木屋原農園


当月更新記録


201604
201603
201602
201601

農園TOP

ディスク装着

(20160430)




荒耕しは順調に進んでいる。

今年から耕作する荒れた田んぼの表面の石をひろって二回目の

荒耕しをしようとしたら

甲羅(耕作土の下の地下地盤)にはおびただしい石があるのがわかった。

これでは通常のロータリーは持たないと判断。

新しいトラクターにディスクを取り付けて二度目の荒耕しをすることにした。


ヒッチが合わないので直装なのだが簡単なようで一人でするのはなかなかうまくいかない。

朝6時ころから試行錯誤して2時間余りかかってようやくつけることができた。

この作業も毎年一年生になっている。困ったものだ。

ごはんもそこそこに苗の水をやりディスクの試運転をする。

少々石があろうが大きな根も問題なく荒耕しができるはずだ。


荒れた田んぼはもう一つ問題があった。

砂壌土なので長年稲作をしていないと水を当てても漏れてしまうのだ。

大量の水を入れて石にとどかない爪の短いロータリーで入念に代かきをする必要がありそうだ。


昼前から福山に孫を迎えに行く。

正月には合っていないので一段と大きくなっているだろう。

妹も産まれだいぶしっかりしたようだ。

順調に育ってくれるのはありがたいことだ。




初仕事

(20160429)




新車の初仕事は旧車の救出だった。

ディスクは古すぎて合うヒッチが無いと判明。直装しかないということで

旧車で荒耕しを始めたが去年の秋暗渠排水の工事をしたところの底なし沼に

つかまってしまった。

想定はしていたのだがもう少し際まで耕そうとしたのがまずかった。

前も後ろにも進めず、あがけばあがくほどトラクターが沈んで

とうとう四輪空回りしてしまった。


こういったときはあがかずに早めにトラクターで引っ張ると難なく脱出できるのだが

何回も経験したが魔が差してしまった。


助けをよんで新車は大きいので難なく出ると思っていたら

トラクターが吸盤で泥土にくっついたようになり大変なことになった。

とうとうヨットのおじさんのトラクターを借りてきて周りの土を撤去、トラクターの腹の下を

スコップで掘って、二台のトラクターで引っ張り上げた。

国道からも見えるので大変恥ずかしい思いをした。


と言いつつ一時間後にまた別の場所で落ち込んだので未熟を露呈してしまった。

二回目は早めのヘルプを出して事なきを得た。


一枚の田んぼにトラクターが三台。トラクターの実演会場のようになった。

営業所のみなさんありがとうございました。




本日も荒耕しですが午後から同級生宅の葬儀に行きます。




荒耕しモード

(20160428)




乾いた田んぼを荒耕ししたいが待っていられなくなった。

ぬかるんでいても無理やり作業していかないと間に合いそうにない。

とりあえず固そうな田んぼから耕していく。

済んだところには直ぐに水を入れて代かきの準備をする。

今年の耕作面積は約5ha。一部は済んでいるが3日間はトラクターに乗りっぱなしになる。

新しいトラクターにはデスクを付けて、条件の合うところだけを耕す。

写真のデスクは古いもので錆びているが鉄の塊で石の多い所や

長年放置してある田んぼに威力を発揮する。

雑草の根はごっそりひっくり返してくれるのだが畝が高くなって均平に戻すのに

少し時間がかかるのが難点だ。

古い32馬力では少し重い感じがしたが新しいトラクターでは

丁度バランスが取れるので仕事もはかどる。

CDでも聞いて鼻歌で仕事ができるだろう。

新しいトラクターはしばらくの間土足禁止にしようと思っていたが

そんな悠長なことは言ってられなくなった。




今からディスクを付けるがヒッチが合うかどうかが問題。

合わない場合はトラクターのヒッチを外して直装(3点のリンクを直に)するか

ディスク側にこのトラクターに合うヒッチを手に入れる必要がある。

直装はシャフトを合わすのが難儀でアッという間に時間を浪費する。

ヒッチが合うことを願うばかりだ。




納機

(20160427)




