。

遠目で見ると普通の荒耕しに見える。

今朝から水を入れた。夕方には代掻きをする。

水を減らしておいて明日もう一度植え代を掻いて木曜の田植に備える。

いよいよ最後の田植になるが終点が見えると走っているのでないので

もう少し田植をしてもいいと思ってしまう。

どうして今まで焦ったかというと種まきを一度にしてしまい

苗が一ケ月以上になり早く植える必要に迫られ余裕が全くなかった。

来年は最初の種まきを4月初旬に設定して2回目を4月下旬にするよう計画を立てる。

土木工事をしたのも後に響いた。

春作業の反省を考える前に6月になって草刈り本番に突入した。


昨日の会議は今日の間違いだった。タブレットの電源が入らなくなり

スケジュールや写真は一切ご破算になったので間違えてしまった。

タブレットもバックアップをしておけばよかった。


左真ん中が早乙女が植えた田んぼ。5分の3が残っているが

木曜日に残りを田植機で植える。




水溜り

(20160530)




こことイベントの田んぼの田植は2日(木)に決まった。

クボタの実演機を借りて植える。


それまで苗の水やりをしないといけないので水路から遠い分は軽トラに積んで

管理することにした。

近い所は道路に沿ってホースを延長してポンプで水をやる。


今日は自治会の会議があって市役所に午前中行くことにしている。

午後田んぼの仮設トイレが撤去してあれば荒耕しをする予定だったが

あいにく昨日の雨で水が溜まっている。

トラクターの馬力に任せて無理やり耕して明日から代掻きをしないと木曜の田植に間に合わない。

どんな荒耕しになるのか昨日に続いて注目の的になりそうだ。


草刈り本番にしたいが田んぼの雑草が大きくなりだした。

田んぼの水を見ては自然栽培以外の田んぼに除草剤をやる。

この時期が遅れると人力以外に除草する方法がないので梅雨入りまでには済ませる。

米つくりには避けて通れない農薬散布の一つになった。




苗取り

(20160529)




今朝は昨日届いたコシヒカリの苗にポンプで水をやり

イベントの田に肥料を少しばかりまいた。

朝6時過ぎというのに米子から来たという人がカメラをかまえていた。

早乙女はどちらを向いて田植をするかを聞いたので

今から場所取りかなと思った。


写真の苗を早乙女が苗取りをして牛の代掻きが始まる。


昼前から多くの牛や人がこの田んぼに入る。

トラクターで耕すより大変米が出来るそうだ。土の底から混ぜ繰り回すからだろう

ありがたいことだ。


苗の水やりで延長ホースの長さを測るためグーグルマップを見た。

写真精度が上がっているのと衛星写真が新しいのに気が付いた。

イベントの田んぼに真砂土を10トンダンプで持ってきてもらったのが白く写っている。

田んぼの作業の様子から去年の5月中旬の写真だ。


今日の仕事は済んだので昼からみんなとBQで一杯やって、

望遠レンズで撮った画像をホームページにアップします。


降神の儀




出番はないと思っていたが急に呼ばれた。

玉串奉納ということで地主として2番目だった。

早く言ってくれればスーツを持っていないことはないので着ていくのだが

普段着で駆け付けた。


牛の代掻きが終わって、今、田植歌と太鼓が始まり早乙女の田植が始まった。

雨が降っているが僕らは一杯飲みながら

屋根の下から見ているので高見の見物だ。


今年も一頭牛がそびれて(暴れて)田の中を走った。

これが面白いと人の不幸を見に来る人が居る。

カウボーイのロデオを見るようだ。


田植を肴にBQをしている。

飲みすぎはいけないがいい休憩になっている。


泥が落ちた




拡大すると雨が見えるほど強い雨が降っている。

早々に終了宣言が出た。

9割は植えるてもらえる予定だったがこの雨では半分がいいところだろう。

田植機にセットできるのは手付かずの苗箱だが余裕があるので充分対応できるので安心だ。


みなさん雨の中ご苦労さんでした。

ヨットのおじさんも来て飲んだ。

この雨とBQで十分泥落しができた。明日から頑張ろうと思う。




損失

(20160528)




大量の苗を余らしてしまった。

当初損失5%で見積もっていたが最終的に10%、約100箱が余った。

今からでも50eの田植ができる計算だ。

購入すれば8万円になる。

どこか困った人が居れば差し上げたいが僕が最後なので捨てるしかない。

もったいない話だ。

来シーズンは50箱になるよう調整したい。


本部テントが張られイベントの準備が進んでいる。

こうして見ると大変なイベントなんだと思う。

僕の家は今日から子供や親戚が泊りに来る。

明日は昼から雨模様だが町内の親戚も集まって田植を見ながら

オンボロガレージでBQをすることになった。

昼から買い出しに出るが自然栽培の残った田植を済ませてから出発する。

久しぶりにスーパーに行って金を使うことになった。


明日は盆正月より賑やかも知れない。






ロープ式

(20160527)





雨の合間を縫ってロープ式でイベント周りの草を刈った。

服やエプロンはちぎれた草だらけになるが刈り跡は畔を撫でていったようで

仕上がりは気持ちいい。


今日はここの代掻きの仕上げをして自然栽培の田植をする。

残るはここと左隣を合わせて50eになった。

イベントの田はほとんど早乙女が手で植えるので仕上げに田んぼの外側を田植機で

ぐるりと回って完了する。

隣の田んぼは月曜日に荒耕しをして木曜日にクボタの実演機を借りて田植をする。


いよいよ田植作業の最終が見えた。




イベントまで3日

(20160526)




イベントの田んぼに置いている重機のバッテリーをあげてしまった。

問題なく使っていたのに急にあがってしまった。先日使ってエンジンをOFFにしたはずだが

キーを付けていたのでいたずらされたかそれとも僕が?不思議なことだ。




沢山のバッテリーを管理するので劣化バッテリーを再生するとのふれこみを信じて

パルス式のチャージャーを買っていた。

半信半疑で充電したら1日で70%、三日間で100%電圧が回復した。

本当に回復したかは今後使ってみないとわからないが

95D31という大きなものでネットで買っても1万円以上するものなので大助かりだ。


昨日は田植を後半雨に濡れながら済ませ、昼からはイベントの田んぼの代を掻いた。

小さい田んぼなのですぐ終わり、雨の合間をみて草刈りをした。

田んぼの周りをこんな手入れしたことはない。

イベントがあればこそだが見ていて気持ちがいい。

昨日は歩行用の草刈り機だったが最終的にはロープ式で仕上げをしようと思う。


家の周りの草刈りも済ませておく必要がある。

田舎では百姓して居てもいなくても草刈りは必須の科目です。




積み込み

(20160225)




今日は30eを植える予定で8条の倍数64枚を積んでいる。

今なら雨が止んでいるので

朝ごはんを食べたら一気に植えてしまう。

田植が済んだらイベントの田んぼを代掻きをして周辺の草を一度刈ってはいるが

歩行用の草刈り機で短く刈り込む。

普段はそんなことはしないが大勢の人が見るので特別仕様にすることにした。


今日の田植が済むと自然栽培40e、イベント周辺50eが残る。

済んだら2日くらいポカンとしたいが

刈っていない田んぼの草は順調に伸びている。

草の種類にもよるが1mを超えたようなところも出てきた。

田植の次は草刈りに追われるようになる。


先回りして済ませて行くという農作業は一つもない。




ツバメの巣が3分の1できている。

同じツバメだと思うがふびんでならない。




終盤

(20160524)