今後10年トラクターだけは買い替えが必要と判断して売れ残っていた

排ガス規制前の一世代前の物を予約していた。

アタッチメント(作業機)は前のものを使うということで本体だけを購入している。

このトラクターは時速30kmで走り、乗るには大型特殊の免許が必要で

西日本で最後に売れたという機種になると思う。

去年の暮れ免許を取りに行ったのはこのためだった。

今まで使っていたほとんどのアタッチメント(作業機)が取り付けられるメリットもだが離れた田んぼの移動が

早いことも購入の大きな要因になっている。

機械道楽もついに千秋楽を迎えた感がある。


今日は雨が降るまでに肥料と改良資材の散布を済ませて

集落の農業関係補助金の書類整理をして報告する。

機械散布と言っても袋を開け機械に積み込むのは人力、今のところ

これだけは省力化はできない。

昼からは頭を使って体は休めることにした。




昨日の夜猟友会の総会があった。平成27年度のイノシシ捕獲頭数は70頭。

その中で僕は10頭捕獲している。

重量でなく頭数なのでペーパーの中では貢献大ということになった。




緑化

(20160426)




苗の緑化はいきなりカンカン照りにさらしては良くない。

昨日は曇っていたのでシートをめっくって緑化を進めた。。

今日からはシートを掛けないで高温に注意しながら苗の管理をする。

霜より高温障害の方が被害が大きいので失敗は許されない。

この調子で苗が育つと5月下旬までには田植を完了しないといけない。

代かき→田植→代かき→田植の自転車操業が始まる。

世のゴールデンウイークは僕の百姓ウイークなのである。




太鼓

(20160425)




お宮の掃除をしていたら僕らの3代前に寄進された太鼓があった。

今日来ている70代役員のおじいさんということだった。

叩いてみたら乾いた音がした。

昭和8年というから80年を超えている。

雨風には当たっていないがよくもったものだと思う。


五穀豊穣安全祈願が済んで御神酒をいただいた。

お供えの2本と繰越1本を綺麗に胃袋に入れ、今回の総代は恐るべしということになった。

今回のメンバーで3年間役を務める。

酒米の売り上げが増えるのは生産者としてありがたいことだ。


今日から農作業再開、改良資材の散布から始める。




灌水

(20160424)




種まきから一週間が経った。シートをめくると芽が出て緑化している。

覆土が乾燥しているので水をやりもう一度シートを掛ける。

シートを取ってしまうのはもう少し先になる。


画像のところは100点満点だが乾燥して芽が出ていなかったりネズミの被害があるところは

惨いことになっている。

毎年の事だが5%は使えないという想定で田植をするしかない。

最悪の場合余った苗をもらって歩く。


今日は木屋原のお宮の春祭りと自治振興区の総会がある。

両方役員なのでどちらも顔を出す。

お宮は掃除から始めるので朝から出勤、農作業どころではない。


苗はカビなどの病変は見えないので一安心。

水はやったので後は高温だけに注意してシートを取り上げる時期を待つ。

ネズミ被害はどうしようもないので天使の分け前としてお裾分けと思った方が

腹を立てているより精神衛生上安定する。




田植機

(20160423)




格安で落札した田植機の修理を始めた。

苗を載せる台から前は土は付いているが驚くほど状態が良いが

取り外した肥料関係の鉄の部品は腐っていてひどい状態だった。

前の持ち主はシーズン最後の丁寧な水洗いを怠っていたようで土も肥料もついたままだった。

錆びたり腐った部品はほとんど変えるように注文したが

もう一台のスクラップから使える部品を持ってきても不足するものが出てきた。

追加部品が来ないと組み立てられないので

当分このままにして農作業をすることにした。

こんなに錆びる所なのにステンレスの部品はごく一部しか使っていない。

この機種が出たころは代かきの後に肥料を田んぼ全面にまいて

田植後に追肥をするのが主流で田植と同時に肥料散布するのは

先進的試みだった。

メンテナンスをしっかりするようにということだろうか。

シーズン終了後は今まで以上にメンテナンスに力を入れようと思う。



格好ができた

(20160422)