昨日1fの代掻きをした。3.4mの代掻きローターなので

余裕の作業だった。

エアコンは付いているがトラクターのミッションの上にキャビンがあるので

熱気が上がってきて車内は暑い。

その分ビールの味は最高だった。


イベント用の田んぼはいつ準備をするのかというような声が

チラホラ聞こえてきた。昨日荒耕しをしたので今日から水を入れる。

水田にすれば国道からよく見えるので準備を思いついたんだという

サインが送れる。


我が家からイベントの田を撮った。

道路端の幟の本数も増えて田植があるんだなという雰囲気が出てきた。


今日は約70eの田植とイベント田の代掻き。

手伝いを頼んだので楽ちんな田植になりそうだ。

ヨットのおじさんは今日が田植の最終日だそうだ。

田んぼが集中しているので効率がいいのだろう先に田植が済んでしまった。

僕はあっちに行ったりこっちに来たりで非常にもたモタした。

来年はもっと上手に作業を進めることが課題になった。


田植機の不具合は苗の植え付けプッシュロッドの摩耗という診断だった。

見た目には正常でも、植えて初めて症状がわかるもので

良い勉強になった。

8条田植機のプッシュロッドはすでに改良してあり、どうりで綺麗に植えるはずである。


田植の終盤が見えた分焦りを超えて余裕が出てきた。

今週中に田植は済ませそうだ。




(20160523)




昨日の田んぼの田植が済んだので撮ってみた。長方形なのだが

4条ほど手前側が広くなった。折り返していくうちに差が出たのか、向こう側は水路が低いので

田んぼの畔が高くなり田んぼが狭くなってるんだろう。

こんな時は最後の8条を植えるため植えないで発車し2条・4条と徐々に植えるのを増やしていく。

手前右側で折り返し

最後の8条を植えて帰り田んぼから上がる。

畔に沿って8条植えてきて折り返して8条植えることはめったにない。

そのため一周手前で最終周りが8条になるよう調整する。

最周回は残された間を進むので狭い場合は植えた苗を踏んで進む。

昔の人が見たらとんでもないとお叱りを受けるのは間違いないだろう。

よく見ないとわからないが手前左から9条目は踏んでボツになっている。


ツバメは同じところに巣を作りだした。同じツガイだと思うが

近くでカラスも鳴いている。

今度は巣の前に目隠しののれんでも吊るしてやろうかと思っている。




悲報

(20160522)




昨日留守をしている間にカラスがツバメの巣を襲っていた。

巣が半分落ちてヒナは一匹も居なくなっている。

心配していたことが現実となった。

親ツバメは今朝まで巣を離れないで今も鳴(泣)いている。

可哀そうでなんともやりきれない。


昨日僕が管理している一番大きい田んぼの代を掻いた。

長方形で45eある。この周りでは標準の仕様になる。

ここは国道から縦筋に見えるので曲がって植えればよく目立つ。

田植機は植える筋を付けていくがそれを目印にしては曲がって行く。

到着点に目標立てて植えるのがコツなのだが何年たってもうまくならない。

今の最新式ではGPSが付いていて自動で真直ぐ植えるそうだ。

田植機も衛星を使う時代になったということだろう。


田植は今日の分を合わせて残り2.4fになった。

ようやく半分までこぎつけたがイベント周辺の草刈りをしておかないといけないので

暇はないが少しづつ刈っていくとしよう。




エアー田植

(20160521)




昨日の田植は最低だった。

田植機が調子悪くうまく植えられなかった。

田んぼから上がって洗車、6条分の苗をセットして苗をかきとってみたが

正常に動いているように見える。実際植えたのをみるととんでもない出来上がりになっている。

どこが不具合なのかとても僕の手には負えない。


ネットで格安というのはこのことだったんだろう。

機械は安かったが実際1fを植えてしまった。高い授業料になった。

早く見切りをつければよかったと思う。

部品を付け替えての再運転は来シーズンになる。



今日は代掻きをした後お寺の役員会。

田舎ではお寺もお宮も役職が回ってくる。

明日は自治会長として小学校の運動会に招待された。

春作業のピーク、子供も孫もいないので丁重にお断りすることにした。




最難関

(20160520)




今日植える田んぼは60eで5枚ある。一番大きいのは20eあるが

写真の田んぼは三角で10eにも満たない。

ひょうたんよりましだが効率の悪い典型だ。

朝飯前と書いたような田んぼなら2枚で半日の作業工程だが

今日は手伝いを頼んだが一日かかると見ておかないといけないだろう。

小作料を払うよりより耕作料をもらうパターンになるが

昔お世話になったので僕が頑張れると思われる10年間を目途に契約をした。

立派な家があって何不住なく暮らせても

目の前の田んぼが荒れてはこんな不幸はない。

田舎に住むのは大変なのである。

今では大金をはたいて田んぼを買う人はいなくなった。

国道にくっついた田んぼでも宅地需要がないので大暴落している。

田舎は田んぼも山も、住んでる家もほとんど財産価値はなくなったと思っていい。

暗い話になったが今日も頑張ろう。




朝の水やり

(20160519)




二棟あるハウスの内一棟の片側が空いた。

約300箱が田んぼに植えられたことになる。


ハウスにはスズメが来て追っ払っても人が居なくなれば直ぐに飛んでくる。

外にまいた種籾は綺麗に籾殻だけにしてハウスの中に入って苗箱を荒らしている。

荒らされた苗のところは田植機で欠株にならないよう下の箱のように切り取って整形したものを

田植機にセットして植える。




追っ払うとき気づいたのだが飛び方の弱々しいのがいる。

今年生まれた子スズメなんだろう

散水のシャワー攻めにしたら落下した。

磯タモで追い詰めればハウスの隅で獲れることもあるが

苗箱に余裕があるのでスズメに対しての敵愾心はまだ余裕がある。

遊んでいないで作業を進めることにした。


手伝いを頼んでいるがなかなか日程が合わない。

手伝ってもらえれば日曜日頃には終わるはずだったがもう少し先になりそうだ。

苗が黄色くなっている。

早く田んぼに植えないといけないので焦りだした。




入場門

(20160518)




今朝のパトロールで我が家の方向を撮った。

入場門になる高座が飾りはまだだが造ってある。

高座にお寺さんとお宮さんが座り牛も出演者もここを通り入場する。


今日も良い天気。田植は上からの日差しと水面からの照り返しで

ものすごく陽に焼ける。

僕は赤くならないでそのまま黒く焼ける。

困ったことだが皺になろうがシミになろうがもうどうでもよくなった。




朝飯前

(20160517)




雨が降るまでにこの田んぼの田植を済ませようと朝早くから田んぼに入った。

約30eあると思うが田植機に満載した48枚の苗数で補給なしで済ませた。

長方形なので苗の無駄がほとんどない。

タイムを見ると1時間と5分、百姓人生最速の田植だった。


こんな田んぼばかりが続いていると効率がいいので

規模拡大は容易に進むと思うがそういう所ばかりないのが中山間地の辛い所だ。


昼からは川が濁るほどの雨が降った。

土砂降りの中、代を掻きながら

眠くなって変な態勢で寝たら腰を痛めてしまった。

大きな背あてを積んでおく必要がありそうだ。


今日から当分雨はなさそうなのでいつでも田植ができるが

田植というのは機械の運転だけではなく

苗箱の運搬や積み込みで割と体力を使う。

今朝は日曜日の田植の疲れがドット出てきた。

手伝いを頼める人がいるというので日程を調整して来てもらうことにした。




仕上がり

(20160516)




今年は家の前の田んぼは綺麗に仕上がった。

水加減もベストだったが田植機の優秀さが勝った。

この田んぼは甲羅(基盤)が無い所があっていつも難儀をして植えていた。

流石8条田植機はダブル車輪でトラクターの轍にはまりにくく枕地も均す装置が付いている。

ほ場への出入りも容易な気がする。

これでは古い機械は使う気がしなくなる。困ったことだ。

機械を使っているとだんだん癖がわかってきた。

毎年の事だが一番上手になったときは終わる時で

次に使うのは来年だ。毎年一年生になるはずだ。


昨日は目標近く植えたので大変疲れた。

夕方5時には店じまいして、ダッシュ村を見ているうちに寝てしまった。


今日は雨。肥料が湿ると詰まるので田植機を車庫に入れたいが

大きいので入れる所はない。

雨の降っていない朝飯前に田植をして残り肥料を空にしてシートでくるむしかないだろう。


雨降りの日は代掻き。快適で運転していれば済むのでこの作業が一番楽だ。


正面川向うの建物の左横が牛供養田植のある田んぼ。

僕の家の近くにある

先祖の墓のあるところが少し遠目にはなるが特等席になった。

時々カメラを持った人がどこに車をおけばよいか聞いてくるようになった。


周りを見て荒耕しをしていないのは僕の田んぼ2枚。

今週中には荒起こしをして一回目の代を掻く。




初田植

(20160515)