昨日雨の中10年近く耕作していない田んぼの荒耕しをした。

遠くから見ると動いていないような最低の速度でヨモギや萱の生えた土をひっくり返した。

萱のところは根がつながっていてゆっくり耕してもトラクターが難儀をした。

道行く車がこの雨の中何をしているんだろうかと車を止める人もいた。

昼寝をしているときはもっと不思議な光景だったかも知れない。


普通の田んぼと違い大雨の中でも畑のような土になっているので

荒耕し作業はできたが水田にするには水漏れするので相当の時間がかかるだろう。

土の中の石もガンガンとだいぶ掘り返したと思う。

雨で石が洗われよく見えて拾いやすくなっているだろう、

もう一度キャタ運搬車を入れ石拾いをしてから代かきをすることにした。


今日はどの田んぼも水が溜まりぬかるんで何も作業できない。

田植機の部品が来たので今日から暇を見ては修理作業を始める。




改良資材

(20160421)




焼いた牡蠣殻をまいている。

一袋20s入った牡蠣殻を散布機械に8袋入れて田んぼにまいて行く。

反当4袋として一回に約2反(20e)が済む。

力を使うのは袋を開けて機械に張り込むときだけだが結構疲れる。

トラクターが古くパワステでないのも60肩には堪えるが

この機械があることで随分と楽をしている。


牡蠣殻は炭酸カルシュウムで出来ていて石灰の代わりをする。

殻は多孔質で微生物が好んで住み着く。

いわゆる田んぼフローラ(腸内フローラからいただきました)によいことになる。


今年の自然栽培の田んぼはレンゲの栽培に失敗して牡蠣殻をまくことにしたので

特別栽培米認証には種まきの時に使う農薬と有機肥料として

牡蠣殻使うよう申請をしている。


木屋原農園の自然栽培は「栽培期間中は農薬を使用していません」と

表示することにした。


ど根性タンポポを発見した。

橋脚コンクリートとアスファルト舗装の間に生えている。

なぜか元気が湧いてくる。






畔付

(20160420)




仕事始めは自然栽培の田んぼの対岸にある同級生の田んぼの畔を付けた。

ほ場整備をしていない棚田であるが畔には石がなくまあまあいい畔が付いた。

その後僕が管理している田んぼに行ったら即石にあたりシャーピン(安全ピン)が折れた。

時間を置かず2回目も折れたので畔付は止めて改良資材をまいた。


自然栽培の田んぼと同級生の田んぼとは小さな川を挟んで余り離れてはいないが

土質が全然違う。

上側が自然栽培の田んぼ。

手前の田んぼは黒ぼく土で

左上に今回土を掘った跡が見えるが真砂土と粘土を混ぜたような変な土だ。


粘土質は排水に大変苦労する。

今度の工事で排水口は増やしたが秋までには田面を固める水管理を徹底しようと

思っている。


今日は一部改良資材をまいておいて

水路に水が通るので

水漏れがして荒耕しが難しくなるところを先に済ませる。水漏れがしないところは

田植直前までほっておいても田植作業は間に合う。


少し作業を早めないと苗が大きくなりだしたら大変忙しくなる。

連休が始まるまでには荒耕しを済ませたい。




スタート

(20160419)