6条田植機の整備をしていたらいろんな不具合があって

バタバタしてたら一日吹っ飛んだ。

同機種がもう一台あるので二台を一台にまとめる格好でようやく

使えるものができた。ものすごく無駄なことをした感じだが

補足部品も使い当分使えるものにはなったと思う。


今日はヨットのおじさんの田植機を借り、長男に手伝ってもらってこの田んぼから始める。

昔この田んぼは3枚あって僕が業者を頼み一枚にしてもらった。

公共事業としてほ場整備が町内でまだされていなかったころは

大きい田んぼの部類で一番長い所は約100m以上ある自慢の田んぼだった。

今では長方形で40eの田んぼはざらにある時代、平野部では

1fの田んぼを造成しているそうだ。


今日は苗補給がしてもらえるので1fは楽にこなせる。

できるだけ多くの田んぼを植えたい。




老化

(20160514)




苗の色が黄色くなりだした。種まきから約一か月、そろそろ肥料切れになるし

苗の老化が始まる。

苗の若い内は活着がいいが老化した苗はそうはいかなくなる。

歳を取って病気やけがが治りにくくなるのと同じだ

来週いっぱいには5f全部を済ませる必要がありそうだ。


ヨットのおじさんに医者に行くよう勧めた。

容易に診断がついたそうだ。

風が吹いても痛い奴で薬をもらってきた。

美味い物を食っている印象はないので例の体に悪い液体のせいだろう。

普通足の親指の付け根に尿酸は溜まるが踵が痛いということで

外傷性のものと思っていた。

変な意味診断がついてなぜかホッとしているらしい。


今日条件がそろった田んぼから植えていく。

新しい田植機は操作に慣れるのに時間がかかった。

よその田んぼで練習して僕の田んぼを植えることになった。


昨日は土床の苗で僕の苗はマット苗。僕の苗は持ち上げてみてだいぶ軽い。

一枚当たり50円ぐらい高くつくが作業性を考えると

コストは言ってられないと思う。

種籾をまいた時上にかける土を多くすることと

並べてシートを掛ける前に乾いているようであれば散水することを

忘れないようにしないといけない。

自然栽培の会長さんにはアドバイスはしておいた。

電話がかかってこなかったので種まきは成功したんだと思う。




8条植

(20160513)




今日は僕らが管理している田んぼの近くの知人の田んぼを田植する。

知人は僕らのおやじの世代で非農家だったが趣味で農業を始めた。

田植と収穫は僕が今年から請け負うことになった。


写真の8条植田植機は苗を満載すると20e以上の田植をする。

肥料も農薬散布も一度に済んでしまう優れものだ。

能力が高い分手伝いもたくさんいることになる。


ヨットのおじさんは長年使った8条が限界になりこの中古に買い替えた。

中古でも新品の四WD軽トラ以上の値段はする代物だ。

僕の田植機より2条多いだけだが植付け精度・スピードも各段に向上している。


ヨットのおじさんは足を痛めた。どこでどうしたかは知らないが松葉杖で歩いている。

トラクターには乗っているがとても田植ができる状態でない。

共同で田植をすることにしていたが僕が頑張るしかなさそうだ。




知らないこと

(20160512)




エンジンがチョークを引いていないと続かないのでキャブレターを

分解掃除した。

狭い所にあるので取り外しが大変だったが取り付けるのはもっと大変だった。

普通ネジ一本で止めてあるガソリンが溜まるところところに

変なセンサーみたいなものがある。

小さな10PSのガソリンエンジンでどんな役割をするのかサッパリわからないが

分解してクリーナーで洗って取り付けたら快調にエンジンは回った。


今年からヨットのおじさんと共同で田植をすることにした。

ヨットのおじさんは8条植えの田植機を持ている。

8条植えは一人では効率が悪いので僕が手伝うことになった。

二人いればそれ以上の仕事をしてくれる。

8条は田植機に二人乗って運転手以外は苗と肥料を供給をする仕様になっている。

休む時は専用の補助席もついている。

運転は交代でするので今日初練習することにしている。

二人いれば船と一緒で陸に上がりそうだがメンバーは僕しかいないので

仲良くやっていくしかない。


四角形でない条件の悪い田んぼは6条植えの方が効率がいいこともある。

離れたところには1.5トントラックで移動できるのもメリットだ。

田植機は新品を買うつもりはないが時々借りるのは有りだと思う。


今日からコシヒカリを植える田んぼの植え代を掻く。

明日からでも条件がそろえば植えていく。




荒掻き終了

(20160511)




自然栽培の小さい田んぼを残して一回目の代掻きが終了した。

この田んぼは10e程度なので10分もすれば済む。

今日から田んぼの水を管理しながら順に田植代(「うえじろ」といっている)を掻いていく。


タニシは田んぼの外側の右の水路で見つけた。

排水をよくするため土を掘ったのだが運よく生き埋めにならなくてよかった。


今年も秋には水がなくなると思うので

タニシは上の田んぼの池に移動することにした。


ネットでヌマエビを注文した。

池に放せばイモリやトンボのヤゴに捕食されるだろうが

少しは生き残って定着するだろう。


ツバメの巣の下に割れた殻が落ちている。3個ぐらい見えるが

ヒナはもっと多いはず。

親が一生懸命餌を運んでいる。心配していたがこれで一安心した。


よっぽど疲れているんだろう昨日の更新を見たら文章が変だった。

これから先もっとおかしくなると思う。




タニシ

(20160510)


去年タニシを放した田んぼにも水が溜まっている。

この田んぼの横にも水溜りをつくってメダカ・エビ・タニシを放流したが

秋の好天で干上がってしまい全滅したと思っていた。。

今年水が流れているところを見るとオタマジャクシの中に3個のタニシが生きていた。

うまく土に潜って難を逃れたのだろう。

そういうことは乾いた田んぼにいるタニシも生きていることになる。

赤いタニシの卵は10か所以上で確認している。

発見したタニシは比和産。

神辺産は比和の水の冷たさに慣れただろうか。

沢山生き残っているのを願うばかりだ。


ジャンボタニシは稲をたべるので駆除対象だが

僕にとって雑草を駆除してくれるありがたい存在だ。

下流の田んぼに繁殖してはまずいがこの田んぼには定着してほしいと思う。


タニシは写真を撮ってもよく見えないので去年の卵を載せた。




今日も代掻きだが何もなければ一回目の代掻きは全部終了する。

苗の成長を待つばかりだが最近寒いので植えるには今一長さも根張りが足らない。

田植は日曜日位から始めるといいのかなと

広島の長男にヘルプをお願いした。




入水

(20160509)




自然栽培の田んぼの池に水を迎えた。

写真を撮っている場所は去年人間様を上から見てイノシシが子育てをしていたところ。

少し下がれば下からはまったくなにも見えない。

久しぶりに鍬やスコップを使ったので手にまめができてしまった。

手の皮だけは薄くなっているようだ。


今日でどの田んぼにも水が入った。

水を調整しながら一回目の代掻(荒掻き)をして水持ちをよくしておく。

田植直前にもう一度代掻きをして水が落ちたら順次植えていく。


今年の田んぼは5f田植をするが田んぼを数えると21枚、

大きいのは45e小さくて三角のものまである。

一番遠いのは2キロ先、ハイスピードのトラクターは威力を発揮している。


池には赤腹イモリがたくさんいた。どうやってここに来たか不思議だ。

真ん中右のところに湧水の所がある。あそこから歩いてきたのかと思う。

イモリは水陸両用らしい。




ハウス開放

(20160508)