種まきの筋肉痛で体を動かすたびにバキバキと音がするような一日だった。

今日から田んぼの作業を始める。

まずは畔付から始めるが石の無い畔の田んぼしかできない。

場所を選んで半日トラクターに乗っていれば済むだろう。。

それが済んだら改良資材をまく。

窒素・リン酸・カリの三要素以外のミネラルが食味を左右するといわれている。

僕は安くはないが毎年牡蠣殻や苦土石灰をまいている。

食味に効いているかいるかいないかは不明。

ただ稲は元気になっているのは間違いない。

僕の精神安定剤としてはよく効いている。

20sの袋を10e当たり3〜10袋まいて行く。

農協の倉庫には僕の改良資材が何トンも積んである。

一度にやると腰が壊れそうなので

トラクターの荒耕しを途中に入れ、休みやすみ作業を進める。

トラクター作業はエンジン音を聞いていると眠くなる。

キャビンは狭いがうたた寝ぐらいはできる。

農作業の中で一番楽な作業と言ってよい。


画像の畔付機は僕のトラクターにつければ安定して作業できるのだが

共同なのでこのまま使う。

上手に塗れるようになったときには仕事が済んでいる。

この機械もだが一年一回の事は毎年一年生になっているとみんな言っている。




種まき完了

(20160418)




千箱の種まきが無事終了した。このハウスには苗箱600枚が並べられている。

この枚数で約3fの田植ができる。

苗箱の並べ置きも人数が多かったので過度の負担にならず例年に比べ

楽だったと思う。

床土をロックウールにしたので土の苗箱より少し軽めなのも好評だった。

機械の片付けも手伝ってもらったので春の一大イベントは

一気に片付いた。

朝寝をするぐらいお疲れ気味だ。今日はぼんやりと休憩して明日から田んぼ作業に入る。




種まき

(20160417)




種まきを少雨決行することになった。人員は9人集まってくれる予定だ。

昼ご飯を用意して千箱の種まきをする。

手伝いに来てくれる松長さんからヤマメご飯の提供がある。

炊き込みご飯好きの僕にとってありがたい応援ご飯だ。

一升釡で焚くので美味しいご飯ができるだろう。

僕の家は嫁にカレーを作るようお願いした。


石の撤去は頭上を見上げると夜半の地震の影響だろう

新しい落石の跡がある。

その下でハンマーを振り回し石を叩く気にはとてもなれず火事場の馬鹿力で引きずり上げた。。

薄く割れた角のある石だったのがラッキーだった。

割らない限りとても持ち上げられるようなものではなかった。


段取り八分仕事二分とはよく言う。

昨日一日中片付けや準備をしたが完全委には準備ができていない。

みんなが集まる9時までには種まきが始められるよう

朝ごはんもそこそこに準備を始めています。




落石

(20160416)




熊本は予想以上に大きな被害だ。

今のところ見守る事しかできない。


ヨットのおじさんの種まきは昼までに滞りなく済んで、昼からは僕の準備に

取り掛かった。

一年ぶりのことで準備に戸惑っている。毎年一年生になっている。

日曜の天気は雨模様となって中止か強行か判断をしかねている。

月曜は頼める人数が限られる。延期の場合の人集めをどうしようか思案中です。


水路の水漏れ修理をしていたら地震のせいではないだろうが

大きな落石を見つけた。

とても人間の力では持ち上げられない。

おまけにトラクターも重機も行けない一番便利の悪い所に落ちている。

割って取り出すことにしたら落石があるところだから上を見たらチョー怖い。

ここは僕らが管理している田んぼの生命線になる水路。

今からヘルメットをかぶって小さく割って取り出す。

クラックの入った割れやすい石が救いだが、

逆にこのタイプの岩盤の下の作業は何とも気味の悪いものだ。

ハンマーの一打ごとに上を確認して

朝一番早めに済ませる。




種まきの済んだ苗箱を積んでシートをかけている。

おじさんのやり方はこの状態で芽が長くなってからハウスに入れる。

僕のやり方は蒔いて直ぐにハウスに並べる。

立地条件もあるが種まきのやりかたはいろいろある。




水路修理

(20160415)




今日はヨットのおじさんの種蒔きだ。水路に水を通すので去年から気になっていた

漏水個所の修理を先にしておくことにした。

濡れると充填剤が効かなくなる。

稲作が始まると水路は一時的に止めることができるがコンクリートが

乾くまで止めておくわけにはいかないからだ。


種蒔きは昼には終わるだろうから僕の準備をはじめることにしよう。


沢山の種籾を車庫兼通路で乾燥している。

今年は種籾が多いので洗濯機の脱水は諦めて車庫に広げることにした。

作業小屋に並べてもいいのだが人気のない所ではネズミやタヌキに持っていかれる。

人間の足音がして明るい所は嫌うので今年からこの方法にした。


頭上のツバメが鳴いている。

下で僕がフォークリフトを動かして作業してもカラスや蛇が来たようなパニック的な

鳴き方ではない。

人間は敵でないことを認識しているようである。


まだ卵は抱いていない。




畔完成

(20160414)




自然栽培の田んぼの畔が完成した。

排水路も深く掘ったので秋の乾田化もでき秋作業が楽にできるようになる。

乾田化でレンゲも発芽がうまくいき窒素の補給が大いに期待できる。

畔幅も広いのでトラクターの草刈りができて大変省力化になる。

機械が通るので畔が転圧され水漏れの心配はなくなり深水の栽培が可能になる。

面積は小さいが理想の米つくりができることになった。

昔なら畔を削って田んぼを広げ面積を確保するところだが

時代が変わったということだろう。


昨日は昼から雨が降り今日は田んぼの仕事はできない。

重機の移動や種籾の洗濯機脱水作業をすることにした。

発芽した種籾は濡れていては綺麗に撒けない。

昔は陰干しで乾燥していたが日にちが長い分ネズミの被害などにあって困っていた。

洗濯機の脱水をするようになって一手間かかるが何もかも調子がいい。

いろんなことを考える人がいるもんだ。


手前は同級生の田んぼ。昨年は僕と同じ収穫皆無だった。

今年の秋にイノシシ柵が完成すれば防御も完全となる。

来年からは安心して米つくりができることだろう。




ツバメ

(20160413)




ツバメが巣作りを始めた。最初から来ていたつがいだと思う。

塗り付けた土が落ちたりしてなかなか巣作りが進まない。

人間と同じで上手、下手があるようだと見ていたのだが

進まなかったのは始めた頃が大雨の日で土が柔らかかったのかと想像してみる。

下の部分が乾いたら一気に3/2が完成した。

今年も巣作りをしてくれて一安心、胸をなでおろしている。

糞害になるので巣の下には大きな紙を敷いた。

巣立つまで車は外に止める。今年も無事に巣立ってくれればと思う。


自然栽培の土木工事は昨日で終わった。

レンゲが少し芽を吹いているところがあるので耕すのはも少し待つことにした。


今日発芽機の温度設定を32℃に上げる。

明日の朝か昼までには種籾の芽が出て、いわゆる「ハト胸」状態になるだろう。




完成

(20160412)




昨日は天気は良かったが寒い一日で風が吹いた。

昼過ぎまで風が止むのをまったがおさまりそうにないので意を決して天井ビニールを張った。

ヨットの帆が風を受けるのと同じで風を含んだら体ごと持って行かれそうになる。

何回か失敗しが仮止めが決まれば風が入らなくなるので一安心。

後はじっくりビニール紐をかけて地盤に固定してあるステーに結んでいく。

完成したら少々風が吹いてもびくともしなくなる。


右のハウスの塩ビ管は紫外線でボロボロになっている。

塩ビ管は土中なら長年持つが天日に当たると20年くらいのもんだと思う。

厚みがないともっと早い。

新しい灌水装置を買ってきたので種蒔きまでには配管をする。


17日(日)を種蒔きの日と決めて人数を集めた。

子供に親戚、集落の人を頼んで7人以上が集まってくれることになっている。

息子が帰れば孫も付いてくる。二男も小学校に入って一段としっかりしてきただろう。

賑やかになりそうだ。


日曜の天気は下り坂。日にちは変えられないので雨の対策を考えなくてはいけなくなった。




荒野

(20160411)