今日は気温が上がるで朝からハウスを開放する。

二日間寒かったので開けないでいたがもう霜の心配もないと思うので

夜も開けたままにする。

気温によってのビニールの開け閉め作業は明日から解放される。


荒耕しはイベント田を除いて全部完了して順次一回目の代掻きをしている。

自然栽培の田んぼはまだ水を迎えていないので谷を堰き止める

土のう(土を詰めた袋)を作って持っていかなければならない。

機械に乗っていれば済むような作業ではないので少し億劫になる。

辛い所だが頑張るしかない。

周りの田んぼは田植が済みつつある。連休で家族総出の田植というのもチラホラ見た。

この時だけは羨ましいなと思う。

早い人は草刈りまで済ましている。

今年の草刈りはどうにも手が回らないのでシルバーさんに来てもらうことにした。

毎年雑草だけは順調に育つ。




田植機はネットで手に入れた日よけと予備苗の棚を取り付けた。

苗一回の積み込みで10eの田植ができる。

田植機はエンジンが安定しない。キャブの掃除が必要だが一番入り組んでいるところにあるので

難儀なことだ。

これを直さないと始まらない。




比和牛供養田植

(20160507)




田植の開催案内が届いた。こんなポスターに名前が載るのは初めての事だ。

場所は僕の家から3番ウッドで届くところ。グーグルで見るとJAガソリンスタンドの裏にある。

そこに僕の田んぼは2枚あって小さい田んぼは田植用、

大きい田んぼは準備とかに必要だろうということで当日まで荒耕しはしないでおくことにした。

田植祭が終わったら荒耕しから始めて一連の農作業をして泥落としということになる。

今年の開催で何も不便がなければ4年先もこの場所になるだろう。

その前に牛飼いをする人が居なくなってしまうのではないかと危惧されている。


今日は田植ができるよう植え代を掻く。

水が減ったところで田植機を入れる。

代(掻)かきの傍ら使う田植機を引っ張り出す。

点検と言ってもエンジンくらいのもので実際植えてみないと調子はわからない。

もう一台の田植機の部品は全部そろったが

修理して完動品にするには時間がかかる。

故障などのトラブルがない限り修理は後回しにすることにした。




自然発芽

(20160506)




荒耕しは後45eを残すのみとなった。

明日以降代かきをしながら田植をするが少し苗が短いように思う。

田植機の調子も見るので月曜を田植始めとしよう。

修理している田植機の部品がそろった。

暇を見てするつもりだったがとてもそんな余裕はなくなった。

楽しみは後回しにすることにした。


昨日荒耕しをした田んぼは水が溜まっていてぬかるんでいた。

いつまで待っても乾きそうにないので思い切って荒耕しを始めた。

水たまりに生物がいる。

カエルではないドジョウでした。

さっそく自然栽培の池に放流することを思いつきドジョウを獲った。

田んぼの中のドジョウ獲りは網ではなくスコップを使う。

田んぼの中を掘り返していて発見したものがあった。

去年の倒れた稲が出てきて、何か白いものが見えた。

泥水に浸かって土が覆いかぶさっていても籾が発芽していたのである。

酸素も温度も低い土中で自然発芽するのだから強いもんだと改めて感心した。


米の品種を変える時は落穂が翌年に自然発芽して前の品種が混ざることは聞いていたが

本当に発芽しているのを初めて見た。

ドジョウ獲りで遊んでいたらいい発見ができた。


ちなみに神辺のマルナカスーパーの鮮魚売り場には中国産ドジョウを生きたま食用として売っている。

研究者にこれを放していいかと聞いたらダメということで

買って帰ったが食べる気になれず畑の肥やしにしたことがあった。


昨日のドジョウは純国産なので自然栽培の池で増えてくれればいいと思う。

谷水なので水温が低いのが気になる。




強風

(20160505)