10年以上耕作放棄された田んぼを耕作することになった。

田んぼは3枚、全部で1500坪(50e)ある。

身長より高いほどの萱が生い茂ってイノシシの隠れ場所にもなっていた。

夕方火を放ったら心配になるほどよく燃えた。

枯草がなくなりスッキリしたが何年も耕作放棄した原野が現れた。

ところどころイノシシが掘り起こした石も見える。

先日の雨で雑草が一斉に芽をふいた。


大きな萱の根株があるので僕のトラクターで田んぼにするには相当時間がかかると思う。

10トン以上の大きなブルドーザーで代かきをすれば一番いいのだがそんな費用はない。

ここに稲が育つことを想像して時間を薬に取り組むことにしよう。


今朝は風が強い。昨日やり残したハウスのビニール張りは

この風ではできない。

土砂運搬の手伝いから始めよう。




浸種

(20160410)




種籾の浸種を始めた。12℃で約4日間だが日中の気温が20℃になるので

冷水を足しながらしないと発芽が早まり不揃いの原因になる。

4月中旬の種蒔きは霜の被害が免れる代わりにこういった不利な面がある。

基本的に稲は種籾から苗までは熱に弱く寒さには強い。

米になる7月8月は冷夏に弱い。


土木工事が後1日になった。

簡単に盛土して整形するだけの工事なので

車で走ったりすれば沈下する。当分の間は重機で手直しが必要だろう。


土運搬の手伝いをしているが工事屋さんの重機の油圧操作パターンが違っていて

土の積み込みがうまくできない。

切り替えは簡単らしいがうまく切り替えができない。。

効率は悪いが時間を薬に今日も少しは土の運搬をして操作の練習をしておこうと思う。

操作パターンはコマツ・三菱とそれ以外ということらしい。




シイタケ満開

(20160409)




去年の秋のシイタケは大不作だった。

今年の春は何故か大豊作のようです。

秋に生えなかったので諦めていた僕の家の古榾木にも沢山のシイタケが生た。

広島の親戚の山にも行って見たが既に取り遅れて傘が開いていた。

(木が古くなると小さい時でも傘が開く)

高齢で取りに来れないということなので僕が代わりに取りに行って送ることにした。




帰り道に作業路の工事をしている自然栽培の田んぼに寄ってみたら

去年秋蒔いたレンゲの姿はなくセリが土深く根をおろし育っている。

5株も抜けばボール一杯にすぐなる。

引っこ抜いてお浸しにして食べたら少し苦かった。

自然栽培の田んぼということで何かが影響するのかとも思う。

美味しく食べるアクとりの方法を調べる必要がある。


今日はシイタケの収穫をして

少しでも早く作業路の工事を終わらせるため土運搬の手伝いをする。

これが済まないと他の農作業をする気になれない。




桜咲く

(20160408)




田んぼに水が溜まり農作業が何もできない。

そろそろ育苗ハウスの準備をしておくことにしよう。天井のビニールを張る時は

手伝いを頼まないと一人では難しい。

ヨットのおじさんにお願いしようかと思う。


昨日雨は降ったが気温は15度以上になった。

猟師の番小屋の桜を今朝見に行ったら5分咲きにはなっている。

去年の満開は11日と記録している。暖冬から一変、大雪となったがほぼ例年並みに咲いた。


一年前の記録を見るとこの頃山のシイタケを取りに行っている。

雨が降って暖かかったので桜の調子から見ても今年も取り遅れになるだろう。

全部持って帰り日頃お世話をいただいている方に迷惑は承知で差し上げることにした。

商品価値はないが何かの役には立つだろう。




コブシ満開

(20160407)