昨日の強風でヨットのおじさんの苗ハウスのビニールが裂けた。

簡易倉庫もひっくり返った。

僕はトラクターに乗っていたのだがあの重い乗り物が揺れた。

僕のハウスは住宅や背後の山が西と北の風を防いでくれたので助かった。

町内で数件の被害が出たようだ。

近年は苗を購入する人が増えて育苗管理をする人は少ないので

強風にもかかわらず比較的被害は少なかったようだ。


ビニールは新品だそうで処分するにはお金がかかる。

もらってきて来年の育苗プールの下敷きとして再利用しようかと思っている。


今日も終日トラクター作業です。




今日も代かき

(20160504)




ネタがないので三日連続同じ田んぼの写真を載せる。

あれだけ雨が降ったのにこの田んぼは満水にならない。

道路を横断しているヒューム管が道路の陥没により水が来なくなっている。

道路の陥没は下水工事の影響があると思う。

こんな田舎でも下水管が通っている。

ここから約1キロ下流に下水処理場があるからだ。


ヒューム管に長い竹竿を突っ込んでみると明らかに陥没の影響で詰まっているのがわかる。

ここは市道管理の担当者を呼んでということになるのだがあいにくの連休中。

連休明けには工事をするよう交渉することになる。

詰まっていても少しずつ水は入っている。

今日中には何とかなるかもしれない。


今日二男は三次で妹と合流、福山へ帰って行く。

米の選別機のカウントを見ると60袋となっている。

合計3トン近く米袋を持ち上げたことになる。

いい運動になったと思う。




今日は色選作業

(20160503)




昨日の田んぼは水が十分でなく代かきは中途半端になった。


毎朝苗に水をやってから車に乗りパトロール。田んぼの水の入り具合を見て

どの田んぼから作業するか考える。

田植が済めば水の管理のパトロールが始まる。

昼間ならバイクだが朝はまだ寒い。真夏になるまで朝の日課は軽トラで

することになる。


今日は二男に手伝ってもらい27年産米の色選作業をする。

去年の米は味には問題ないのだが

カメ虫被害の着色粒が時々出てくる。

乾燥調整段階で色選機を通しているが選別しきれていない。


都会の田んぼでは考えられないが山林や原野、さらに牧草を作っているところでは

この虫が大繁殖して深刻な問題になっている。

この虫のために高価な機械や手間がたくさんかかるようになった。

天敵がいればいいのだがそんな虫は聞いたことがない。

おそらく二度目の色選をしても除去できないだろう。

農薬漬けにするわけにもいかず困った問題だ。

米を買っていただいている方には大変申し訳がないと思う。


二男はガッテン系でないので今日の米の運搬は良い運動になるだろう。


昼からは雨予報なので水の不足した田んぼは絶好の代かき日和になる。

トラクターのキャビンの中は快適で音楽でも聞きながら作業ができる。

つらかった農作業もついにここまで来た。




入水

(20160502)




荒れた田んぼに水を入れた。水漏れは激しいが

一旦代をかくと水持ちはよくなるので何とかなりそうだ。

よくなったところで更に入念に代をかくと土が溶けてトロトロになり

完全に代が仕上がる。

稲にはあまりよくないが水持ちがよくない方がよっぽど悪い影響が出る。

今日から荒耕し代かき両方をしながら苗の成長を待つ。

この田んぼは昼ごろから代かきを始める。


息子や孫が帰ったがまったく遊んでやれない。

ここ40年、ほとんどゴールデンウイークには遊びに行ったことがない。

行ったとしても記憶に残った旅行もない。

一人農業のつらい所だ。5月だけは申し訳ないことだと思う。




健苗

(20160501)




苗は順調に育っているように見える。

ところどころスズメやネズミの被害が目立ってきたので

ハウスの回りに余った種籾をまく。

スズメやハトがこれに群がってくれれば被害は少なくなると思う。

日中の気温が高くなったのでたっぷりと水をやる。

苗焼け防止のハウスの開放と散水作業で1時間、

健苗育成には時間がかかる。


昨日の福山行はキャンセル、今日昼過ぎから改めて迎えに行くことにした。




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