昨日袋に詰めた種籾を催芽機のある作業小屋まで移動をした。

コブシが満開で絵になると思って写真を撮ったがうまく表現できていない。

今日の雨でコブシが散り始めた。白い花も一気に黒ずんできて汚くなる。

なんか物悲しい。


種籾は取り違いをなくするためコシヒカリは青、酒米はカラーの袋に入れている。

種蒔きも育苗管理も酒米はうるち米とは全然違うので

混米は命取りになる。田植をするまで厳重管理をする事になる。

もし混ざったら家畜の餌にしかならない。


夜中にかなりの雨が降ったので今日は田んぼも作業路も土いじりはできない。

種籾を消毒してネットで落札した田植機の整備でもしようと思う。


田植機本体はかなりいい状態だが施肥周りがプラスチックを除いて

金属は腐食してほとんど壊滅状態だった。安いはずであるが

部品はあるので修理すれば一生使えることになる。

部品は完成品の事を思えば3倍ぐらいの値段になるが工賃無しなので予算の範囲にはなる。

貧乏性のようだが新品を買うとなる軽乗用車の上位機種の2台分以上の

高い買い物になるので仕方のないことだ。

田植機だけは新品に買い替えることはしないで頑張ろうと思っている。




作業路

(20160406)




知り合いの工事屋さんに作業路の工事を頼んだ。

完成すれば田んぼぐるりをパトロールできてイノシシ柵の運搬など資材の運搬もできる。

当分草は生えないが生えてもトラクターで草刈りができて完全に省力化が図れる。

夢であった理想の田んぼがようやく実現することになった。

既設のトタンは雪で倒れてしまったがイノシシの攻防が激しくなる8月までには

復旧してトタンと電柵で侵入を防ぐ。

秋にはワイヤーメッシュ柵の支給があることになっている。

ワイヤーメッシュが加わればガッチリした防護柵が完成、当分安心できると思うがどうなる事やら。


昨夜ツバメのつがいが車庫の天井で寝ていた。

車庫の苗床マットを移動したので猫の被害がないと判断したんだろう。

今日は三重県に取りに行った米の冷蔵庫を車庫に設置する。

高さが2メートル以上あるが巣をかけそうなところからは少し離して設置するので

ツバメのプレッシャーにはならないと思う。

このまま巣をかけてくれれば嬉しい。


今日から2〜3日は土砂の運搬係をすることになる。少し早くから工事を始めれば良かったが

田んぼが固くならないと運搬車や重機が入られないので仕方なかった。

残業してでも済ませないと後の日程が忙しくなった。


昨日のカープは「広陵高校甲子園悲劇の王子」野村に勝が付いてよかった。

カープを他所にテレビを見ていてカレーの特番があったので

僕のカレーを紹介しよう。

普通に作るのだが固い原木シイタケを少し厚めに刻んで他の食材と炒めて入れる。

食感もいいし美味しい。

肉もたっぷり入れるのでコレステロールの中和にもいい。

お試しあれ。




不思議なこと

(20160405)




畑として使っていたハウスの骨は随分と錆びている。

同じ年に建てたものだが

育苗ハウスとして使っている方は年間約2か月保温のためにビニールを覆う。

覆うと覆わないではこんなに差が出るものかと思う。

10年分を積算しても2年程度の経過年数の差になるはずだがそれ以上の錆が出ている。

終末の金属塗装は雨ざらしにすると余計に進むということか。

機械金属は屋根の下に置くのが最良のメンテナンスになるということだろう。


僕は音痴だ。でも歌は好きだ。

農作業の初日の祝として一杯飲んだら4時間もの間懐かしい歌が流れてきた。

飲み会でカラオケに行ったようで楽しかった。

人が歌うのはどうでもいいが聞くのは大好きだ。

当然杯が進んだ。


本日種籾の準備から始める。

ヨットのおじさんは10日ごろ種蒔きをするので次の週に僕の種蒔きをすることにした。

決めた日から逆算して種籾の水浸しを始める。




苗床均し

(20160404)




育苗マットの移動が遅れてツバメがどこかに行ってしまった。

家の守り神が去ったようで寂しい。

次の「つがい」が来るのを待つとしよう。


何も片付かないが育苗ハウスの床均しから始めることにした。

ハウスの中は雑草が生えて凸凹なのでトラクターで浅く耕してゴムキャタの運搬車で転圧する。

育苗箱数が増えたので10年以上使っていない隣のハウスも同じように均す。

そこには玉ネギが植えてあるのでその場所だけはもったいないので残して耕す。

去年の秋育苗数を想定しておけばこんなことにならなかった。

来年の育苗数は千箱を超えると思うので育苗ハウスを畑として使うのは止めることにする。


今日が稲作の初日、8ケ月先の千秋楽まで長いようで短いもんだと思う。

今イノシシさんはタケノコ堀で忙しそうだが

夏になったらデスマッチが始まる。

このことも楽しむことに切り替えて専業2年目の船出をする。




満開

(20160403)




ツバメ第一号が僕の家のコブシの開花とともにやってきた。

毎年巣をかける車庫兼通路に育苗マットの山がある。

これをどかさないと猫の餌食になるのでここには巣は造れないだろう。


今日は集落の基幹水路の掃除の日だ。

水路に溜まった枯葉や土を除いて水を迎える。毎年の恒例行事だが

昔の事を思えば水路がコンクリートになり大変楽な作業になっている。

掃除と言っても型どおりで勢いよく水を流して掃除は完了だ。

水路掃除から帰り次第マットを別の場所に移動することにした。




車中泊の旅は大変疲れて一杯飲んだら泥のように眠った。

トラックの座席シートをベッドにするが僕の身長より少し狭い。

高速道路の仮眠には十分だが車中泊にはきついものがあった。

バカなことをしたなと反省している。




トラック旅行

(20160402)




僕は金曜日の午後から三重県の鈴鹿市に出かけていた。

米の保冷庫が不足しているのでヤフオクで落札したからだ。

新品だと20万以上、中古でも10万の代物を外観も綺麗で保冷機能もあるというで4分の1で落札した。

いつもの中国道は車は空いているがもう見飽きたということで

山陰道・9号線・京都を経て三重県へ、帰りを中国道にして車中泊の二日で往復した。

山陰道はところどころ高速道路は繋がっていないが無料区間が多く安くついた。

帰り道大阪万博公園の桜は満開のようでものすごい人が押し寄せていたが

僕は花見で集まった人を横目に見て太陽の塔の横を通過した。花見でなく「人見」をしたような気分になった。

行きも帰りもマイペース。距離は走ったが渋滞もなく快適だった。


帰って集落のシャンシャン総会を済ませた。


鈴鹿市は工業地帯でホンダの工場もあり活気のある町だった。



復活

(20160401)




今日は雨模様、シイタケの榾木の運搬が残っているが体がしんどいので休憩することにした。

榾木を積む所の古い榾木からシイタケがのぞいている。

秋に不作だったのでこの榾木は終わったのかと思っていたがまた復活したようだ。

肉厚で美味しそうなシイタケが生えているのでもう少しの間楽しめる。

この調子だと自然栽培ほ場の奧の山のシイタケも期待できるかもしれない。

さっそく確認に行って見よう。


売るには少なすぎて食べるには多すぎる。

ほしい人があればmailをください差し上げます。


今日は土曜日の自治会の議案でも作って印刷をしようと思う。

印刷は役所のインク仕様の輪転機を使わせてもらう。

印刷は簡単だが製本には結構時間がかかるのでめんどくさい。

製本機を買ってもらいたいが高いので無理だろう。


役所に行くので新しいバイクのナンバー交付を受けたいが

考えてみれば今日申請すれば税金が掛かる。明日から乗れるようにすることにした。


新しい年が始まった。

僕の米作りは5haという最大の耕作面積に挑戦することになった。

集落外にも耕作することになったので機動力がより求められることになる。

全般的にヨットのおじさんが持っているものは僕は持っていなくて、

おじさんが持っていないものは僕は持っているという感じの二人が同じところで米作りをする。

これからも二人三脚でやって行こうと思う。




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